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「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」“発売直前”記者発表会レポート。将棋ファンの石田純一さんがストーリーモードとレーティング戦にチャレンジ
「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」公式サイト
※画像は配信映像をキャプチャしたものです
続いて石田さんが登壇し,父親に将棋を教えてもらうことでコミュニケーションを取っていたエピソードを披露。また「将棋を学ぶことで,先を読む力を養える」とし,自身の仕事においても「ストーリーの先を読んで布石を打ったり,監督の求める演技を予想して準備することが重要」と話していた。
石田さんは「身体を動かす遊びや勉強も大切」と前置きしつつ,「将棋は想像力やクリエイティビティを養うのにも役立つ」とコメント。チェスと異なり,将棋では相手から取った駒を自分の駒として使えるので,より自由度が高く,高度な戦術を展開できるため,想像力やクリエイティビティが鍛えられるというわけである。
さらに石田さんは「将棋とは世代間を超えた文化」とも語っていた。
発表会の後半では,石田さんが実際に本作に挑戦。このコーナーでは,ストーリーモードで歩の動かし方から将棋を学べることや,プレイヤーがお題を達成すると藤井七段の「お見事です!」「すばらしい!」といったボイスが流れることなどが紹介された。
石田さんは,プレイヤーの昇級・昇段をかけてAIと対局するレーティング戦にも挑戦。ここでは,子どもが飽きてしまわないように,AIのレスポンスが高段位でも非常に速くなっていることや,AIが不利になると画面右上のアイコンが汗をかくこと,局面が中盤から終盤に差し掛かるとBGMが変わることなどが紹介された。
また対局終了後には対局内容を振り返る「棋譜検討」に移行し,藤井七段の添削を受けて「AIのオススメ手」を教えてもらえることも紹介された。このオススメ手は,初心者にも意図が分かりやすいものを優先的にチョイスしているという。
さらに対局の終盤などで詰みを見逃したりすると,自動的に問題が作成されプレイヤーに振り返りを求めるサポート機能もあるそうだ。
そのほか本作は,藤井七段によるAIの調整や,詰め将棋問題の追加など,発売後にも随時アップデートが行われる予定だ。
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