「Weird West」の発売が2022年3月31日に延期。西部開拓時代をテーマにしたダークファンタジー

　WolfEye Studiosは，Devolver Digitalをパブリッシャとして開発を進める新作ソフト「Weird West」（PC / PS4 / Xbox One）の発売を2022年3月31日へ延期すると発表した。

「Weird West」公式サイト

　「Weird West」は，「Prey」や「Dishonored」などで知られるArkane Studiosの設立者であるラファエル・コラントニオ（Raphaël Colantonio）氏が新たに立ち上げたWolfEye Studiosの初となるタイトルだ。19世紀末のアメリカ西部開拓時代にオカルトなどをからめたダークファンタジーという独特の世界観が特徴で，12月16日に公開された開発者ビデオダイアリーでは，プレイヤーが環境やオブジェクトをパズルやバトルに利用するという，自由度の高いインタラクションが紹介されていた（関連記事）。


　今回のビデオメッセージでコラントニオ氏は，クローズドβテストの段階にある「Weird West」は，彼らのビジョンどおりの素晴らしいゲームに仕上がりつつあるものの，完成までにはさらなる時間が必要になると説明し，リリースを楽しみにするファンに謝罪している。
　当初は1月11日にリリースされる予定であったため，10週間ほどの遅延となるが，それ以前にも何度か延期が繰り返されており，これはおそらく，コラントニオ氏が予定した以上のプロジェクトになりつつあるということだろう。


　公式サイトでは，PC版がSteamとGOG.comでリリースされるほか，PlayStation 4版とXbox One版も同日発売されることが紹介されているが，さらに今回のビデオメッセージではXbox Game Passのロゴも追加されており，サブスクライバーには無料で提供されることになるようだ。