ニュース
恐竜化石の発掘から復元,展示まで。シミュレーションゲーム「Dinosaur Fossil Hunter」が2020年内にリリース
本作は,展示物の少ない自然史博物館に努める古生物学者となって,化石のある場所に分け入り,恐竜の化石を発掘するシミュレーションゲームだ。
マップはオープンワールド型になっており,プレイヤーは目的地までのオフロードをジープで疾走。センサーとタブレット型の端末で化石のありそうな場所を探し出しては,シャベルなどで掘り進めていく。
ハンマーや刷毛を使った採掘はもちろん、時には爆薬を使って地表をえぐり出すような作業も必要になるようで,掘った場所には大きな穴があいたり,岩石が崩れ落ちたりといった地形の変形要素もあるのが細かい。
発掘した化石は博物館にある研究所に持ち帰り,専用器具を使ったクリーニング作業が可能で,部位が揃ってくれば組み立てての標本作りも行える。
ゲームのローンチ時点では9種類の恐竜がフィーチャーされるとのことだが,骨自体の種類は数千に及ぶとのことで,それぞれに異なるテクスチャが施されている。また,恐竜は約10種類のポーズを取らせることができるので,自分なりの展示を行えるのも楽しそうだ。
この「Dinosaur Fossil Hunter」は,現在Kickstarterでのクラウドファンディングキャンペーンが行われており,この原稿執筆時点で最低ラインはほぼクリアしている。ただ,ストレッチゴールによってはさらに多様な発掘用機器や屋外マップでの気象表現,博物館のインテリアデザイン用ツール,そして水中での発掘ミッションなども追加されるようである。
Steamのストアページによると日本語化の予定はないとのことだが,子供の頃に化石発掘に夢を馳せていたというゲーマーも少なくないはずで,その続報には注目しておきたいところだ。
「Dinosaur Fossil Hunter」公式サイト
- 関連タイトル:
Dinosaur Fossil Hunter
- この記事のURL: