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「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」,ゾンビモードの新情報公開。さまざまな新要素を盛り込んでクロスプレイにも初対応
「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」公式サイト
「Die Maschine」(ディー・マシーネ)と名づけられたゾンビモードの第1チャプターでは,CIA傘下の組織レクイエムのメンバーが,東ドイツの地下壕にやって来るところから始まる。リードライターのクレッグ・ヒューストン(Craig Houston)氏が,「ブラックオプス 4のエンディングで,我々のヒーロー達は自らを犠牲にしてマルチバースを崩壊させました。彼らは,自分達の選択により,我々の時間軸が闇の力から解放されると願っていたからです。しかし彼らは半分だけ正しかったようです」と述べ,新たなゾンビモードが冷戦下の1980年代という本編の時代設定はそのままに,新しいキャラクターや設定,武器が登場することになるとした。
「Call of Duty: World at War」にゾンビモードが初登場して以来,その世界観は継承されており,レクイエムを率いるのはロシア系アメリカ人として以前にも登場したグリゴリー・ウィーバーだ。また,「Die Maschine」に登場するのは,「Call of Duty: World at War」のゾンビモード最初のマップである「Nacht der Untoten」をリメイクしたもの。ここに,ソビエト連邦のライバル組織オメガ・グループが現れ,さらにKGBとのコネクションがあるというサムというキャラクターが出没するといった,シリーズ従来作品よりも複雑なストーリーになるようだ。
武器に関しては,手持ちのものをまったく異なるタイプに変化させる機械「Pack-a-Punch」が再登場するが,新たにレアリティの概念が加えられ,レアリティが高いほど武器の威力が向上したり,アタッチメントの性能が高まるという。そのため,プレイヤーは物語を通してお気に入りの武器を使い続けられるほか,ゲーム中の「ウォールバイ」や「ミステリーボックス」で新しい武器を探し求めるという,RPG的なアイテム探索の楽しみがアップしている。
また,フィールドアップグレ―ドの要素も加えられており,ゾンビを倒すことでチャージが溜まり,絶体絶命の危機に陥った場合,フィールドアップグレードを使って状況を好転させることができるという。フィールドアップグレ―ドには,電磁波で周囲のゾンビを瞬殺する攻撃的なものもあれば,ヘルス回復や復活を可能にするものなどがあり,プレイスタイルや状況に合わせて利用できる。
装備には,リーサル,タクティカル,そしてサポートの3つのカテゴリがあり,マップで拾ったりクラフティングしたりして手に入れるという。とくにサポート装備は強力なもので,グレネードランチャー,セントリーガン,爆裂クロスボウの使用や,攻撃ヘリへの支援要請などが行える。冷戦時代にふさわしく変更されたPERKは,消費できる種類に制限がなくなり,所持ポイントがあればシックス・パックのような高度なものも活用できるとのことだ。
面白いのは,「Exfil」という新しい脱出オプションが今回のゾンビモードに加わることだ。スクワッドが窮地に陥って,どうしようもなくなったときは,ゲームを続けるのではなく,途中で切り上げられるようになったのだ。ただし,救出のヘリが飛んでくるまではしばらく時間がかかるようで,脱出オプションの使用に合わせて発動する最後のウェーブは,出現率最高度の「レベル11」になる。これを切り抜けられれば報酬が手にできるので,それなりの装備を持った状態を保っておく必要がありそうだ。
「コールドウォー」のゾンビモードは,「Call of Duty: Warzone」同様,プレイ時間によってバトルパスを進めていけるのも嬉しいところ。また,シリーズでは初となるクロスプレイ/クロスジェネレーションに対応しており,これまでマルチプレイやゾンビモードに慣れ親しんできた歴戦のベテランゲーマーだけでなく,ゾンビモードへ初参戦するようなゲーマーでも気軽に楽しめるようになる「ゾンビコミュニティの統一」への進化を図っているという。
これまでのゾンビモードのシステムを継承しつつ,新たな要素をさまざまに盛り込んだ新世代のゾンビモードに期待しよう。Treyarchの公式サイトに掲載された記事の日本語版を以下に掲載したので,合わせてチェックしてほしい。
新たな始まり
本日はBlack Ops Cold War ゾンビモードの情報公開とともに、新章となる「Dark Aether」の物語をご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=hT6SnyPugz4&t=2s(英語版のみ)
隠された秘密や暗号の話を聞かされて続けて10年以上。長年のゾンビモードのファンは、この唐突な発表がただのサプライズでは終わらないことを感じているでしょう。本日の発表は新たなゲームプレイなどのワールドプレミアでしたが、お伝えしたいことはまだまだあります。
MP公開トレーラーの終わりに隠されたヒントからこの一週間で公開されたゾンビモードの重要情報にいたるまで、イースターエッグ好きのコミュニティは本日よりはるか前から断片的な情報をつなぎ合わせてきました。
“ディー・マシーネ”へようこそ
1980年代を舞台とするBlack Ops Cold Warは、World at War以来築き上げられてきたレガシーに相応しい、完全に新しいゾンビバトルの世界を切り開きます。大いなる遺産に織り込まれた新たな始まりの物語を体験してください。
Dark Aetherのファーストエピソード、いよいよ開幕です。“ディー・マシーネ”:
https://www.youtube.com/watch?v=GQgiNSvrcEs(英語版のみ)
時代設定は1980年代ながら、“ディー・マシーネ”の原点はそれよりはるか以前にさかのぼります。「プロイェクト・エントシュタツィオン」の名で知られた第二次世界大戦時のある実験が発見されたことにより、プロジェクトの中心にあった闇の力を制御する兵器を求めて超大国間の新たな軍拡競争が始まりました。
