「Medieval Dynasty」のアーリーアクセス版がリリース。中世ヨーロッパの農村を経営するシミュレーションゲーム

　ポーランドのToplitz ProductionsとRender Cubeは，中世ヨーロッパの農村を舞台にしたPC向けのシミュレーションゲーム「Medieval Dynasty」のアーリーアクセス版をSteamでリリースし，ローンチトレイラーを公開した。

「Medieval Dynasty」公式サイト

　「Medieval Dynasty」でプレイヤーは，田畑を開墾したり，狩りを行ったりする食料の供給を安定させ，定住地を求めて集まってくる人々に仕事を与えたり，彼らの要望に応えていくことで村を発展させていく。一人称視点の画面でプレイする様子は，「キングダムカム・デリバランス」と同じリアル志向の作品を思わせるが，現時点では，例えば盗賊が襲ってくるといったバトル要素は発表されておらず，人口増加に伴ってさまざまな問題が出てくるであろう農村のマネジメントに重点を置いた作品になっているようだ。


　本作には天候や季節の概念もあり，冬場は農作物の収穫が見込めないために，狩小屋を建てたり，トラップを仕掛けて狩りの効率を高めたり，周辺の村との交易を行うといったことが必要になる。隣の村に行く途中でオオカミやクマに出くわすといったことも起きるので，資源を確保して弓や槍を作ったり，ワナなどを仕掛けられるようにスキルを向上させなければならない。


　現時点では日本語化されていないが，Toplitz Productionsが2019年にリリースした「Farmers Dynasty」では，最終的にインタフェースの日本語対応が行われているので，本作も期待して良さそうだ。現在，Steamでは20％オフのプロモーション価格で販売が行われており，購入したプレイヤーの評判も上々。気になる人はチェックしてみよう。