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[G-Star 2019]「原神」のPC版がプレイアブル出展。細かな操作がしやすいぶん,キャラクター交代を駆使したバトルが楽しめそう
本作は,miHoYoらしいアニメ調のグラフィックスが目を引くオープンワールド型RPGだ。本作が発表されたChinaJoy 2019ではPlayStation 4版が,その後の東京ゲームショウ2019ではPlayStation 4版とスマホ版(iOS / Android)が出展されていたが,今回はPC版となっていた。
試遊の内容は,東京ゲームショウ2019での「イージー」と同様に,ゲームの序盤のチュートリアルを体験できるものだ。幻想的な草原を自由に駆け回って,泳いだり敵と戦ったりしていると,巨大な龍のようなものが飛んでいるところに遭遇する。
その後,弓使いの女の子・アンバーが仲間になり,近くの街を目指すことになる。
PC版を触ってみると,キーボードでの操作が可能になったことで,1人のキャラクターを集中して動かす場合は,スキルのクールダウンが長く感じられる。[W/A/S/D]キーで移動しつつ,[Q/E/R]キーでスキルを発動する形になるので,スマホ版と比べるとだいぶ操作しやすい。そのため,最大4人のキャラクターを切り替えながら戦う本作のシステムを,存分に活用できるプラットフォームになりそうだ。
しばらく進んで到着した街は,城壁に囲まれた中世風の場所だった。高台の上には,大きな聖堂(だと思われる)があり,街を見下ろしている。
さて,原神には「壁に向かってジャンプするとそのまましがみつき,さらによじ登れる」という,ちょっと戸惑う強引な移動方法がある。そうなると城壁や高台,建物があれば,とりあえず上へ上へと登りたくのが人情。というわけで,ついクエストを完全に無視して,プレイ時間をすべて使ってよじ登ってみることにした。
壁だろうと柱だろうと踏破できてしまうので,街に入ってから聖堂までは道も階段も無視して一直線だ。一応,登っている間はスタミナが減少し,なくなると落下してしまうのだが,途中で足場になるところを経由すれば,巨大な聖堂もなんのその。聖堂の屋根に着いたら,今度は塔のような部分へとよじ登れる。
そして,一番上までたどり着いた筆者を待ち受けていたものは……なんと,宝箱。「高いところに行けるなら,ここに来るだろう」と計算されていたようで,ちょっと悔しい。
ともあれ,見た目は完全に不審者だが,よじ登りのアクションは楽しいので,製品版でもいろいろな登れるスポットを用意してもらいたいところだ。
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