プレイレポート
「バイオハザード レジスタンス」スターターガイド。オープンβテストに参加して得た実戦テクニックや攻略ポイントを紹介
4Gamerでは以前,ゲームの流れを紹介するプレイレポートを掲載したが,今回は4月2日まで開催されていたオープンβテストに参加したことで見えてきた実戦的なテクニックやポイントを紹介する。発売直後の対戦で役立つ情報が満載となっているので,ぜひ参考にして遊んでほしい。
「バイオハザード レジスタンス」プレイレポート。全3エリアで構成されたゲームの流れを動画と共に紹介
2020年4月3日に発売が予定されている「バイオハザード RE:3」のカップリングタイトル「バイオハザード レジスタンス」。その最新バージョンを試遊する機会を得たので,プレイレポートをお届けしたい。動画付きで試合の流れを解説していくので,発売前に目を通しておこう。
「バイオハザード RE:3」公式サイト
キャラクターごとの役割(ロール)を理解する
始めにサバイバー側の攻略ポイントをお届けしていく。サバイバーにはアタッカー,タンク,ハッカー,サポートの4つのロールがあり,それぞれ大きな特徴を持っている。基本的にはアタッカーとタンクが近接武器で前衛を,ハッカーとサポートが銃火器で後衛を務める布陣で問題ない。ロールの中でもとくに重要なのが監視カメラの破壊に長けたハッカー(ジャニアリー)で,クリーチャーが大量に配置されている場所に来たら,まずは優先的にカメラの破壊を狙うといいだろう。
常に複数人で探索を進める
本作は全3エリアで構成されており,すべてのエリアでギミックを解除し,出口へ向かうという工程を踏むこととなる。ギミックはマップに散らばっており,4人で分かれて探索を進めたくなるが,それは非常に危険な行動だ。マスターマインドが仕掛けるクリーチャーやトラップはまとめて配置されることが多く,単独では対処しにくい場合が多い。少なくとも2人以上で常に行動することを心掛けたい。
クリーチャーの撃破や監視カメラの破壊を忘れずに
サバイバー側の目的は制限時間内の脱出のため,つい焦って行動しがちだが,目先のクリーチャー撃破やトラップ解除,監視カメラの破壊を行うことが脱出への近道となる。というのも,本作はクリーチャー撃破時やトラップ解除時に制限時間が延長されるため,障害を排除しても結果的にあまり時間が減っていないことが多い。急がば回れの精神が大切だ。
繰り返しプレイし,マップの形状とギミックの位置を覚える
本作のマップはオープンβテストでプレイできたダウンタウンのほか,カジノと廃棄遊園地が公開されている。すべてのマップに言えることだが,ギミックの配置はいくつかのパターンで決まっており,繰り返しプレイすることで探索スピードが上がっていく。プレイすればするほどマップの形状も覚えられるため,とにかく数をこなすことが上達の近道だ。
2つの固有スキルを有効活用
キャラクターには短いスパンで使用できるパーソナルスキルと,長いリキャストを必要とするフィーバースキルがそれぞれ用意されている。パーソナルスキルには,監視カメラを破壊するジャンのオーバーロードや,危機をすばやく察知できるヴァレリーの生存本能といった扱いやすく便利なものが多い。一方,フィーバースキルは一度使用すると次に使うまでの時間がかなり必要となる。ここぞの場面で使っていきたいところだ。
ボーナスゾンビから強力なアイテムを回収
エリア探索時に一定時間が経過するとボーナスゾンビがマップに出現する。ボーナスゾンビが持つアイテムはミニガンやスパークショットなど強力なものばかり。多少時間を使ってでも取得する価値はあるので,すぐに次のエリアに進むのではなく,ボーナスゾンビの撃破を狙っていくのもいい。
ターゲットに応じた武器で攻撃を仕掛ける
本作に登場するクリーチャーは,原作同様にゾンビやゾンビ犬がもっとも弱く,リッカーやイビーといったクリーチャーが耐久力,攻撃力共に高くなっている。強力な武器は弾数も少ないため,無駄に使わず特定の強力なクリーチャーに使用していこう。また,第3エリアの目標となるバイオコアは,金属バットやスレッジハンマーなどの近接武器であればすばやく破壊できる。弾数に限りのある強力な武器を使うのはもったいないので,できるだけ使用は控えたい。
タイラントとは無理に戦わず逃げる
