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「DCS World」,新たな拡張マップの制作を発表。スカンジナビア半島北部からロシア北西部に至る広大なエリアをカバー
「Microsoft Flight Simulator」向けの高解像度アドオンマップなどで知られるOrbx Simulation Systemsとのコラボレーションで制作される新たなマップは,スカンジナビア半島北部からロシア北西部に至る55万平方kmに加えて,ノルウェー海,バレンツ海の大部分をカバーする広大なものだ。In collaboration with Orbx Simulation Systems, we are excited to announce the development of a new terrain module: the Kola Peninsula. Orbx has over 15 years of experience creating highly detailed scenery and airports for flight simulation platforms. #DCSWorld @OrbxSystems pic.twitter.com/zZt8AUv2hg
— Eagle Dynamics (@eagledynamics) July 29, 2022
不凍港であるムルマンスクや,北方艦隊の基地であるセヴェロモルスクを抱えることから,コラ半島はソ連時代から戦略的に非常な重要な半島であり,多数の基地や飛行場などが建設されていた。ロシアに隣接するノルウェーとフィンランド,さらにスウェーデンにとっても防衛上,重要な地域であり,西側諸国の大規模な演習の舞台にもなっているという。
マップにもそれが反映されており,最初のリリースの段階で,ノルウェーのBodøやBardufoss,フィンランドのRovaniemi,スウェーデンのLuleå,Vidsel,そしてロシアのMonchegorsk,Olenyaといった空軍施設が詳細に描かれて登場する予定だ。さらに,陸軍と海軍の基地,レーダー施設,保管所などが用意されるほか,道路と鉄道網,主要な建物,橋,ダム,発電所も存在するという。
広大な森やフィヨルド,入りくんだ海岸線,タイガ,ツンドラなど,地形も独特であり,スウェーデンの「DCS: AJS-37 Viggen」などで飛ぶのも面白そうだ。詳しくは,「DCS: The Channel Map」を購入すると“WWII Asset Pack”が無料でもらえるキャンペーンなども発表されているWeekly Newsletterをチェックしてほしい。
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