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「POSTAL 4: No Regerts」正式リリース。過激なバイオレンス表現で知られるシリーズの最新作がついに登場
「POSTAL 4: No Regerts」公式サイト
2019年10月からβテストが続いてきた「POSTAL 4: No Regerts」は,1997年に発売された「Postal」から続くシリーズの最新作。第1作の「Postal」は,ゲームの過激なバイオレンス描写が政府や教育機関などに取り上げられて大きな問題になり,各国で発売が禁止された作品として,今でも多くのゲーマーに記憶されている。2003年にリリースされた「Postal 2」は,前作の斜め見下ろし型視点からFPSに変更され,2012年の「Postal 3」はTPSになるなど,シリーズは,時代に合わせた変更を行ってきた。
ただし,「Postal 3」はパブリッシャの判断で別会社に開発が委託され,さらにプレイヤーの評価も低かったため,Running with Scissorsは“「POSTAL 4: No Regerts」は「Postal 2」の真の続編”だとして,「Postal 3」の存在を認めていない。
最新作の舞台となるのは,前作の舞台だったパラダイスが壊滅し,荒野をあてもなく走っていた主人公のポスタル・デュードと飼い犬のチャンプがたどり着いたアリゾナ州の町,エデンシン(Edensin)だ。前作同様,何かとイライラが募るお使いミッションを月曜日から金曜日までこなしていくうちに,カルト教団や警察組織などと対立し,さまざまな武器を使って彼らと戦っていくことになる。
自分の好きな順番でお使いミッションをこなしていくという,オープンワールドを活かしたゲームシステムが採用されており,長い行列に並ばせられたり,いきなり解雇されたりなどしたときにキレるかキレないかは,プレイヤー次第だ。
首が飛んだり,派手に血が噴出したりなど大げさなバイオレンス描写は従来どおりだが,最近ではこうした過激な表現をアピールするタイトルも増えており,本作のグラフィックスも少々古めなので,かつてほどのインパクトはないかもしれない。火炎放射器でショッピングモールを火の海にしたり,ネコをサイレンサー代わりに使ったりといったおなじみのシーンも健在で,本作を高く評価するプレイヤーも多い一方,バグやAIの不備などから低評価を下すメディアも少なくないなど,「POSTAL 4: No Regerts」の評価は割れている印象だ。
「POSTAL 4: No Regerts」は,SteamやGOG.comなどで販売が始まっており,Steamでは正式ローンチを記念した20%オフのセールが実施されている。現時点では英語のみのサポートとなっているが,気になる人はチェックしてみよう。
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“POSTAL 4: No Regerts uses the Unreal Engine. Unreal is a trademark or registered trademark of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere.”
“Unreal Engine, Copyright 1998 ? 2019, Epic Games, Inc. All rights reserved.”