「Aether Storyで起きたことはすべて実際にあったことです。Black Ops 4の終わりで、我々のさまざまなヒーローたちは自らを犠牲にし、マルチバースを遮断して邪悪な敵をDark Aetherに封じ込めました。彼らは新たな、唯一の現実世界を作ることに望みを託したのです。我々の世界を脅かした闇の勢力が消えた、新たな世界に。
そして、その希望の半分は叶いました」-Craig Houston(リードライター)
本作はBlack Ops作品としては初めて、ゾンビモードがモード間のストーリーを交差します。プレイヤーは4人のキャラクターの1人に固定されるのではなく、マルチプレイヤーのオペレーター、それもシングルプレイヤーキャンペーンのRussell Adler、Lawrence Sims、さらにかのSgt. Frank Woodsなどお馴染みのキャラクターとしてプレイすることも可能です。
REQUIEM対OMEGA
これらの工作員はCIAがバックアップするRequiemという国際対応チームの一員で、そのリーダーはロシア系アメリカ人のGrigori Weaver―またしても長年のBlack Opsプレイヤーにはなじみ深いキャラクターです。地下施設で発生した異常の捜査を命じられたチームは、Weaverの指揮の下、真相を探り出すミッションに乗り出します。
「Requiem にはさまざまな軍事および科学分野から集められた、多彩かつ精鋭のサポートキャストが所属しています。彼らとWeaverがプレイヤーの冒険を支援してくれるでしょう」- Corky Lehmkuhl(スタジオクリエイティブディレクター)
ミッションを通して、RequiemのチームメンバーはOmega Groupというソ連の謎の組織に遭遇します。Omegaは世界に広がる説明不可能な異常を研究し、あわよくば利用することに意欲を燃やしています。多様なキャラクターに囲まれ、誰が信頼でき、誰が監視すべきかが分からなくなることもあるかもしれません。サムというある情報屋は特に、KGBにもコネを持っていて非常に役立つ情報を入手してくれます。
ゲームプレイについて
https://www.youtube.com/watch?v=AiZ1N9_iRiE(日本語版)
Treyarchはさまざまな意味で、ゾンビモードをプレイヤーに愛された過去のBlack Opsゲームの基本に近づけようと試み、同時に新たな改良も加えました。アップグレードできるPERKにはJuggernog、Speed Cola、高速蘇生などがあり、懐かしのジングルやデザインが見直されたPERKマシンも登場します。さらに新しくなったElemental Pop Perkで弾薬タイプを調整してみましょう。
Mystery BoxでRay Gunを狙ってみたり、ウォールバイで武器を買ったりできるほか、クラシックなターン制サバイバルバトルで押し寄せるアンデッドのウェーブと戦うこともできます。つまりプレイヤーがゾンビモードに求めるものがすべてここにあるのです。
「Black Ops Cold War Zombiesで蘇らせるもの、作品のルーツに立ち返ることで、私たちはゾンビモードの歴史全体を振り返り、当時、なにがよかったのか、そして今作ではどこをさらに改善できるかを考えました」-Kevin Drew(リードゾンビシステムデザイナー)
今作では、武器のレア度や発見できる戦利品、フィールドアップグレード、サポート武器、恒久的な装備など、多彩な新要素が導入されます。さらに戦闘が過熱しすぎたときに分隊共々マップからひっそりと撤収できるオプションも… そもそもゾンビの猛襲を耐えしのぐことができればの話ですが。ゾンビの群れにもセントリーターレットやヘリガンナーをぶっ放してみたかった?ご用意いたしました。分隊との次のバトルに自分の武器を持ち込みたい?それもできるようになっています。
Black Ops Cold Warでは、チームは旧作で好評を博した対ゾンビ作戦の要素はそのままに、新規参入するプレイヤーおよび往年のファンも楽しめるような新しいレイヤーを導入することに注力しました。ゾンビモードで友達と楽しいひとときを過ごすための素敵なお知らせはさらに…
ゾンビコミュニティを一つに
クロスプレイ、世代間、進行状況のデバイス間共有、そしてシリーズ初となるバトルパスシステムによる進行状況の導入により、今作はゾンビシリーズの中で最も幅広くアクセスできる体験になっています。コミュニティ全体がようやく統合され、より大きなプレイヤープールで、プラットフォームに関係なく友達とプレイすることが可能になりました。ゾンビの進行状況はバトルパスにリンクされ、ゾンビモードをプレイしているときでもマルチプレイヤーに参戦しているときでも、いつでも報酬が受け取れます。
Black Ops Cold Warで実現したもう一つの大きな改良として、ローンチ後も無料でマップを配信します。初めての試みとなりますが、ゾンビコミュニティ全体がプラットフォームの垣根を超えて盛り上がるきっかけになれば幸いです!このようにコミュニティを一つにすることができる感動は、言葉では語り尽くせません。
あと1点…
ゾンビ新作の情報公開は今後も続きますが、今回はあと1点で終わりとしましょう…
プレイヤーの皆様も開発チームと同じようにゾンビ新作の始まりを喜んでいただけたでしょうか。11月13日から皆様がBlack Ops Cold Warで“ディー・マシーネ”をプレイしていただけることを心待ちにしています。ぜひこちらから先行予約をお願いします。
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(C)2020 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and CALL OF DUTY BLACK OPS are trademarks of Activision Publishing, Inc.
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