ギャングモチーフのストラテジー「Peaky Blinders: Mastermind」がリリース。シェルビー一家の成り上がりを描いたテレビドラマが原作

　Curve Digitalは，イギリスの人気テレビドラマシリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」を原作とする新作「Peaky Blinders: Mastermind」（PC / PlayStation 4 / Nintendo Switch / Xbox One）を，本日（2020年8月21日）リリースし，そのローンチトレイラーを公開した。PS4版とSwitch版は海外展開のみ。参考までにPC（Steam）版は，インタフェースが日本語対応で，税込価格は2570円（本稿執筆時点では20％オフの2056円）となっている（リンク）。


　BBC制作のピーキー・ブラインダーズは，第一世界大戦後の工業都市バーミンガムを舞台とした，シェルビー兄弟達のギャング団であるピーキー・ブラインダーズの成り上がりを描いたシリーズだ。Peaky Blinders: Mastermindは，ドラマのシーズン1以前の，まだピーキー・ブラインダーズが違法賭博などで稼業を成立させていない時代を描いたものとなっている。
　アヘンの密売人が殺された事件に巻き込まれたシェルビー一家。ゲームでは，そんな一家を失墜させようとする陰謀に立ち向かうことになるという。


　本作は見下ろし型のストラテジーとなっており，メンバーそれぞれが持つ能力を生かし，キャラクターの行動をリセットしたり巻き戻したりしつつさまざまなミッションを攻略していくという，パズル性が強調されたものとなっている。ドラマの主人公でもあるトーマスが「恐喝」，長男アーサーが「喧嘩とドアの蹴破り」，三男のジョンは「火付けと喧嘩」，トーマス達の叔母であるポリーは「賄賂とピッキング」，長女のエイダは「相手の気を逸らす」，そして末っ子のフィンが「スニークとスリ」という形で，それぞれが特性を持つ。“より早く”ミッションを解決することもゲームの目標の一つだ。


　キャラクターアートにはドラマシリーズの俳優達の姿を採用しているが，基本的にはボイスはなく，テキストベースでゲームは進行するようだ。ドラマのファンや，パズル要素が好みだという人は，割引が行われているタイミングで購入を検討するといいだろう。

「Peaky Blinders: Mastermind」公式サイト