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「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」のマルチプレイモードの情報が公開。βテストはPS4先行で10月8日から
「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」公式サイト
冷戦末期の1980年代を舞台に,ベトナム戦争の勃発に深く関わる謎のロシア人スパイ,ペルセウスが再び動き出したため,レーガン大統領がブラックオプスのメンバーを招集するところから始まる新たな物語が描かれる本作。ブラックオプスシリーズらしいドラマチックな展開やビジュアルに加え,クロスジェン/クロスプラットフォームのオンライン対戦もサポートすることから,ファンの熱い注目を浴びる新作だ。
マルチプレイモード
発表によれば,Team Deathmatch,Search & Destroy,Domination,そしてKill Confirmedといったおなじみのモードに加えて,「コール オブ デューティ ブラックオプス 4」で人気だったControlのほか,VIP Escort,Combined Arms,そしてFireteamの3つのモードが用意されるという。
・VIP Escort
6人対6人でプレイするオブジェクティブなマルチプレイモードで,ランダムにVIPとして選ばれるプレイヤーを保護しながら脱出ポイントまで誘導するか,もしくはその捕獲が目的となる。VIPプレイヤーは,追加部品のないピストルとスモークグレネードを持ち,ほかの5人の仲間に守ってもらうための情報が収集できるUAVの利用だけが可能となる。VIPでないプレイヤーがキルされると次のラウンドまで復活できないが,ヘルス値がゼロの場合は倒れた状態でしばらく発砲することができ,チームメイトに蘇生してもらえる。
・Combined Arms
12人対12人での大規模な戦闘を行うゲームモードでビークルも登場する。マップ内にある5か所ほどの拠点を制圧してポイントを稼ぐという,従来のDominationを改良したもの。選ばれたマップに合わせて,タンクやダートバイク,スノーモービル,戦闘ヘリ,水上バイク,ガンボートなどの使用が可能になる。
・Fireteam
4人のプレイヤーで構成される分隊が10個,つまり最大40人が参加する白兵戦で,それぞれのチームに用意された目標を遂行しつつ,遭遇した敵と戦う。Fireteamには複数のモードがあり,その1つである「Dirty Bomb」は,広大なマップに散らばるウラニウムを集め,最終的に小型核爆弾を作るというもの。
ゲームマップ
発表されたマップと,そこで展開するシナリオは以下のようなものだ。
・Armada
プロジェクト・ジェニファー,またはオペレーション・アゾリアンと呼ばれる実際にアメリカ軍が行った極秘作戦をベースにしたもの。この作戦は,1974年に北太平洋で沈没したソビエトの原子力潜水艦を引き上げるため,アメリカ海軍が特殊サルベージ船を現地に送り込んだというもので,ジップラインを使って船から船へ移動したり,ガンボートに備えられた機関銃で攻撃したりできる。
・交差路
ソビエトのアフガニスタン侵攻ルートの先にあるウズベキスタン領内で,移動式ICBM発射台を備えたソビエトの大軍にNATO軍が攻撃を仕掛けるという作戦をテーマにしたマップで,極寒の原野が描かれる。ソビエトの極秘情報を奪取するためにMI6の分隊がスペツナズを急襲し,戦車やスノーモービルを使った戦いが繰り広げられる。
・Miami
マイアミの歓楽街であるサウスビーチで,ペルセウスが傭兵部隊(DGI)を使って政治犯輸送車を襲撃する。アールデコ風の意匠の建物が特徴的なネオンライトが輝く夜のマップで,ペルセウスの居場所を突き止めるため,CIAの特殊部隊がDGIを攻撃することになるという。
・Moscow
ソビエト連邦の心臓部であるモスクワを舞台に,CIAの隠れ家をスペツナズが急襲し,CIAメンバーを捕らえてNATOの計画を暴くというシナリオのマップ。戦闘は周囲の一般道路でも繰り広げられ,CIAは援軍を待つことになる。また,モスクワに近いウラル山脈の夏をテーマにした「Ural Mountains」もトレイラーで紹介されている。
・Satellite
