インタビュー
全国のマネージャーに勝利の喜びを届けたい! 「フットサルボーイズ!!!!!」天ノ川学園キャストインタビュー
アニメ×アプリゲーム×フットサル試合イベントによる新型メディアミックスプロジェクト「フットサルボーイズ!!!!!」において,各メディアがそれぞれ1校を全力で応援する「各校応援メディア隊長企画」が進行中だ。それに伴い「天ノ川学園」フットサル部の応援メディア隊長となった4Gamerでは,キャストである桐生 蓮役のTAKA(CUBERS)さん,白河 瞬役の岡 延明さん,橘 藤吾役の大海将一郎さん,今園彩人役の森永彩斗さん,水無瀬亜佐役の菊池勇成さん,秋月奏夜役の津田拓也さんへインタビューする機会を得たので,本稿でお届けしよう。
本人たちはチームについて“大人の距離感を保った関係”だと語るが,試合の思い出や挑戦したいことなどで和気あいあいと盛り上がるトークの様子は,どこから見ても仲の良いチームメイトであった。読めば天ノ川学園や6人のことがより好きになるロングインタビューとなっているので,ぜひ最後まで楽しんでもらいたい。
■「フットサルボーイズ!!!!!」とは
バンダイナムコアーツ,バンダイナムコエンターテインメント,ディオメディアがおくるメディアミックス作品「フットサルボーイズ!!!!!」は,アニメ,アプリ,キャストによるフットサル試合イベントを融合させた“本気男子応援プロジェクト”だ。フットサル試合イベントの勝敗結果がアニメやゲームに連動,反映されるなど,3つのメディアが相互連動する新体験が楽しめる。
本作では,フットサルが世界的ブームになっている日本を舞台に,5つの学校「恒陽学園」「アーダルベルト学院」「桃実高校」「天ノ川学園」「皇花山学園」のフットサル部に所属する男子高校生たちの青春物語が描かれる
2019年10月4日のプロジェクト発足以降,キャストによる配信番組や練習試合イベントなどで活動を始め,2021年11月9日にスマホアプリ「フットサルボーイズ!!!!! ハイファイリーグ」(iOS / Android)をリリース,12月29日にはリアル試合イベントが開催された。さらに2022年1月からはTOKYO MXほかにて,TVアニメも放送中だ。なおTVアニメでは,「恒陽学園」をメインとしたストーリーが展開されている。
打ち解けたのが一番遅い!?
選手もメンバーも大人な距離感の天ノ川学園
4Gamer:
本日はよろしくお願いします。4Gamerで「フットサルボーイズ!!!!!」のお話を聞くのは初めてなので,まずは皆さんの演じている選手たちについて教えてください。
TAKA(CUBERS)さん(以下,TAKAさん):
桐生 蓮くんはひと言で表すと一匹狼がぴったりで,あまり人と関わりを持ちたがりません。でも天然でかわいい部分があって,それを周りから指摘されることもあるんです。そんなギャップも含めて,魅力あふれる人物だなと思っています。
森永彩斗さん(以下,森永さん):
コメントがしっかりしてる……すごい。
TAKAさん:
今のでそう言っていたら,インタビュー中,200回くらい「すごい」って言うことになるよ(笑)。
一同:(笑)。
岡 延明さん(以下,岡さん):
白河 瞬くんは,天ノ川のみんなをまとめるお母さん的な存在です。でもフットサルについて話すときにいつも仕事を強調するドライな面があり,心の中では何かを秘めているんじゃないのかなというのが見え隠れして,これからの展開に期待してほしい選手の1人です。
菊池勇成さん(以下,菊池さん):
水無瀬亜佐くんは,現役アイドルなんです。アイドルはキラキラして明るいイメージがあると思うんですが,亜佐くんは自分に自信がなく,皇花山学園にいる兄・水無瀬涼佑(CAST:石井孝英)にコンプレックスを持っている自分を表に出しきれないような選手です。また,天ノ川学園のなかでは1年生として先輩たちに「こういうことがありました」と伝達するなど,ちゃんと役割を果たしている子ですね。
天ノ川学園での活躍もそうですが,兄へのコンプレックスがアプリなどでどう展開していくのかに注目していただけたらなと思います。
森永さん:
今園彩人は,今をときめく若手イケメン俳優です。世間の印象は品行方正でキラキラした俳優さんなんですが,チームメンバーの前ではほぼスウェット姿で,だらしない一面も見せます。天ノ川学園ではツッコミ役で,話をまわす役割をすることが多いですね。ムードメーカーのようなところもあるかっこいい選手なので,ぜひ応援を!
