ターン制ストラテジックRPG「Othercide」，時間をコントロールして戦うゲームプレイトレイラーが公開

　Focus Home Interactiveは，2020年7月28日の発売が近づくLightbulb Crewの新作ストラテジックRPG「Othercide」（PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch）のゲームプレイを紹介する最新トレイラーを公開した。また，合わせてNintendo Switch版が今夏にリリース予定ということもアナウンスされている。


　モノクロトーンに赤というスタイリッシュなアートワークが印象的な「Othercide」は，異次元から魔物が湧き出してきたことで，地球の文明が崩壊してしまった歴史的大惨事“サファリング”を経験した人類が，最後の希望として戦闘兵器に育成された“娘たち”（ドーターズ）を次元の歪（ダークコーナー）に送り出すというストーリーだ。ゲームはターン制で進行し，どのような順序でアクションを繰り出していくのかは，画面下部にあるタイムラインに表示されているというシステムだ。


　娘たちは複数の中から3人のアーミー（軍団）を編成してミッションを遂行していくことになり，ランダムに生成されるキャラクターの性格や，戦闘の結果によってさまざまなアクションスタイルを身に着けていくという育成要素がある。クラスアーキタイプは，剣を手に破壊力を重視した「Blademaster」，大きな盾を持ち慎重にプレイしていく「Shieldbearer」，そして二丁拳銃でダンスを踊るかのように軽快に動き回る「Soulsinger」が用意されている。また，ミッション中にキルされるとやり直しできないシステムとなっているのも気になるところだ。


　娘たちのスキルによって，さまざまなシナジー効果も生まれるようで，単に画一的にターンが変わっていくのではなく，時間の流れを巻き戻したり，遅くしたりとコントロールできるようになっていることが本作における最大の特徴となりそうだ。本作ではこれを「Dynamic Timeline System」と呼んでいるが，これを利用して娘たちがコンボ技を繰り出したり，移動範囲が増えたりする効果が今回のトレイラーから確認できる。


　Lightbulb Crewは，フランスとスウェーデンに分かれた25人のほどのメンバーで構成される2018年に結成されたばかりの開発チームだ。その処女作となる「Othercide」は，インタフェースとテキストが日本語化されることも決まっており，Steamストアページ（リンク）では，15％オフで事前予約が開始されている。

「Othercide」公式サイト