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オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス
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印刷2020/06/19 09:49

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オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス

 Electronic Artsは,新興のFinal Strike Gamesが開発を行う,Free-to-Playのチーム対戦アクション「Rocket Arena」PC / PS4 / Xbox One)のパブリッシングを公表するとともに,2020年7月14日(北米時間)にリリースすることをEA Play Liveアナウンスした。
 発表に先立ち,Electronic ArtsとFinal Strike Gamesは一部のメディア向けにプレビュー版を公開した。ここでは本作を,その模様を踏まえて紹介しておこう。

画像集#021のサムネイル/オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス


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 Electronic Artsは2020年6月19日,オンラインイベント「EA Play Live」を実施し,ロケットを武器として相手をマップ外に吹き飛ばし合う3対3のチーム対戦アクション「Rocket Arena」7月14日(北米時間)にリリースすると発表した。それに合わせて,ステージやキャラクターを確認できるトレイラーも公開されている。

[2020/06/19 09:04]

 「Rocket Arena」は,それぞれが特徴のあるロケットランチャーを手にしたキャラクターから好きなものを選び,3対3に分かれてのアリーナマッチを楽しむという,チーム対戦型のアクションゲームだ。ローンチ時には10種類のマップと,10人の“コンペティター”と呼ばれるプレイアブルキャラクター,協力プレイを含む5つのゲームモードが用意される。

画像集#023のサムネイル/オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス

 本作は,大昔に何らかの理由で生まれた巨大なクレーター「World of Crater」が舞台となる。そのクレーターの中には多様な環境が存在し,さまざまな文明が発展していった。そして,それぞれの環境から選ばれた勇者たちが「The Rocket Championship Tour」という地域大会に参加する,というのがバックグラウンドだ。要するに,さまざまな世界観を持つ地域が登場するということだと思われる。なお,ローンチ時点では6つの地域がフィーチャーされるとのことだ。

画像集#001のサムネイル/オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス
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 マップは左右がほぼ対称となったアリーナ型で,やや小さな印象を受けた。ただ,それぞれのマップには世界観を表現するオブジェクトが置いてあり,いろいろとバックストーリーを想起させる作りになっている。そこかしこにロケットの模様があるのが面白い。


ロケットランチャーだけで戦う対戦アクション


 「Rocket Arena」は,「オーバーウォッチのような」とも表現できるものの,全てのキャラクターの基本武器がロケットランチャーであるという点が非常にユニークだ。
 それぞれのコンペティターが持つロケットランチャーは個性豊かで,ロケット弾が直線的に飛ぶものもあれば,放物線を描いて着弾するタイプもある。ロケット弾なので発射されてから着弾するまで,銃弾よりも時間がかかるのが特徴で,うまくプレイすればロケット弾をかわすことだってできるようになるだろう。

画像集#015のサムネイル/オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス

 また,本作には“ヘルス”の概念がなく,コンペティターが死ぬことはない。その代わりに“ブラストメーター”という被弾の積み重ねを示すゲージがあり,それが蓄積していくほど被弾した際に,遠くに飛ばされてしまい,しばらく空中を漂って戻ってこられなくなるシステムになっている。


画像集#022のサムネイル/オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス

 ロケットランチャーにフィーチャーしているだけあって,足元に向かって撃って爆風で高くジャンプする“ロケットジャンプ”といった,往年のFPSで見られたテクニックも使える。ロケットジャンプを繰り返すことで意表を突いたアクション“ロケットクライミング”も披露できるという。