大海将一郎さん(以下,大海さん):
橘 藤吾はとても真面目で,裏表がない性格です。新設されたばかりのフットサル部についても,多分一番真剣に取り組んでいます。個性的なメンバーが多いなかで,何とか部をよくしようとするんですが,逆に空回って大丈夫かなと心配になる部分もあったり……(笑)。また,世間知らずで天然なところもかわいいと思います。
津田拓也さん(以下,津田さん):
秋月奏夜はミステリアスな雰囲気があり,謎めいた行動をよくしているイメージがあります。メンバーをからかうのが好きで,ほぼ全員からかっているんじゃないでしょうか。亜佐くんがよく被害にあっているんですが(笑)。
菊池さん:
被害にはあってない(笑)。
津田さん:
愛のある絡みをするのが特徴的な選手だなと思います。奏夜くんはウィーンからの帰国子女なのですが,それゆえの天然ボケをすることがあるのでそういう部分も魅力として見ていただけたらなと思います。
4Gamer:
「フットサルボーイズ!!!!!」は,アニメやアプリの展開に,実際の試合結果が連動する新たなスタイルのメディアミックスプロジェクトです。初めてお話を聞いたときのご感想は?
菊池さん:
いい意味で,とんでもないと思いましたね。
一同:(笑)。
森永さん:
確かにキャストがフットサルで真剣に勝負して競い合うというコンテンツは,なかなかないですからね。
菊池さん:
それがアプリ内のイベントなどにも反映されると聞いて,“全力男子応援プロジェクト”というに企画にぴったりな内容だなと。
津田さん:
リアルの試合の内容を,アプリゲームのイベントに逆輸入するなんて展開聞いたことなかったもんね。
岡さん:
選手の運命も担っていると思うと,より頑張らないといけないと思いました。
津田さん:
最初に「選手と自分は同じだと思ってください」って言われたのを覚えています。
大海さん:
そういう責任を伴うプロジェクトでもあったよね。でも新しいプロジェクトだからこそ想像できない部分や,やりがいを感じますし,ワクワクすることもあって,いろいろな気持ちが交錯した記憶がありますね。
TAKAさん:
僕はみんなみたいに固く考えず,「新しい役ができる,わーい!」って気持ちでした。
一同:(笑)。
TAKAさん:
僕は18歳までずっとサッカーをしていて,フットサルの試合をすることも多かったんです。このプロジェクトはフットサルもできて,さらに声優もできる,「僕以外の誰がやる!」くらいの気持ちだったので決まってうれしかったですね。実際に参加したからこそ気づけたことや魅力もたくさんあって,桐生 蓮くんになれてよかったと日々思います。
4Gamer:
リアルの試合もあるだけに,オーディションも普通のものとは違ったのでしょうか?
菊池さん:
衝撃的だったよね?
森永さん:
実際にボールを使った実技審査があって,「マジか?」って思いましたね。
岡さん:
実技オーディションをして,これは落ちたなと思いました。
TAKAさん:
逆に僕は声優初挑戦だったので,実技で勝負だなと思いました。
森永さん:
確かにほかにも身体能力に自信があるメンバーは,実技に全力をかけていた印象がありますね。
菊池さん:
逆もまたあるよね。実技審査には自信ないから,芝居で頑張らなきゃっていう。
津田さん:
オーディション前に,マネージャーと全力でフットサルを練習しましたね。事務所の稽古場に呼ばれて何だろうと思ったら,「フットサルします」と言われて(笑)。次のオーディションは実技があるからといきなり練習がはじまって,1時間くらい練習しました。
大海さん:
僕なんて,ボール買ったもん。審査にもマイボールでのぞんで,落ちたらお別れしようと思っていたんですが,無事に藤吾くんになれたので今でもちゃんと持っています。
4Gamer:
TAKAさんが経験者ということですが,ほかにサッカーやフットサル経験者の方はいたんでしょうか?