アフリカ中部のアンゴラの砂漠地帯に,アメリカの軍事機密である衛星KH-9がペルセウスの策略によって墜落した。ソビエトに要請されたDGIが衛星に手を伸ばす前に回収するため,MI6部隊が現地に送り込まれる。
ゲームシステムの改良・変更
マルチプレイに実装されるシステムもいくつか発表されている。その1つが新たな武器用サウンドエンジンで,プレイヤーは優先して聞きたい音を自由に設定でき,これにより,仲間と敵の発砲音を聞き分けたりすることが可能になる。また,新要素の「バレット・クラック」は弾道を可視化するもので,敵との距離や飛んでくる方向などの情報が,明確にプレイヤーに伝わる。
トラバーサルについても,リアルを念頭に4つの修正が加えられている,まず,「ジャンプ」はリアルな高さにしか飛べなくなり,着地時には走るスピードが減速する。「スライド」も,クラウチングポジションから始まり,終了時にもなめらかにクラウチングに戻る。また,「スプリント」はスタート時には通常より加速するものの,次第に減速して通常のダッシュになる。さらに「足音」は移動スピードが高いほどより多くのノイズを出すとのこと。もちろん,ゆっくり移動したりステルスで相手に悟られないほど静かに移動することもでき,「Ninja」パークも使用可能だ。
また,クラス作成システムは,スロット式の新たなロードアウト選択システムに変更されている。プライマリー,セカンダリー,リーサル/タクティカル装備,フィールドアップグレード,そしていくつかのパークを選んで装備できる。フィールドアップグレードは本作で新しく追加されるアイテムタイプで,タレット,ジャマー,マイク,プロキシ地雷など,味方を有利にしたり敵に被害を与えるもの。ロードアウトにはワイルドカードもあり,「最大8つのアタッチメントをプライマリーに追加」「最大6つのパークスを利用」「同じカテゴリーのものを含めて最大3つのパークスを利用」,そして「スポーン時にリーサル/タクティカル装備の数を倍増」という4つのオプションから選択できる。
ガンスミスでは,プライマリー武器といくつかのセカンダリー武器に8か所のアタッチポイントが用意されており,最大54種類のアタッチメントから選んだものが装着できる。武器の性能については開発チームとコミュニティの中で熱い議論が交わされることが多いが,カスタマイズ要素を大幅に増やし,武器の詳細情報をより見やすくすることで,それに対応しているという。
スコアストリークにも,いくつかの変更が加えられている。スコアはキルされても維持され,逆転のチャンスをより多くのプレイヤーが利用できるようになった。複数のキルをつなぐことで高倍率でスコアが獲得でき,キル以外にチームの目標達成に貢献することなどでもスコアが得られる。また,スコアストリークにはクールダウン時間が設けられており,戦略性のない強引な乱発はできないように調整されているという。
オープンβテストのスケジュール
「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」のβテストは,10月に2週に分けて開催される予定だ。詳しい時間は発表されていないが,1週目はPlayStation 4限定で,北米時間の10月8日と9日に予約購入者向けに実施され,10日〜12日は,すべてのPlayStation 4所有者が参加できるという。
第2週は10月15日と16日が予定されており,PCおよびPS4,Xbox One版の予約購入者が対象となる。17日からは,すべてプレイヤーを対象にしたオープンβテストが開催され,19日に終了する。つまりPlayStation 4ユーザーで購入予約をしていれば,全期間で本作のマルチプレイが楽しめるというわけだ。詳しくは,公式サイトを参照してほしい。
Activision:CALL OF DUTY: BLACK OPS COLD WAR マルチプレイヤーリビール
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(C)2020 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and CALL OF DUTY BLACK OPS are trademarks of Activision Publishing, Inc.
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