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印刷2021/06/21 12:43

プレイレポート

「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

 ライアットゲームズのタクティカルFPS「VALORANT」にて,新シーズンとなるエピソード3 Act1「リフレクション」が2021年6月23日に実装される。今回はその実装に先立ち,メディアとインフルエンサー向けに先行体験会が実施された。新たに登場する新エージェント「KAY/O」(以下,ケイ・オー)を紹介しよう。

画像集#001のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

 ケイ・オーは敵のアビリティを封じ込める能力を持った戦闘兵器という設定だ。アビリティは複数回の爆発を引き起こすフラグメントグレネード「フラグ/メント」,フラッシュバングレネードを投てきできる「フラッシュ/ドライブ」,投てきしたブレードを爆発させ範囲内の敵のアビリティを封じ込める「ゼロ/ポイント」,エネルギーパルスを発生させパルス内の敵はアビリティが使用できなくなるアルティメットアビリティ「ヌル/コマンド」の4つ。以下でそれぞれの能力を紹介しよう。


フラグ/メント Cost:200


画像集#002のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

 複数回爆発するフラグメントグレネードを投げる能力。左クリックで遠くへ直線的に,右クリックで近くへ山なりに投げる。地面に付着したフラグ/メントは円形に4回爆発を引き起こす。中心に近ければ近いほどダメージ量が大きくなり,1回の爆発で最大60ダメージを与えることができる。攻撃陣営のときにはスパイク解除の阻止にも活用できるだろう。

フラッシュ/ドライブ Cost:250


画像集#003のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

 視界を奪うフラッシュバングレネードを投げる能力。最大2個所持できる。左クリックと右クリックでは投てきの距離と軌道,そして起爆までの時間が異なる。左クリックの場合は直線的に遠くへ投げ,約1.6秒後爆発する。対して右クリックでは山なりに近くへ投てきし,約1秒後に爆発する。右クリックの方が投げてから早く起爆する仕様となっている。

ゼロ/ポイント (クールタイム40秒)


画像集#004のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

 相手プレイヤーのアビリティを一時的に使用できなくさせるサプレッションブレードを投げる能力。サプレッションブレードは直撃した場所に突き刺さり,一定時間後爆発する。爆発の範囲内にいた敵プレイヤーは抑制状態になり,アビリティを7秒間使用できない状態となる。KILLJOYのタレットやCYPHERのトラップワイヤーのような設置型アビリティで既に設置されているアビリティは機能を停止する。
 爆発の範囲内にあるアビリティを無効化するわけではなく,あくまで爆発範囲にいた敵エージェントのアビリティを封じる能力ということに注意しよう。トラップワイヤーなどのアビリティに直接ブレードを投げても効果はない。

サプレッションブレードは白い剣身を撃つことで破壊可能
画像集#005のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

ゼロ/ポイントによって抑制状態となった敵がいた場合,どのエージェントが検知されたのか通知が届く。ゼロ/ポイントは索敵としても活用できる
画像集#006のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

ヌル/コマンド Cost:7ポイント


画像集#007のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

 その場から巨大なエネルギーパルスを発生させて,パルス範囲内の敵プレイヤーを抑制状態とする能力。エネルギーパルスはケイ・オーを中心におよそ40mとなっており,広範囲に及ぶ。また,ヌル/コマンド使用中にケイ・オー自身も強化され,射撃速度が上昇する。

画像集#008のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

 ヌル/コマンド使用中に自身がキルされてしまった場合はダウン状態となり,15秒以内に味方がダウン中のケイ・オーに近づき蘇生モーションに入ることで復活できる。

 VALORANTではアビリティを起点とした戦闘が多いが,ケイ・オーを使いこなせれば,その機先を制するプレイが可能だろう。スモークやAoE(通称,モロトフ)などで足止めされることはよくあるが,そうした相手がアビリティを複数使用して有利な状況を作り出すことを阻止できる。
 ケイ・オーはフラッシュバンの「フラッシュ/ドライブ」とフラググレネードの「フラグ/メント」も汎用性が高く,オールマイティーに活躍できる。
 アビリティをいかに活用するかが重要なVALORANTにおいて,相手にアビリティを使わせないというケイ・オーは,環境に一石を投じる存在になりそうだ。ケイ・オーは2021年6月23日から使用可能になるとのことなので,ぜひ試してほしい。

武器の価格も一部変更されていた
画像集#009のサムネイル/「VALORANT」,エピソード3 Act1“リフレクション”先行プレイレポート。新エージェント“KAY/O”が登場

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