TAKAさん:
天ノ川学園では,最初は僕だけでしたね。
岡さん:
子どものころ,遊びでやっていたくらいはありましたけど。
津田さん:
部活などでがっちりやっていたのはTAKAくんをはじめ,各チーム1人ずつくらいです。それが今では,みんなが一生懸命練習して。
森永さん:
やいのやいの言いながらね(笑)。
4Gamer:
そうとは思えないほど,今では素晴らしい試合をされていますよね。ちなみに練習などで初めて顔合わせをしたときの様子はどうでしたか?
森永さん:
たぶん,一番打ち解けるまでに時間がかかったチームだと思います(笑)。
一同:間違いない(笑)。
菊池さん:
未だに打ち解けたと言っていいのかさえ分からない(笑)。
森永さん:
そこは打ち解けたって言っていこうよ(笑)。
菊池さん:
メンバーの性格が,みんな大人過ぎるところはあるよね。
森永さん:
そうだね。最初の顔合わせは練習じゃなくて,作品の説明会みたいな場だったんですよ。学校ごとにテーブルが用意されていて,ほかの学校では誰かが中心になって連絡先の交換をしていたんですが,天ノ川学園はまったくなかったです(笑)。
各々最初の挨拶をして説明を聞いたら,「お疲れ様でした」って帰ろうとしましたからね。そこで,ちょっと待ってと。
TAKAさん:
彩斗が連絡先のこと言い出してくれたんだっけ。
森永さん:
(チーム内の連絡用グループが)あんまり動いてないんですけどね。
TAKAさん:
俺は動いているほうだと思うけどな。
津田さん:
もっと活用しているところもあるんですよ。
森永さん:
フットサルの練習動画など,必要な連絡事項を共有している感じですね。
TAKAさん:
連絡事項っていうと,すごくビジネスライクに聞こえる(笑)。ちゃんと誕生日を祝ったりもしています。
菊池さん:
大丈夫かな,このままだと天ノ川学園のイメージがビジネスライクになっちゃう気がする(笑)。
森永さん:
個を大事にする天ノ川らしさは出ているけどね。
菊池さん:
そこで出していくの?(笑)
TAKAさん:
ビジネスライクって言うけど,俺は一番仲が良いくらいに思っていたけどな。
津田さん:
逆にそこまでたくさん話したり,連絡とったりしなくても,いい距離感は保っているよね。
岡さん:
お互いに無理をしない仲の良さね。
大海さん:
確かに,何十年も一緒にいるような仲の良さに近いかもしれない。
芸能の仕事をとおして選手たちの物語に共感できる
4Gamer:
天ノ川学園の魅力はどこだと思いますか? 皆さんと同じ芸能のお仕事をされているので,親近感がわく部分もあったのではないでしょうか。
菊池さん:
メンバーに,それぞれにプライドがあるなと思いましたね。
津田さん:
選手たちはそれぞれ違う仕事をしていますが,僕らも個々に独自の仕事や経験があって,その話を聞けるのが楽しいなと思います。
森永さん:
確かにみんなの話を聞いて,仕事に活かせるなと思うこともありますね。例えば舞台や映像の仕事が多いTAKAくんの話を聞いて,勉強になるなと。
津田さん:
さっき写真の撮影をしたんですが神ポージング連発で,カメラマンさんが「かっこいいです」っていうくらいすごかったからね。
岡さん:
俺は一緒に撮影したけど,影に徹していた(笑)。
TAKAさん:
大海くんも甘え顔よかったよ。
森永さん:
色気があふれ出ていたからね。すぐに甘えるんだから(笑)。
大海さん:
すぐに甘えるっておかしいでしょ(笑)。でも僕は学生時代芸能の仕事はしていませんでしたが,今の状況に一番近い校風なこともあり,物語を読んでいて親近感を覚えますね。選手だけでなく,学校にも共感できる部分が多いです。
津田さん:
仕事をしながらフットサル部をしているというのが,まったく同じ状況だもんね。ほかの仕事の大変さも経験しつつ,試合も頑張らなきゃいけないのが共感できます。
