インタビュー
[インタビュー]MMORPGの真の楽しさを届けたい。「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」開発運営のキーパーソンに気になる点を聞いた
発表会終了後,本作の開発を手がけるライオンハートスタジオと,運営を担当するカカオゲームズジャパンのキーパーソンに,短い時間だがインタビューする機会を得たので,その模様をお伝えする。話を聞いたのは,以下の4名だ。
北欧神話オープンワールドRPG「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」発表会レポート。正式サービスは6月予定,CMにはオダギリジョーさんを起用
カカオゲームズは2023年4月27日,オープンワールドRPG「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」のメディア向け発表会を,東京都内で開催した。このイベントでは,本作の開発および運営に携わるキーパーソンが日本でのサービスに向けて意気込みや今後の展開を語った。
「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」,スマホ版の事前登録受付がApp StoreとGoogle Playで開始に。トレイラーも公開中
カカオゲームズは本日(2023年4月27日),スマホとPCのクロスプラットフォームで展開するオープンワールドRPG「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」で,スマホ版の事前登録受付をApp StoreとGoogle Playで開始したことを発表した。登録者数が100万人を超えると,日本限定で制作されたアバター「忍者」が配布されるという。
4Gamer:
本日はよろしくお願いします。さっそくですが,「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」(以下,オーディン)を日本で展開することに対する意気込みを教えてください。
イ・ハンスン氏(以下,イ氏):
日本は大きな市場ですから,頑張って準備を進めています。よい成果を得たいですね。
キム・ボム氏(以下,キム氏):
オーディンのサービスのよさと,クオリティの高さには自信を持っています。日本のプレイヤーの皆さんに,MMORPGの真の楽しさをお届けできればと思っています。
石 民帝氏(以下,石氏):
最近,元気のあるMMORPGが少なくなってきた中,オーディンで日本のMMORPG市場に元気を取り戻したいなと。この素晴らしいタイトルで,日本のMMORPG市場の1位を取りたいです。
岩﨑慎吾氏(以下,岩﨑氏):
オーディンでは「神話の始まり」をテーマに掲げているのですが,それに恥じないように,日本でのサービスでは,きめ細かいイベント展開を重視していきます。
4Gamer:
北欧神話をベースにしたダークファンタジーとのことですが,ストーリーはどのような内容なのでしょうか。
イ氏:
人間と神々の対立を描いています。ゲームをプレイする中では,ほかの敵に立ち向かうケースも多いのですけれど,神々との戦いを描いた部分がアクセントになっています。そこが楽しみを感じられるポイントだと思います。
4Gamer:
先行してサービスを行っている韓国では,どういった部分が評価されていますか。
イ氏:
まずはクオリティの高さですね。またユーザーフレンドリーなところや,企画・サービスなども評価されています。
4Gamer:
ユーザーフレンドリーとなると,運営チームの手腕が問われると思います。
岩﨑氏:
先ほど少しお話ししましたが,やはり日本の皆さんは,まずカスタマーサポートの対応を気にする傾向が強いですね。なので,カスタマーサポートチームはすべて日本人で編制し,細かな対応をしていきます。またイベントも,日本独自のアレンジを加えて展開していきます。
石氏:
発表会では,映像を使ってどんなゲームなのかを紹介しましたが,そうやってしっかり情報をお伝えし,ほかのMMORPGとは違うということをアピールしていきます。
4Gamer:
運営面では,マネタイズも気になります。
岩﨑氏:
日本の皆さんに購入していただくということで,基本的にはガチャがメインとなっています。全体的な設計は,いわゆる無課金でも遊べるようなものとなっています。
石氏:
例えば,レベルが上がることで,有料のゲーム内通貨で購入できるガチャチケットが毎日一定数提供されるんです。そのチケットで運がよければいいものが手に入ったりもします。無課金で楽しめる道もしっかり用意していますので,そこは実際にゲームをプレイして確認していただければと思います。
岩﨑氏:
ガチャでは,基本的にアバターを獲得できます。それ以外にも,装飾品や戦闘力を上げるためのアイテムをなどを用意しています。
4Gamer:
アートワークでは,どんなことを重視しているのでしょうか。
キム氏:
ピュアなデザインを加工することが,ゲームアートの基本だと捉えています。それ以外にも多くのコンテンツを提供する上では,プレイヤーの体験に直接つながるアートリソースの生産性や効率性も非常に重要だと考えています。
4Gamer:
動画では,空を飛んだり,壁を登ったりと何でもできるような印象を受けました。そうした幅広いゲーム性を意識してオーディンを開発しているのでしょうか。
キム氏:
そこはもちろん意識しています。モバイルのMMORPGでは,壁を登ったり,滑空したり,乗り物に乗ったりといったように,そこまでプレイヤーが自由にアクションできるシステムを持ったタイトルは,ほとんどありません。でもオーディンでは,そうしたシステムを実現しました。そのシステムを最大化するために,乗り物のデザインなどにフォーカスを当てました。
イ氏:
空を飛ぶとおっしゃっていましたが,飛んでいるわけではなく,実際は滑空なんです。乗り物によっては,より遠くに滑空できます。
石氏:
ゲーム内に高台があるんですよ。一生懸命登って,高台から飛び降りて滑空すると,最高に気持ちいいんです。
4Gamer:
それではオートプレイについても教えてください。スマートフォンでプレイするとなると,例えばバトルをオートで進められないと何かと不便なケースもありますが。
イ氏:
オートプレイに関しては,プレイヤーが不便を感じないような形で開発を進めました。したがって,スマートフォンでもバトルを容易に進められるような機能がいくつかあります。また周囲のプレイヤーなどを探す機能もあり,実行するとタッチするだけで特定のプレイヤーやモンスターをターゲットできます。
4Gamer:
最後にあらためて。オーディンに注目している人に向けてメッセージをお願いします。
イ氏:
繰り返しになりますが,従来のモバイルMMORPGと差別化を図っています。自由度が高く,ストーリーも充実しており,グラフィックスも非常に優れています。期待していただいて大丈夫ですので,ぜひプレイしてみてください。
石氏:
オーディンは,クロスプラットフォームにも注力しています。スマートフォン,PCはもちろん,M1チップまたはM2チップを搭載したiPadでもプレイ可能なので,外出時にはスマートフォン,自宅ではiPadの大きな画面でプレイするなんてこともできます。いろんな環境で楽しんでください。
キム氏:
モバイルMMORPGの中でも,世界的なクオリティを持つゲームだと自負しています。ぜひ日本の皆さんにも,その魅力を感じていただけたら嬉しいです。
岩﨑氏:
グラフィックスを推しているタイトルですので,ぜひ一度は最高画質に設定してプレイしてみてください。印象が変わりますよ。
4Gamer:
サービス開始を楽しみにしています。ありがとうござました。
「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」公式サイト
「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」ダウンロードページ
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