ニュース
村建設シム「The Wondering Village」の制作がアナウンス。荒廃した世界で生き残るために巨大な生物の背中で村づくり
Steamの「The Wondering Village」配信ページ
「The Wondering Village」は,毒性の強い花粉をまき散らす植物が蔓延したことにより,地表で生存することが難しくなった世界が舞台となる。生き残った人たちは,巨大な生き物「Onbu」の背中で生活することを選び,そこで農業で作物を作ったり,火炎放射器を使って毒性植物に対処したり,地上に探査グループを派遣して貴重な資源を獲得したりしながら,村を再興していくことになるのだ。
アニメ「風の谷のナウシカ」などにインスパイアされたという設定が,日本の多くのゲーマーにも受け入れられそうな「The Wondering Village」だが,Onbuの向かう地域によって気象も変化し,それに合わせて生活を変化させていくというシステムになっているようだ。グラフィックスは3Dで描写されているが,背景は手書き風の2Dアートワークになっており,キャラクターたちも2Dで描くことによって,アニメ的な世界観にまとめられているのも面白い。
クラウドファンディング(リンク)はスタートしたばかりだが,3万ユーロという少額な目標金額になっているせいか目標達成にはかなり近づいている。発売は2022年10月としばらく先の予定で,現時点では英語のみの言語サポートになっているが,アーリーアクセス版のリリースも予定されているようなので,気になる人はSteamストアページ(リンク)でウィッシュリストに追加しておくといいだろう。
「The Wondering Village」公式サイト
- 関連タイトル:
The Wondering Village
- この記事のURL: