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    【PR】薄型ノートPCでも快適なゲームプレイが可能に? 「Intel 第11世代Coreプロセッサ」の取り組みと実力を「dynabook V」で検証してみた
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    印刷2020/12/26 12:00

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    【PR】薄型ノートPCでも快適なゲームプレイが可能に? 「Intel 第11世代Coreプロセッサ」の取り組みと実力を「dynabook V」で検証してみた

    画像集#002のサムネイル/【PR】薄型ノートPCでも快適なゲームプレイが可能に? 「Intel 第11世代Coreプロセッサ」の取り組みと実力を「dynabook V」で検証してみた

    画像集#038のサムネイル/【PR】薄型ノートPCでも快適なゲームプレイが可能に? 「Intel 第11世代Coreプロセッサ」の取り組みと実力を「dynabook V」で検証してみた
     2020年9月にIntelは,開発コードネーム「Tiger Lake」の名で知られていたノートPC向け第11世代Coreプロセッサを発表した。このプロセッサにおける見どころはたくさんあるが,とくにゲーマーにとって気になるのは,Intelが独自に開発してきた新型GPUアーキテクチャ「Xe」をベースにした統合型グラフィックス機能(以下,内蔵GPU)である「Iris Xe Graphics」(以下,Iris Xe)を搭載することにあろう。

     多くのPCゲーマーは,Intel製CPUの内蔵型GPUを「ゲーム以外に不都合はないが,ゲームにおいては性能が物足りない」という認識を持っているのではないだろうか。しかし,内蔵型GPUも着実な性能向上を積み重ねており,とくにIris Xeは,PlayStation 4が搭載するGPUの演算性能(※1.84 TFLOPS,FP32)を上回る公称2.07 TFLOPSを実現するなど,大幅な性能向上を達成した。
     それに加えて,Intelは,XeアーキテクチャのGPUでゲームを快適にプレイできるようにするため,ゲームスタジオと協力して最適化の取り組みを進めてもいる。そこで本稿では,Intelによるゲームに向けたXeアーキテクチャ関連の取り組みの紹介と,実際に第11世代Coreプロセッサを搭載するDynabook株式会社の薄型ノートPC「dynabook V8/P」を使った,実ゲームにおける動作の検証をしてみたい。

    dynabook V8/P(型番:P1V8PPBB)
    メーカー:Dynabook
    問い合わせ先:お問い合わせ窓口
    税込実勢価格:17万円前後(※2020年12月26日現在)
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    Intel独自のGPU「Xe」とは何か


     まずは大前提となる,IntelのXeアーキテクチャGPUについて,簡単に紹介しておこう。XeアーキテクチャのGPUは,Intelが2018年6月に開発中であることを発表したことで,存在が明らかになったものだ。

    2020年1月のCES 2020で披露された第11世代Coreプロセッサの試作チップ。大きな半導体ダイのほうがCPUやGPUを統合したSoCだ
    画像集#035のサムネイル/【PR】薄型ノートPCでも快適なゲームプレイが可能に? 「Intel 第11世代Coreプロセッサ」の取り組みと実力を「dynabook V」で検証してみた
     開発はおおむね予定どおりに進んだようで,最初のXeアーキテクチャGPUは,予告どおりの2020年に第1弾となる開発コードネーム「Xe-LP」が,Iris Xeという名称で世に出ることとなった(関連記事)。
     これまでのところ,Iris Xeは,演算ユニットである「Execution Unit」(以下,EU)数が96基のものと,80基の2種類が存在しており,96基版は「Core i7-1185G7」「Core i7-1165G7」に,80基版は「Core i5-1135G7」に採用されている。ちなみに,後段で紹介するdynabook V8/Pが搭載するのは,96基版のCore i7-1165G7で,最上位モデルのCore i7-1185G7は,MSIのゲーマー向けノートPC「Stealth 15M A11」が搭載するといった具合に,各PCメーカーによる採用が急速に進んでいる。

    Iris Xeの概要を示したスライド
    画像集#039のサムネイル/【PR】薄型ノートPCでも快適なゲームプレイが可能に? 「Intel 第11世代Coreプロセッサ」の取り組みと実力を「dynabook V」で検証してみた

