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「DCS World」,2023年以降に予定されているアップデート計画を発表し,最新トレイラーを公開
「DCS World」公式サイト
Steamでは「DCS World Steam Edition」が配信されている「DCS World」は,Su-25Tフロッグフット攻撃機とTF-51Dムスタング戦闘機,さらにコーカサス地域および黒海沿岸のマップなどをセットにして無料配信されているコンバットフライトシミュレータだ。プレイして気に入った人が,機体やミッション,マップなどのモジュールを購入するというビジネスモデルが採用されている。
フォトリアルなグラフィックスや空気力学に基づく飛行モデル,実機同様のアビオニクスなどが特徴で,クライアントはPCのレベルアップに合わせて定期的にアップデートされており,現在のバージョンは2.8.1.34667.2だ。
プレイヤー向けのWeekly Newsletterでは,クライアント向けに実施された2022年のアップデートを振り返りつつ,2023年以降の計画を述べるという形で説明が行われている。マルチスレッドの実装,「Deep Learning Super-Sampling」(DLSS)や「NVIDIA Image Scaling」(NIS)への対応といった専門的な内容のほか,球体地球マップ,天候,FLIR(前方監視型赤外線装置),VR,AIなどがあり,アップデートが予定されている項目は多岐にわたる。
個人的に気になるのは,OpenGLの後継として開発されたグラフィックスAPI,Vulkanの実装で,発表によれば,すでにVulkanで動作する「DCS World」が存在するという。時間はかかりそうだが,PC以外での展開を検討しているのかもしれない。
いついつまでに完成させるという話ではないものの,プレイヤーにとっては夢が広がるところ。
詳しくは,Weekly Newsletterをチェックしてほしい。
「DCS World」でクリスマスセール開催中。機体やマップ,キャンペーンなど,多数のモジュールが半額に
Eagle Dynamicsは,コンバットフライトシム「DCS World」でクリスマスセールを開催中だ。機体やマップ,キャンペーンなど,多数のモジュールが半額で販売されている。「DCS: F-16C Viper」や「DCS: F/A-18C Hornet」「DCS: Supercarrier」など,初めて50%オフが適用される製品も少なくない。
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