マスターマインドのダニエル・ファブロンが使うアルティメットスキル,タイラントは対応がかなり難しく,無理に攻撃を仕掛けても弾薬を失うばかりか,時間まで無駄に減らしてしまうことが多い。タイラント操作中,マスターマインドはクリーチャーやトラップの配置を行えず,1分経過すると自動で解除される。追加の脅威が増えることはないため,的を絞らせないよう4人バラバラに逃げ,誰かが狙われている間に探索を進めるのが理想的な動きだろう。
常にサバイバーの先を読み,クリーチャーやトラップを仕掛ける
続いてマスターマインド側の攻略ポイントをお届けする。もっとも基本的な考えは,「サバイバーが通るであろう道や部屋にクリーチャーやトラップを仕掛ける」ということだろう。ギミック解除アイテムがある部屋には必ずサバイバーが来るので,それらの場所にすばやく仕掛けを作っていこう。
クリーチャーやトラップは同じエリアにまとめて配置
クリーチャーやトラップが撃破されると制限時間も延びてしまう。単体では時間稼ぎどころか,サバイバーにとってプラスに働いてしまう場合もあるので,まとめて配置するのが得策だ。また,クリーチャーやトラップは設置しただけでは,サバイバー側に容易に対処されてしまう。後述するドアロックや電気消灯,スレイブ化も合わせて使い,少しでも時間を稼ごう。
ドアロックや電気の消灯を活用
マスターマインドは,ドアをロックしたり,部屋の電気を消したり,昇降機を動かしたりといった妨害工作を行える。これらのアクションは,それだけでは細かい時間稼ぎにしかならないが,クリーチャーやトラップの設置と並行して行うことで最大限の効果を発揮する。マスターマインドは,カード使用以外のアクションをコスト消費なしで実行できるので,積極的に使っていこう。
強力なスレイブ化を使いこなす
マスターマインドがゾンビを直接操作できるスレイブ化は,サバイバーを追い詰めるうえでもっとも大切なアクションの1つ。通常のゾンビとは比較にならないほど機敏な動きが可能で,戦況に及ぼす効果は高い。コストも一切かからないので,成り行きを静観せず,積極的に行っていきたいアクションとなっている。
時間を稼げるタイミングでタイラントを発動
それぞれのマスターマインドには,切り札となる個別のアルティメットスキルが用意されている。オープンβテストで使用できたダニエル・ファブロンのアルティメットスキルは,B.O.W「タイラント」の投入だ。タイラントは,ほぼ無敵と言っていいほどの耐久力を誇り,制限時間の1分間はフィールドを掌握できる。ただし,移動速度はそこまで速くないため,逃げる相手を追いかけようとすると少し苦労してしまう。基本的にはギミック付近に陣取り,無理に前に出てきたサバイバーを攻撃するといった立ち回りが無難と言えるだろう。
プレイするほど味が出る。新感覚の非対称オンライン対戦を楽しもう
スターターガイドは以上となる。なお,記述した内容は筆者がオープンβテストでプレイする際に採った攻略であり,当然このほかにも,ゲームを有利に進めるための要素はあるだろう。本記事を参考にゲームの進行を肌で覚え,いずれ自分なりの攻略を見つけてもらえれば幸いだ。
また,本作をプレイすればすぐに分かると思うが,熟練度が足りていないうちは,4人の意思が統一しにくいサバイバー側より,1人で操作するマスターマインド側が有利に感じられる。個人的にはそこで止めてしまう人が多いよう思えるが,本作はプレイすればするほど,ゲームの理解度と腕前が上がっていき,面白さが感じられるゲーム性となっている。プレイし始めは多少苦労するかもしれないが,ぜひ遊び続けて,駆け引きの奥深さを楽しんでもらいたいと思う。
「バイオハザード RE:3」公式サイト
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バイオハザード RE:3
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(C)CAPCOM CO., LTD. 1999, 2020 ALL RIGHTS RESERVED.
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- ビデオゲーム
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