菊池さん:
仕事をしているぶん,ほかの学校よりも抱えるトラブルのジャンルが1つ多い気がします。だからこそ乗り越えられるものも多く,より応援したくなるのも魅力なのかなと思いますね。
あとは,芸能に携わるだけあってみんなかっこいいよね(笑)。ほかのチームもだけど。
津田さん:
かっこいい。さっきの初対面の印象の話に少し戻るんだけど,初めて会ったときにみんなかっこよくて仲よくなれる気しなかったもんな(笑)。
森永さん:
それは言い過ぎじゃない(笑)。
菊池さん:
でも,メンバーの個性バラバラだもんね。
岡さん:
僕らだけでなく天ノ川学園の選手の方も個性がバラバラに見えるけど,いい作用をしあっているのが面白いなと思います。
菊池さん:
彩人がムードメーカー,藤吾が天然,奏夜が不思議ちゃん,瞬はお母さん,TAKAくんがかっこいいでしょ。
一同:(笑)。
森永さん:
1人だけ違う(笑)。でもチームをお母さんと,亭主関白気味なお父さんの蓮が支えてくれている感じはあるよね。
菊池さん:
選手だけじゃなくTAKAくんもチームの大黒柱といいますか,フットサルの知識量はもちろん,何かあったときに「あそこがよかったから,こうしよう」と流れを作ってくれるのがうまいですね。
4Gamer:
やはり経験者として,練習のアドバイスをすることもあるんでしょうか?
TAKAさん:
最初はそうでしたが,みんな成長速度がすごく速いんです。そこは経験者として見ていて,とても驚きました。
あと何よりもいいなと思うのは,全員が前向きに取り組んでいることですね。勝つことに全力で,全員が頑張っている姿に心打たれてきました。(取材時,12月の試合イベント前時点で)まだ1回も勝てていないし,マネージャーにもかっこいいところを見せられていないのでどうにか勝ちたいですね。
一同:勝ちたいね。
4Gamer:
フットサルの試合や練習で,印象に残っていることを教えてください。
TAKAさん:
試合と言えば,近いうちに大海くんの大技が決まる可能性があります。
大海さん:
全然決まらないんですけどね。
森永さん:
(「はじめまして!練習試合」で)オーバーヘッドキックのような技を,1回試合でやったんだよね。決まらなかったけどアーカイブで配信されているので,ぜひ見てほしいです。
菊池さん:
あれ,すごく盛り上がったよね。
TAKAさん:
身体能力も高いですし,魅せ技を試合にも組み込める強メンタルですし,すごい子なんです。
菊池さん:
あとみんな,負けたときの落ち込み方がすごいよね。
TAKAさん:
フットサルに対するモチベーションが高いので,練習でも負けると落ち込んでいますね。それが毎回なので,印象的なエピソードというよりは日常茶飯事なんですけど(笑)。
森永さん:
ただ試合の本番で負けたときの控室は,皆さんが想像している以上に落ち込んでいます(笑)。
(控室に入って椅子に座り,溜息をつく様子を実演する森永さん)
菊池さん:
それ,文章じゃ伝わらないから(笑)。
4Gamer:
そういうときに,声をかけて空気を切り替えるメンバーはいるんですか?
TAKAさん:
そんな余裕がなくて,いないですね(笑)。僕は試合終わりにツダタク(津田拓也)が本気で悔しかったと言っているのを見て,本気を知ってより勝ちたいなと思いましたね。それだけひたむきに頑張っていたということで,喜びを分かち合いたいなと思いました。
岡さん:
応援してくれているマネージャーさんとも,この喜びを分かち合いたい気持ちがありますね。次の試合こそはと燃えています。
4Gamer:
マネージャーの皆さんは,コロナ禍で声を出すことはできませんが,うちわなどで応援してくれていますね。初めてその様子を見たときのお気持ちはいかがでしたか?