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 それぞれのコンペティターは戦場にもなっているWorld of Craterの各地域の代表者という設定で,それぞれがその地域の特徴を示すロケットランチャーとアビリティを持っている。
 例えば“Shimmering Depth”という辺境の地にある海底科学研究施設が連なる地域は,浸水を特殊な泡によって抑え込んでいる。そのため,その地域の代表であるコンペティターの“アンフォラ(Amphora)”は,空中でも使える魚雷を放ち,煙の代わりに泡が連なるエフェクトが見られる。
 また巨大なドラゴンの化石が姿をのぞかせている高知砂漠の“Stompy Refuge”という地域のコンペティター“ブーン(Boone)”は,細長い散弾銃のようなロケットランチャーから,1発の威力は弱いものの複数のロケット弾を放つのだが,その弾は壁に当たって跳ね返るというトリッキーな代物となっている。
 その他にも海賊のような風体の“ブラストビアード(Blastbeard)”はキャノンを携えて参戦し,マヤ文明の神殿のようなものがあるジャングル出身の“イゼル(Izell)”は,翡翠の宝石のようなものがついている杖から,翡翠のような見た目のロケット弾を直線的に撃ち出す。各コンペティターにはそれぞれの攻撃スタイルがあり,ロケット弾の軌道やタイミングも異なる。プレイヤーはこういったコンペティターの中から,自分の好きなキャラクターを見つけることになるだろう。

画像集#020のサムネイル/オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス

 Rocket Arenaのゲームプレイで重要になりそうなのが,“アーティファクト”と呼ばれるアイテムだ。これは試合中,マップの要所にポップするアイテムで,手りゅう弾のようなものであったり,数秒の間,ロケット弾を絡めとる電磁波を使えたりといった,22種類のアーティファクトが用意されているという。これをうまく使うことが勝利のカギになりそうだ。


ローンチ2週間後からシーズン1がスタート


「Rocket Arena」のゲームモードには,ローンチ当初から5つのタイプが用意され,以下のようになっている。

Knockout:「Rocket Arena」のデフォルトモードとも言える,3対3のチーム対戦モード。相手をアリーナから落としたり吹っ飛ばしたりすることでポイントを得て,最終的に相手より先行することで勝利する。

Rocketball:キャプチャー・ザ・フラッグ,もしくは「ロケットリーグ」を想起させるゲームモードで,チームで大きな球状のオブジェクトを奪い合って,ゴールに運んで得点を得る。ボールを持って走ったり,パスしたり,ロケットランチャーで吹き飛ばすことも可能だ。

Treasure Hunt:中央にある宝箱の制圧を行っているチームに,コインが加算されていくというモード。宝箱はゲーム中に一定の時間が来ると爆発し,コインがマップの広域に散乱するため,相手と戦いながらコインを拾っていくという狂騒が繰り返され,250コインを獲得したチームが勝ちとなる。

Megarocket:ロケットがマップの特定地域に撃ち込まれ,そこがキャプチャーポイントになる。

Rocketbot Attack:ソロもしくは最大3人でのチームで楽しめるPvE型のゲームモードで,ロケットボットと呼ばれるロボット軍団の波状攻撃を止めるという,Hordeモードだ。

画像集#002のサムネイル/オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス

 すでに紹介しているように,7月14日のローンチ当初は,6つの地域テーマからなる10種類のアリーナマップと,10人のコンペティターが登場する。それぞれのコンペティターは,使いこなしていくことによって「プログレッションレベル」が100段階にわたって向上し,それに見合った新しいコスメティックを,ゲーム内通貨を利用してアンロックしていける。これらは全てローンチ時点のことであり,全て無料でプレイできるが,「ブラストパス」というものも存在し,コスメティックなどゲームプレイに影響のない部分は購入してアップグレードできるようだった。

画像集#024のサムネイル/オンライン対戦アクション「Rocket Arena」,ロケランだけで戦う3対3の小気味良いチーム対戦にフォーカス

 このプログレッションに合わせてのマッチメイキングが行われるとのことだが,フレンドと共にプレイするプライベートマッチにも対応しているとのこと。また,ローンチ時点でのクロスプレイに対応する予定なので,“特定のプラットフォームで一緒に切磋琢磨するプレイヤーがいない”という状況にはなりにくいと思われる。
 「Rocket Arena」のローンチの2週間後の7月28日(北米時間)からは「シーズン1」が予定されており,さらに詳しい内容も今後明らかになるだろう。カジュアルながらやり込み度の高そうな本作だが,アジア太平洋地域でもサポートしていくとのことなので,今後の展開に期待しておきたいところだ。

「Rocket Arena」公式サイト

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