     冒頭でも触れたとおり,Iris Xeは,それまでのIntel製CPUが備えていた内蔵GPUよりも大幅に性能が向上しているのがポイントだ。前世代の第10世代Coreプロセッサが備えていた内蔵GPU「Intel Iris Plus Graphics」(以下,Iris Plus)と比べて,EU数は64基から96基へと1.5倍も増加したほか,最大GPUクロックも1.1GHzから1.35GHzへと高速になった。これにより,GPUの演算性能はIris Plusの1.13 TFLOPSから,Iris Xeでは2.07 TFLOPSと,実に1.84倍も高性能になったのだ。

    Iris XeとIris Plusの違いを示したスライド
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    Iris Xe MAX
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     XeアーキテクチャGPUの第2弾として登場したのは,薄型ノートPC向けの単体GPUである「Intel Iris Xe MAX Graphics」(以下,Iris Xe MAX)だ。
     Iris Xe MAXは,EU数96基版のIris Xeを単体GPUとして抜き出したような製品である。EU数は同じ96基であるが,Iris Xeの最大GPUクロックが1.35GHzであるのに対して,Iris Xe MAXは最大GPUクロックが1.65GHzへと20%以上も引き上げられている。これにより,第11世代Coreプロセッサと組み合わせた場合,NVIDIAの薄型ノートPC向け単体GPU「GeForce MX350」と同程度の性能を発揮できるそうだ。

     Iris Xe MAXでは,第11世代Coreプロセッサと組み合わせたときに働く「Deep Link」という機能がある。Deep Linkは,Iris Xe MAXと第11世代Coreプロセッサ側のIris Xeを協調動作させることで,AI処理を用いるアプリケーションや,ビデオエンコードアプリの性能を高めることができるという。
     今後登場するXeアーキテクチャの単体GPUとIntel製CPUの組み合わせでも,Deep Linkは利用できるようになると思われるので,ゲーム性能への好影響も期待したいところだ。

    Intel Server GPUを4基搭載するサーバー向けGPUカード「XG310」
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     ちなみに,PCとは離れるが,Iris Xe MAXと同じGPUコアをベースとしたデーターセンター向けGPU「Intel Server GPU」という製品もある(関連記事)。Intel Server GPUを複数搭載するGPUカードを利用したクラウドゲームサーバーを,中国のTencentグループが導入予定とのことで,将来はスマートフォン向けクラウドゲームを支える技術として,XeアーキテクチャのGPUが使われるようになるかもしれない。

     Intelはさらに,2021年の投入に向けて,Xeアーキテクチャの高性能版単体GPU「Xe-HPG」を開発中だ。Xe-HPGの詳細は明らかになっていないものの,対象ユーザーにはゲーマーも入っているので,相応に高いグラフィックス性能を有するであろう。実機の登場が今から楽しみでならない。


    Xeとゲームの互換性を検証する検証サポートプログラム


     ここまで説明したとおり,Intelは,XeアーキテクチャのGPUを,ノートPC向けの内蔵GPUから,ゲーマー向けの単体GPU,さらにはサーバー製品まで,多くの分野に投入しようとしている。だが,PCゲームの世界において,GPU性能が高いだけでは,快適なゲームプレイを楽しめるとは限らない。そのGPUで,ゲーム開発者の意図どおりにグラフィックスを描画できるか,どの程度のグラフィックス品質設定にすれば,快適なプレイを実現するフレームレートで映像を表示できるかを検証して,問題があればゲーム側やGPUのドライバソフトで対応する必要があるのだ。

     そのためにIntelが行っている取り組みが,「インテル Iris Xeグラフィックス 検証サポートプログラム」(以下,検証サポートプログラム)である。ゲームを開発するゲームスタジオと協力して,PCゲームがXeアーキテクチャGPUの機能を活用して快適にプレイできるように,検証を行う取り組みだ。本稿執筆時点では,国内ゲームスタジオのタイトルは,「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」や「龍が如く0 誓いの場所」など11作,海外ゲームスタジオ製タイトルは「Apex Legends」や「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」など12作が,検証済みタイトルとして登録されている。