岡さん:
最初は配信だけでマネージャーさんたちに会えなかったので,自分たちで頑張ろうという気持ちでした。次の試合では観客席で応援してくれて,すごく力になるなと感じましたね。
大海さん:
声が出せないので歓声は聞こえないんですが,プレイが白熱するとマネージャーが盛り上がっている雰囲気が伝わってきます。僕らのエネルギーになるし,それが後押しになりました。
津田さん:
逆もあるよね。僕らの熱がマネージャーに伝わるというのもあるので,ぜひ生で試合を見に来てほしいです。
菊池さん:
いい緊張感を生んでくれるし,マネージャーのために頑張ろうと思えますね。
森永さん:
マネージャーの声は聞こえなくても,うちわなどを見て,こんなに応援してくれているんだなって感じました。
津田さん:
最初は緊張したけどね。
森永さん:
緊張したけど,練習した成果を見せようって前向きな気持ちになれます。これからも応援をよろしくお願いします。
菊池さん:
締めようとするな(笑)。
TAKAさん:
フットサルは勝敗のあるものなので,応援しているチームが負けたときに泣いてくださるマネージャーさんもいます。その姿を見ると,この涙を流させないようにしたい,次こそ喜びの感動を与えたいなという気持ちになります。
菊池さん:
同じ涙なら,喜びの涙のほうで泣いていただきたい。いや,泣いていただくっていうのもおかしいんですけど(笑)。
TAKAさん:
これまでいろいろな作品でイベントをしてきましたが,基本的にはファンの皆さんを笑顔にするものでした。勝負事をこれほど真剣にやったことはなく,こういう形でファンの皆さんの感情を揺さぶったこともなかったと思うので,そのぶん真剣になります。
また,観客を入れて試合ができることは夢のような時間です。部活動でやっていたときは,観客がいても保護者や友達まででしたからね。
津田さん:
その道のプロにならないとないですね。
TAKAさん:
もうプロだと思っています。小学生のときの夢を叶えたなと……というのは冗談です(笑)。
津田さん:
でもそれくらい本気でやっていますよね。
天ノ川学園メンバーがアプリで育てているのは?
4Gamer:
アプリゲームでは,やはりご自身の選手を育てているのでしょうか?
TAKAさん:
むしろ,違う人いる?
津田さん:
確かに,自分の選手そっちのけで育てていますという人はいないかも。
岡さん:
僕は自分の選手はもちろん育てているんですが,瞬くんの幼なじみであるアーダルベルト学院の花山院快斗(CAST:馬場惇平)と京極 聖(CAST:宮瀬尚也)がかわいすぎて,2人の育成に全力を注いでいます。
大海さん:
天ノ川学園はどうなの?
岡さん:
瞬くんと一緒にいることの多い蓮と,奏夜は3年生組として育てています。ただ最終的には天ノ川でチームが組めたらなと思っています。
菊池さん:
僕は素直に話すとプレイする以上は能力が高いほうがいいので,☆4が出た順番に入れています。でも天ノ川メンバーにもいてほしいから,ベンチに全員入れていますね。
TAKAさん:
僕も一緒,シビアな世界だからね。
大海さん:
え,みんなそうなの? 僕は藤吾が好きなんで,いつかくるピックアップに備えています。ほかの選手に,素材を使うのさえ惜しくて育ててないです。だから,みんなごめんね。
津田さん:
いやピックアップに備えるために,みんな成長させて,素材とか集めているんだと思うよ。
大海さん:
僕は藤吾しか強くないから,試合ですごく負ける(笑)。でもこれから強くなるから大丈夫だよ,伸びしろだよと。
菊池さん:
カードとは別に,選手の育成ができるのもいいよね。
津田さん:
あと,練習のときのミニ選手すごくかわいくない? 尖った見た目の選手が,ミニ選手になっているのいいよね。あれのグッズほしいです。
森永さん:
練習で動いている姿もかわいい。
TAKAさん:
練習であんなにかわいいのに,試合になるとかっこいい一匹狼になるギャップもいいです。
津田さん:
練習に失敗したときもいいよね。
大海さん:
分かる。藤吾,すごく失敗するんだよ(笑)。みんなリフティング上手なのに,彼だけ……。でも,そこもかわいい。
4Gamer:
アプリやアニメでボイス収録をされたと思いますが,そちらの感想はいかがでしたか?
