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「DCS World」,最新クライアントでマルチスレッドに対応。応答性とパフォーマンスの向上に期待
「DCS World」:Weekly Newsletter
以前から予告されていたマルチスレッド対応だが,発表によれば,これはまだ初期の段階であり,今後,プレイヤーからのフィードバックを通じて改善を行っていく予定とのこと。
また,マルチスレッドにはタスクの同期やリソースの共有といったやや複雑な問題があり,デッドロックなどを起こす可能性がある。そのため,現段階でマルチスレッドはオプションになっており,使用したい場合,所定の手順で有効にする必要がある。公開されたFAQを見ると,コア数の少ないCPUの場合は反対にパフォーマンスの低下を招く場合もあり,GPUがボトルネックになっているプレイヤーは,効果が期待できないケースもあるとのことだ。
いずれにせよ,Eagle Dynamicsはプレイヤーのレスポンスを待っているところなので,興味のある人はFAQに目を通しておこう。また,「DCS 2.8.3.37556」の詳細については,「こちら」を(Steam版は「こちら」)を参照してほしい。「DCS: F-16C Viper」や「DCS: F/A-18C Hornet」「DCS: Mirage F1」など,サードパーティ製を含むモジュールでバグの修正や新機能の追加が行われているとのことだ。
さらに,「DCS: AH-64D」の進捗状況なども報告されているので,詳しくはプレイヤー向けのWeekly Newsletterをどうぞ。
DCS Multithreading F.A.Q
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