    検証サポートプログラムの検証済み国内ゲームタイトル(左)および海外ゲームタイトル(右)
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     検証サポートプログラムで,Intelとゲームスタジオがどのような活動をしているのかの具体的な内容は公表されていない。明らかになっている範囲では,機械的,画一的に判定するのではなく,ゲームごとにプレイの快適さを決める判定基準を設けて,Intel側とゲームスタジオ側で動作検証を行い,「これくらいのグラフィックス設定にすれば,快適にプレイできます」という指標を作っているそうだ。

    gameplay.intel.comのトップページ
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     また,検証サポートプログラムとは別にIntelは,同社製CPUの内蔵GPUを使ってゲームをプレイするときにグラフィックス設定の参考となる情報を提供するゲーマー向けWebサイト「gameplay.intel.com」を公開している。
     このWebサイトは,設定を確認したいゲームを選択,または検索したうえで,自分のPCが搭載するIntel製CPUの名前を入力すると(※自動検出ツールもあり),そのCPUに適切なグラフィックス設定を示してくれるというものだ。すべてのPCゲームを網羅しているわけではないが,グラフィックス設定のカスタマイズをするときの参考になるので,活用することをお勧めしたい。

    gameplay.intel.comで,Fortniteの最適設定を探してみる。まずはFortniteを選択してから,CPU名を入力するテキストボックスに「Core i7-1165」と入力したところ,対象のCPUがリストアップされた(左)。右は推奨されたグラフィックス設定のサンプル。英語のままだが,日本語版でも各項目の場所と内容は同じなので,参考にする程度なら問題ない
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    dynabook V8/Pの実機をチェック


     XeアーキテクチャGPUについてのIntelの取り組みは分かったが,ユーザーにとって重要なのは,実際のPCが自分の用途に適した製品なのかや,購入意欲をそそる製品なのかであろう。そこで今回は,冒頭でも触れたとおりDynabookが展開するノートPC「dynabook V8/P」を使って,実ゲームにおける動作をチェックしてみよう。
     なお,Dynabookは,東芝のPCブランドとして長らく有名だったが,分社化されたうえで2020年8月にシャープの完全子会社となっている。

    dynabook V8/P
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     まずは,dynabook V8/P本体を簡単に紹介しておこう。

    ディスプレイを360度回転させると,タブレット形状に早変わり。専用スタイラスはワコム製だ
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     dynabook V8/Pは,いわゆる2-in-1――Dynabookは5-in-1と称している――と呼ばれるタブレット端末に変形するノートPCである。ディスプレイのヒンジ部分が360度回転するようになっていて,ディスプレイ部分をグルリと回転させて本体に重ねると,大きなタブレット端末として使える仕組みだ。ディスプレイはタッチ入力と,専用スタイラスによるペン入力に対応している。

     ちなみに,ディスプレイを300度くらい開いた「Λ」形にすると,ヒンジを上に向けたテント形状や,キーボード面を下にしてディスプレイを手前に向けたモニター形状で使うこともできる。ノートPCは通常,ディスプレイの前にキーボードが来るので,目とディスプレイの距離はそれなりに離れてしまう。一方,テント形状やフォトスタンド形状にすれば,目とディスプレイの距離を近づけて設置できるので,外付けのキーボードとマウスを用意できる環境であればお勧めだ。

    背面やヒンジ部分の赤色が非常に目を引く(左)。300度くらいに開くと,ヒンジを上にしたテント形状で直立できる(右)
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    テント形状はディスプレイを目の前に持ってこれるので,動画を見るときなどに便利だ
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     搭載するディスプレイは,13.3インチサイズで解像度1920×1080ドットのIGZO液晶パネルを採用している。13.3インチの液晶パネルを狭額縁仕様の筐体に組み込んでいるので,公称本体サイズは303.9(W)×197.4(D)×17.9(H)mmと,13インチ級のモバイルノートPCとしては,フットプリントがやや小さめだ。
     なお,公称本体重量は約979gと1kg未満を実現している。それでいて,公称バッテリー駆動時間は約24時間というのだから,大したものだ。1日程度,外出先でPCを使うくらいであれば,ACアダプターを携帯しなくても間に合うかもしれない。