TAKAさん:
僕は声優初挑戦なので,収録など分からないことが多かったんです。今回は練習でメンバーとの仲が深まった状態で,最初のボイスドラマの収録を全員で行うことができました。試合本番には弱い彼らですが,収録では本当に頼もしく,いろいろ教えてもらいながら収録しました。声優初挑戦が,本作でよかったなと思いましたね。
菊池さん:
前もって関係性ができた状態で収録したのはよかったよね。
津田さん:
コロナ禍の前だったから,全員でできたのも大きかったよね。声やお芝居の感じを聞いて,選手への理解も深まった。
岡さん:
声優さんの収録は現場で会って,役者さんのパーソナルな部分は知らないまま始まって終わることが多いんです。でも事前に練習したことで和気あいあいと,普段にはない空気感のなかで収録できました。
菊池さん:
選手をとおして,仲間の新しい一面を見たところもありますね。
TAKAさん:
ゲーム収録は1人だったので,みんなにいて欲しかったですね(笑)。
一同:(笑)。
森永さん:
確かに(普段の練習等では)1人のことのほうが少ないから寂しいよね。
菊池さん:
フルボイスだから,なおさらみんながどう話しているか想像したね。
森永さん:
今園くんは橘くんにつっこむことが多いから,大海くんがどういう芝居をしてくるのかイメージトレーニングをしました。
音響監督さんからも,嫌な奴にならないように気をつけてと指導してくださいました。
TAKAさん:
気を抜くと嫌な奴になっちゃうからね(笑)。
森永さん:
その言い方は嫌だ(笑)。こんな愛らしいのに。
菊池さん:
自分で言うんだ(笑)。
津田さん:
でも選手のイメージを大事に舵取りしてくれるディレクションだったので,安心して芝居ができましたね。面白いなと思ったのが,奏夜は会話をしないでくださいって言われたことです。
一同:お〜。
津田さん:
芝居用語で相手に届くように演じることを「セリフをかける」と言い,普段はそれを意識して芝居をする必要があります。奏夜は相手の話を聞いてないので,それをしないでくださいって言われて面白いなと思ったのを覚えています。
菊池さん:
それで言うと,亜佐は決め技で悩みましたね。あまり明るい選手ではないので,声を張りすぎてしまうと印象が変わってしまうかなと思ったんです。そこは現役アイドルなので,アイドル感を出していいよと言われて明るくしています。今後は,この二面性をどう出していくのかが課題ですね。
大海さん:
僕は,●●●●さん(某有名元スポーツ選手)みたいにって言われました。
森永さん:
名前を出すと,これからそのイメージになるから!
大海さん:
それくらい熱さを出す感じにと言われたのを覚えています。
合宿風景や放課後の天ノ川学園メンバーが見られるかも!?
4Gamer:
盛り上がっているなか名残惜しいですが,そろそろまとめの質問に入っていこうと思います。仲間に今だから言えることや,これからみんなでやってみたいことなどありますか?
森永さん:
合宿ですね。
TAKAさん:
いいこと言ってくれた。
森永さん:
中高の強豪校がやる印象がありますが,合宿をすることでより絆が深まるんじゃないかなと思います。いい面も,悪い面も見えて(笑)。
津田さん:
大丈夫? 距離が近くなり過ぎて問題にならない?
森永さん:
俺の予想では合宿をやっても,みんなそこまで踏み込まない気がする(笑)。そういう風にしたいのか,なるほどみたいな感じで。
津田さん:
みんな,違うテントで寝るとかね。
森永さん:
合宿のイメージ,テントなんだ。
津田さん:
キャンプファイヤーしたり,カレーを作ったりするんじゃないの?
森永さん:
それは林間学校じゃん。
岡さん:
それも楽しそうだけどね。
菊池さん:
その前に,全員でご飯に行きたいね。ご時世もあって全員では行けていないんですよ。いろいろ落ち着いたらご飯を食べて,お酒も飲んで,本音をぶちまけられたら(笑)。
森永さん:
何か言いたい本音がありそう(笑)。今がチャンスですよ。
菊池さん:
ないない,大丈夫,大丈夫。
森永さん:
お酒がないとダメか(笑)。
4Gamer:
ほかには,何かやってみたいことはありますか?
