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「DCS World」の最新機体モジュール“AH-64D”リリース。世界最強の攻撃ヘリコプターがついに登場
また,Steamで販売中の「DCS World Steam Edition」向けにも発売されており,こちらの価格は8751円(税込)となっている。
Eagle Dynamics公式サイト:DCS: AH-64D
1月22日に掲載した記事でお伝えしたように,「DCS: AH-64D」は,世界最強を誇るアメリカ陸軍攻撃ヘリコプター部隊の主力を長らく務めてきたAH-64の派生型,AH-64Dをモデルとした機体モジュールだ。ニックネームは「アパッチ・ロングボウ」で,これは搭載するAN/APG-78ロングボウレーダーに由来する。ロングボウレーダーは1000以上のオブジェクトを迅速に探知する能力を持ち,戦車や対空火器など,脅威度を判別して位置を特定,優先度の高い目標から攻撃を加えることができる。
「DCS: AH-64D」は,こうしたAH-64Dを忠実に再現したという。公開されたトレイラーからは,AN/AAQ-11パイロット暗視センサー(PNVS)や,目標指示前方監視赤外線(FLIR)などによる,高度な夜間戦闘能力が確認できるはずだ。さまざまなアビオニクスのディスプレイも,リアルに再現されている。
公式サイトの製品ページによれば,レーザー警報システムなどいくつかの重要な要素が未実装のままであるようだが,ゲームで圧倒的な威力を発揮するのは間違いない。当初の予定よりだいぶ遅れての発売になるが,コミュニティの反応が楽しみだ。
Eagle Dynamicsは合わせてクライアントの最新パッチであるDCS 2.7.11.21408.1のリリースノートを公開している。Ugra Mediaが制作したシリアのマップが東に250kmも拡張されたことや,Eagle Dynamicsの「DCS: F-16C Viper」で飛行モデルの改善や不具合修正が行われたことなどが紹介されている。多項目にわたるかなり長大なリストだが,プレイヤーは目を通しておこう。
DCS 2.7.11.21408.1 Open Beta
- 関連タイトル:
DCS World
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