    ※JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0による

     キーボードは,薄型ノートPCで一般的なアイソレーションタイプで,ごく普通の日本語キー配列だ。一般的なキーピッチは19mmで,使用頻度の高いキーは十分なサイズを確保している。

    dynabook V8/Pのキーボード。一部に幅の狭いキーもあるが,使用頻度の高いキーは十分な幅がある
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    dynabook V8/Pで面白いのは,ディスプレイ上部の額縁部分(左)だけでなく,キーボードの奥側(右)にもWebカメラを組み込んでいることだ。キーボード側のWebカメラは,タブレット状態で使用する。なお,ディスプレイ上部のWebカメラは,Windows Hello対応の顔認証機能を備えている
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    内蔵スピーカーのイメージ図
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     dynabook V8/Pにおけるポイントの1つに,内蔵するステレオスピーカーがある。Dynabookは以前から,「harman/kardon」ブランド製のスピーカーを採用しており,ノートPCでも良好なサウンド再生が可能であることをアピールしていた。本製品もその路線を踏襲しており,薄いボディの中にL字型のスピーカーボックスを備えたharman/kardonスピーカーを内蔵しているのが特徴となっている。スピーカーは本体底面側にあるので設置する場所にも左右されるとはいえ,薄型ノートPCとしては迫力のあるサウンドを再生できる。

    dynabook V8/Pのステレオスピーカーは,筐体底面側の前寄りにある
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     それに加えてdynabook V8/Pは,Dolby Laboratoriesのサラウンドサウンド技術「Dolby Atmos」にも対応しており,スピーカーでもバーチャルサラウンドサウンド再生を楽しめるので,ゲームサウンドでも役立つだろう。

     それ以外のスペックも見ていこう。dynabook V8/Pは,CPUとして第11世代Coreプロセッサの中でも高性能な「Core i7-1165G7」を採用している。このCPUは,「Willow Cove」マイクロアーキテクチャのCPUコアを4コア8スレッド仕様で搭載しており,CPUの定格クロックは2.8GHz,ゲームでとくに重要な全コア最大クロックは4.1GHzに達する。
     内蔵GPUはもちろんIris Xeで,GPU動作クロックは1.3GHzとなっている。簡単に言えば,薄型ノートPCや2-in-1ノートPCに搭載するCPUとしては,ほぼ最高クラスの性能を有すると理解していい。

     メインメモリには,これまたノートPC用としては省電力かつ高性能なLPDDR4X-4266メモリを採用しており,メインメモリ容量は16GB(8GB×2)である。ゲームに限らず,大抵のPC用途でメモリの不足を感じることはないだろう。
     内蔵ストレージは,PCI Express接続で容量512GBのSSDを搭載する。有線LAN機能は搭載しないが,無線LANはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応となっている。対応する無線LANルーターとの組み合わせれば,快適なワイヤレスネットワークを利用でき,ゲームのダウンロードでも有線LANと遜色ないスピードを実現していた。

     dynabook V8/Pにおける第11世代Coreプロセッサ搭載PCらしい特徴の1つに,外部I/Oインタフェースとして,最新のThunderbolt 4対応ポートを2つ備えている点が挙げられよう。Thunderbolt 4についてはこちらの記事を参照してほしいが,簡単に言えば,既存のThunderbolt 3やUSB 3.xなどと完全な互換性を有しつつ,使い勝手を向上した規格だ。
     Thunderbolt 4ポートには,外付けディスプレイやストレージ,USBハブやUSBデバイスなど,さまざまな機器との接続に利用できる。コストはかかるが,外付けグラフィックスボックスを接続すれば,デスクトップPC用グラフィックスカードを使ってゲームをリッチなグラフィックスで快適にプレイすることも可能であり,2-in-1ノートPCであるdynabook V8/Pに幅広い拡張性を与えるインタフェースというわけだ。

    dynabook V8/Pの左側面。USB Type-C形状のThunderbolt 4ポートを2つ備えているほか,フルサイズのHDMI出力と,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子が並ぶ。なお,Thunderbolt 4ポートは電源コネクタも兼ねている
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    dynabook V8/Pの右側面。中央にmicroSDカードスロットがあり,その右に電源ボタン,USB 3.1 Gen1 Type-Aポートがある
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     こうしたスペックを有するdynabook V8/Pは,Intelの薄型軽量ノートPC向け規格である「Intel Evo Platform」(以下,Evo Platform)の認証を取得したPCでもある。Evo Platform認証を取得するには,PCが第11世代Coreプロセッサを採用して高性能というだけでなく,バッテリー駆動時間が長くて高速充電にも対応しており,PCの起動が速く,Thunderbolt 4やWi-Fi 6といった最新仕様にも対応することが必要だ。さらに,ACアダプターがつながっていないバッテリー駆動の状態でも,高い性能を発揮できることも,認証を取得するのに必要だという。
     Evoの認証を取得しているdynabook V8/Pは,これらを余すところなく備えたPCであることを,Intelも認めているわけである。