津田さん:
今の配信は部活しています感が強い内容だから,部活終わりのオフの様子が見られる放送もやってみたいですね。放課後感のある様子も,マネージャーさんたちは見たいと思うんです。
菊池さん:
それこそ,みんなでカレー作るとかね。
岡さん:
ご時世が落ち着いたら,外にロケとか行ってね。
森永さん:
確かに楽しそう。
津田さん:
ロケに行っても,気がついたらみんなバラバラになっているんでしょ(笑)。
菊池さん:
大海くんはいなくなるでしょ?
大海さん:
いるよ,ちゃんといる。
菊池さん:
そうだ今だから言いたいことなんだけど,大海くんはなんでよくいなくなるの?
一同:(笑)。
大海さん:
そんなことないと思うんですけど,しいて言えばお腹が弱いのでトイレに行く機会が多いんですよ。だからいなくなっても心配しないでねって言っているんですが,みんなが大ごとにして……。
森永さん:
違うんですよ,いなくなるときの時間がぎりぎりなんですよ。試合5分前にいなかったこともあります。最初の試合イベントで順番に入場するのに,大海くんは3番目なのに最初のTAKAくんが出たときにいなかったんですから!
大海さん:
いなかったわけじゃない,たぶん見えてなかっただけで。
森永さん:
いなかったよ! 階段の辺りまで探しに行ったの覚えているもん。ギリギリにごめん,ごめんって言って戻って来ていた。
TAKAさん:
マイペースだよね。
菊池さん:
ギリギリっていうか,個性的なタイミングだよね。
大海さん:
前もって準備していないと,出場タイミングなんかも間に合うはずないんですから大丈夫なはずですよ。僕から見ると,天ノ川学園のメンバーが急なんですよ。そういう子が多いですね。
一同:(爆笑)。
森永さん:
責任を分散させようとしている(笑)。
4Gamer:
最後に,応援してくださっているマネージャーの皆さんにメッセージをお願いします。
津田さん:
僕らはまだ試合で勝てていないのですが,勝って結果を残せば過程は重要じゃないというのが天ノ川学園のチームカラーです。それを体現できるように,結果を意識して頑張っていきたいと思います。勝った姿を見ていただきたいです。
大海さん:
応援してくださり,ありがとうございます。天ノ川学園を含めて個性的な選手,キャストがたくさんいます。そして実際にフットサルの試合が見られるというのはほかに類がなく,選手もマネージャーも感動を共有できるのはスポーツの醍醐味だと思います。いろいろなステキなことが詰まっている作品なので,アニメ,アプリ,試合いろいろなところから好きになってもらって,楽しんで応援してもらえたらなと思います。
森永さん:
本気男子応援プロジェクトということで,天ノ川学園の6人はもちろんですがキャスト全29人がフットサルに向き合っている作品です。イベントにはぜひ生で観戦に来ていただき,僕らと勝利の喜びを分かち合っていただけるように頑張りますので,応援よろしくお願いします。
菊池さん:
アプリやアニメが始まりましたが,フットサルのルールが分からなくて手を出しづらいというお友達もいると思います。でも応援してくれているマネージャーたちなら,ほかの楽しみ方ができることを知っていると思うし,その期待に応えられるように頑張っていきますので,「ここが魅力だからやってみない?」と友達に勧めてもらえるとうれしいです。遊ぶきっかけ作りを手伝っていただく以上,僕らもエンターテイメント,そしてスポーツに関わる者として熱意をもって頑張っていきます。今後とも,応援をよろしくお願いします。
岡さん:
みんながいろいろ言ってくれたんですけど,29人の選手たちが個性的でそれぞれの物語もあって,絶対に誰かを好きになる,本気で応援したくなる作品だと思います。リアルイベント,アニメ,アプリ,いろいろ魅力のあるコンテンツがありますので,一緒に楽しんでほしいです。そして僕たち29人の本気を皆さんに届けられるように選手と二人三脚で励んで,上を目指していきますので応援よろしくお願いします。
TAKAさん:
応援してくださり,ありがとうございます。29人の選手全員が主役で,キャストも彼らの人生を共に歩んで喜怒哀楽を分かち合っています。これからもマネージャーの皆さんに支えていただいて,僕らもそれに全力で応えていきますので,温かな応援よろしくお願いします。
4Gamer:
ありがとうございました。
――2021年12月上旬収録
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(C)FUTSAL BOYS!!!!! ORIGINAL WORK
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