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シリーズ最新作「蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環」と「Bloodstained: Curse of the Moon 2」の最新情報が発表された「BitSummit Gaiden」の配信をレポート
本稿では,「Bloodstained: Curse of the Moon 2」(PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)の最新情報と,「蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト 鎖環(ギブス)」プロジェクトの始動などが発表されたプログラム,「インティ・クリエイツ特集」の模様をレポートする。
「Bloodstained: Curse of the Moon 2」のコーナーでは,インティ・クリエイツ 代表取締役社長の會津卓也氏と,プロデューサーで世界観およびシナリオの監修を手がけるゲームクリエイターの五十嵐孝司氏が作品を紹介した。
「Bloodstained: Curse of the Moon 2」公式サイト
「Bloodstained: Curse of the Moon 2」は,「Bloodstained: Ritual of the Night」(PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)のスピンオフタイトル「Bloodstained: Curse of the Moon」(PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)の続編にあたる8bit風の2Dアクションゲーム。五十嵐氏によれば,前作が好調だったため,続編を作ることを決めたという。
「Curse of the Moon」シリーズは,キャラクターを切り替えながらプレイするステージクリア型のアクションゲームだ。キャラクターをどのように切り替えて敵を倒し,障害を乗り越えていくかが,プレイ上の大きなポイントになる。
世界観は,「Ritual of the Night」を継承しつつ独自の展開を見せており,登場するキャラクターについては,共通部分が存在するという。
前作に続いて本作の主人公を務める斬月は,右腕と左目を含むさまざまなものを悪魔に奪われた退魔士であり,そのため悪魔と,それにつながるすべてを憎んでいる。
ゲーム内の性能は万能型で,HPが多いため使いやすく,進行に応じて技を覚えて,どんどん強くなる。五十嵐氏は「ここ一番で使うキャラクター」と表現していた。
エクソシストのドミニクは,「Ritual of the Night」とは異なる立ち位置で登場する。メインウェポンが槍であるほか,高くジャンプできたり,上方向に攻撃できたりと機動性が高い。また,回復が可能で,ヒーラーの役割を果たす。その一方,少々HPが低めというウィークポイントがあるという。
悪魔を憎み,協会の人間を恨む元軍人のロバートは,長距離攻撃を得意とする。メインウェポンのマスケット銃に加え,手榴弾など強力なサブウェポンで遠方の敵を撃破できるほか,壁蹴りで高い位置に移動することも可能だ。半面,このキャラクターもHPが低く,油断すると死んでしまうことも少なくないとのこと。
コーギー犬のハチは,かつて受けた恩を返そうと斬月を追っていたところ,悪しき錬金術師に捕まり,魔導アーマーの生体パーツにされてしまったという過去を持っている。
魔導アーマーにより,ハチは高いHPと攻撃力を誇っており,さらに一定時間無敵になるサブウェポンも持っている。また,ホバーで高い位置を並行移動することも可能だ。加えて,トゲのトラップを踏みつけて壊すこともできるという。
続いて「Curse of the Moon 2」の「第二弾 紹介映像」が公開され,発売日が7月10日,価格が1480円であることが発表された。なおNintendo Switch版は,あらかじめダウンロードがスタートしており,Steamのストアページもオープンした。
合わせて,前作のキャラクター3体がプレイアブルで登場することも発表された。すなわち本作は,上記で紹介した4体に前作の3体を加えた計7体のキャラクターを切り替えながらプレイするゲームとなる。
改めて前作のキャラクターを紹介すると,ミリアムは錬金術師によって体内に悪魔の力とリンクする結晶「シャード」を埋め込まれた「シャードリンカー」の少女。悪魔の力が次第に身体を侵食していくが,秘術によってそれを食い止めている。
ジーベルもシャードリンカーの青年で,「Ritual of the Night」には悪魔を復活させようとするボスとして登場した。
アルフレッドは,ミリアムとジーベルをシャードリンカーにした錬金術ギルドのメンバーで,優秀な錬金術師だ。
続いて,本作の3つの特徴が會津氏によって紹介された。1つめは,上記のとおり「キャラクターの切り替えがカギとなる」こと。7体のキャラクターはそれぞれアクションが個性的で,かつ,あるキャラクターがとったアクションの効果を,次のキャラクターに引き継ぐことができる。
例えばハチで地面のトゲをすべて破壊して,別のキャラクターに切り替えて攻略を進めることや,ロバートで壁を蹴って高い空中に上がった瞬間,ハチに切り替えてホバーで横移動してステージを踏破するといったことが可能なのだ。また,ミリアムが投げた鎌をアルフレッドが凍らせると,その上を歩くことができるようになったりするという。
2つめの特徴は「繰り返しプレイ」だ。周回プレイをすると少し遊びが変わることに加え,物語が新たな展開を見せ,繰り返し遊ぶことに意味が生まれる。物語全体のボリュームとしては,前作の数倍になっているそうだ。
3つめの特徴は「2Pプレイ」で,本作では,1人のプレイヤーのゲームに,任意のタイミングでもう1人のプレイヤーが参加できる。2人のプレイヤーが協力することで,本来なら条件を満たさないと行けない場所に行けたり,強力なボスを簡単に倒したりできるようになる。
具体的には1人が鎌を凍らせ,その上をもう1人が進んだり,1人の頭上にもう1人が乗って連続攻撃を仕掛けるといった例が挙げられた。
またPS4のリモートプレイやSteamの「Remote Play Together」を利用すると,ネットを介した2Pプレイも可能になる。さらにSwitch版はおすそわけプレイに対応しており,自宅外に持ち出してテーブルモードで2Pプレイができる。
五十嵐孝司氏監修の「Bloodstained: Curse of the Moon 2」,最新トレイラー公開。発売日は7月10日に決定
インティ・クリエイツは,開催中のインディーズゲームイベント「BitSummit Gaiden」で,五十嵐孝司氏とタッグを組んだシリーズ最新作,「Bloodstained: Curse of the Moon 2」の最新トレイラーを公開した。さらに,ゲームに登場するキャラクターの新情報や,発売日や価格なども発表されている。
「蒼き雷霆 ガンヴォルト」シリーズのコーナーでは,最新作「蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環」のプロジェクトの始動がアナウンスされた。
「蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環」公式サイト
本シリーズのアクション監修を手がける,ゲームクリエイターの稲船敬二氏より寄せられたビデオレターも公開され,そこで稲船氏は,ディレクターの津田祥寿氏らと共に本作における遊びやアクションの方向性を決めていきたいと抱負を語っていた。
また新キャラクターの「きりん」については,ルックスはもちろん,剣を使ったスラッシュアクションにも魅力を感じてもらえるように仕上げたいとのこと。さらにインティ・クリエイツならではのアクションや,ガンヴォルトときりんのアクションにおける棲み分けにも期待してほしいと稲船氏は意気込みを見せた。
なお,會津氏によれば本作は開発に着手したばかりで,新情報を順次公開していくという。
人気アクションゲームシリーズ最新作「蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環」が発表。今作も稲船敬二氏がアクションを監修
インティ・クリエイツは本日(2020年6月27日),Nintendo Switch用ソフト「蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト 鎖環(ギブス)」を,オンラインイベント「BitSummit Gaiden」で発表した。発売日や価格は未定。本作も稲船敬二氏がアクションを監修するという。
「BitSummit Gaiden」公式サイト
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