    表1 dynabook V8/Pの主なスペック
    型番 P1V8PPBB
    CPU Core i7-1165G7(4C8T,定格2.8GHz,シングルコア最大4.7GHz,全コア最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量12MB)
    メインメモリ LPDDR4X-4266 16GB(8GB×2)
    グラフィックス Iris Xe Graphics
    ストレージ SSD(容量512GB,PCIe接続)×1
    液晶パネル 13.3インチIGZO液晶,解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート60Hz,タッチおよびスタイラス入力対応,ノングレア(非光沢)
    無線LAN Wi-Fi 6
    (Intel「Wi-Fi 6 AX201」)
    有線LAN 未搭載
    Bluetooth 5.1
    外部インタフェース Thunderbolt 4(USB4 Type-C)×2,USB 3.2 Gen 1 Type-A×1,HDMI Type A出力×1,4極3.5mmミニピンヘッドセット×1,microSDカードスロット×1
    キーボード 日本語配列
    スピーカー 内蔵2chステレオ
    カメラ 2基搭載(ディスプレイ側 約92万画素,キーボード側 約80万画素)
    バッテリー容量 未公開
    ACアダプター 定格出力65W(20V 3.25A)
    公称本体サイズ 約303.9(W)×197.4(D)×17.9(H)mm
    公称本体重量 約979g
    OS 64bit版Windows 10 Home


    dynabook V8/Pのゲームにおける性能を検証


     dynabook V8/Pの外観と仕様を紹介したところで,実際に本製品がどれくらいのゲーム性能を持っているのかを,ベンチマークと実ゲームでのテストで確認してみよう。
     まずは参考までに,定番のグラフィックスベンチマークアプリである「3DMark」で,DirectX 11テストである「Fire Strike」と,DirectX 12テストの「Time Spy」を実行してみた。その結果がグラフ1である。

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     とはいえ,ベンチマークテストの数字だけではゲームの快適さは分かりにくい。そこで,「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(以下,FFXIV 漆黒のヴィランズベンチ)でもテストを行ってみた。グラフィックス設定プリセットを「標準品質(ノートPC)」に設定して実行したところ,スコアは「6871」であった。スクウェア・エニックスの指標では「とても快適」となるスコアであり,FFXIVのゲーム本編も軽快にプレイできるだろう。

    FFXIV 漆黒のヴィランズベンチの結果
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     続いて,検証サポートプログラムで対象となっているゲームの中から,今回はお馴染みの格闘ゲーム「ストリートファイターV チャンピオンエディション」(以下,SFV)が快適にプレイできるかをテストしてみた。
     まずはカプコン公式の「STREET FIGHTER V ベンチマーク」(以下,SFVベンチマーク)で,どの程度の平均フレームレートが出るのかを確認してみる。検証サポートプログラム公式Webページによると,Iris XeにおけるSFVのグラフィックス設定は,「画面品質」を「中」にすることが前提であるとのこと。そこでSFVベンチマークでも,推奨どおりの設定で計測してみることにした。

    SFVベンチマークにおける画質設定
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     結果は良好で,平均フレームレートは59.39fpsと,ほぼ60fpsに近いスコアが得られた。このままプレイしても十分快適そうだ。プレイ中の見た目にあまり影響を与えない設定――SFVならシャドウやアンチエイリアスあたりだろうか――を下げて,フレームレートを60fpsで貼り付きやすくしてもいいだろう。

    SFVにおける画質設定
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     ベンチマークでフレームレートの傾向を確認できたので,実際に快適なプレイが可能かどうかを確認してみた。ゲーム内の画質設定も,SFVベンチマークと同じく画面品質を中設定にしたうえで,NVIDIA製のフレームレート計測ツール「FrameView」を使って,画面上にフレームレートを表示しながらプレイする方法を取った。
     プレイをしながら確認してみると,必殺技がヒットした瞬間などにフレームレートが下がる様子が見られたものの,平均フレームレートはほぼ60fpsに近い50台fps後半をキープしていた。競技会に出場して腕前を競うようなゲーマーには物足りないかもしれないが,カジュアルゲーマーならdynabook V8/Pでも十分快適にプレイできるのではなかろうか。

    左上にFrameViewによるフレームレートの計測状況が出ている
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     もう1つのゲーム検証として,こちらも検証サポートプログラムで対象となっているバトルロイヤルTPS「Fortnite」をプレイしてみた。なお,今回のテストは,12月15日に導入となった低スペックPCでの動作を改善する「パフォーマンスモード」の実装以前に行ったことをお断りしておく。
     検証サポートプログラム公式Webページによると,Iris XeにおけるFortniteのグラフィックス設定は,「クオリティプリセット」を「低」にしてプレイすることを推奨している。低プリセットにすると,たしかに平均フレームレートは100fpsを優に超えるほどだが,キャラクターモデルの品質がかなり低くなるので,望ましいとはいえない。そこでいろいろ調整してみたところ,低プリセットを選択したうえで,「3D解像度」を「中」プリセットと同程度の「65」前後にすると,60fps以上の平均フレームレートを確保しつつ,キャラクターモデルの見た目も許容範囲にできると分かった。

    Fortniteにおける画質設定。このほかに,解像度は1920×1080ドットでフルスクリーン表示,フレームレートは無制限を選択している
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     この設定で,4Gamerベンチマークレギュレーション23.2にあるFortniteのベンチマークランを実行したところ,平均フレームレートは80fps以上をキープできていた。実際のプレイにおいても,平均で70fps以上は出ているので,問題なくプレイできるという実感だ。さらに,低スペックのPCにおける動作を軽くするパフォーマンスモードを利用すれば,フレームレートをより向上できるだろう。

    左上にFrameViewによるフレームレートの計測状況が出ている
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    Iris Xe搭載なら薄型モバイルノートPCでのゲームプレイも当たり前に


    画像集#031のサムネイル/【PR】薄型ノートPCでも快適なゲームプレイが可能に? 「Intel 第11世代Coreプロセッサ」の取り組みと実力を「dynabook V」で検証してみた
     今回はあくまでも簡単なテストだったが,画質を低めに設定すれば,dynabook V8/Pでも快適にプレイできるゲームがあることは分かった。検証サポートプログラムで名前が挙がっているFortniteやApex Legendsといった人気タイトルも,同様に設定次第で十分にプレイできると思われる。「CPUの内蔵GPUはゲームに不向き」と思われていた時代は,第11世代Coreプロセッサの登場で終わりつつあると言っても,大袈裟ではないだろう。
     PCゲーマーが,「ゲームをプレイできるPCを旅行先に持ち出したい」となったとき,これまではゲーマー向けノートPC以外の選択肢はほとんどなかった。しかし,ゲーマー向けノートPCは,本体が重くてACアダプターも大きいといった具合に,持ち運びやすさを諦める必要がある。その点,Iris Xeを搭載してEvoプラットフォーム認証も取得した薄型ノートPCであれば,持ち運びやすさを大幅に改善しつつ相応にゲームもプレイできるので,ゲーマーが外で持ち歩いて使うノートPCの選択肢を,大きく広げてくれるはずだ。

     2020年末時点で市場に存在するXeアーキテクチャのGPUは,第11世代Coreプロセッサの内蔵GPUだけだ。しかし,2021年にはノートPC向け単体GPUであるXe Maxを搭載するPCや,ゲーマー向け単体GPUのXe-HPGも登場する予定であり,XeアーキテクチャのGPUはゲーマーにとっても徐々に身近な存在となっていくだろう。そんな近い将来を見据えて,Intelは早い段階から検証サポートプログラムを実施することで,ゲームスタジオによる対応や最適化を進めているわけだ。
     Xe Max搭載PCやXe-HPGをユーザーが手にするようになったときには,検証サポートプログラムのWebページをチェックして,目当てのゲームが対応しているかを調べてみるといいのではないだろうか。

    Intel公式Webサイトの検証サポートプログラムページ

    Dynabook公式Webサイトのdynabook V8/P製品情報ページ


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      第11世代Core(Rocket Lake,Tiger Lake)

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      Intel Arc(Intel Xe)

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