プレイレポート
夢の世界を駆け回れ! 「ソニックドリームチーム」はApple Arcadeオリジナルのソニックシリーズの完全新作!(今日から始めろApple Arcade #10)
Appleが月額900円(税込)/年額6000円(税込)でiPhone / iPad / Mac / Apple TV向けに提供している,ゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」。
広告やゲーム内課金なしでプレイできるタイトルが現在200種類以上配信されているこのサービスの中から,4Gamerがチョイスしたタイトルを紹介していくのが,この連載だ。
第10回では,セガの「ソニック」シリーズのApple Arcadeオリジナルタイトル「ソニックドリームチーム」を紹介する。
「ソニックドリームチーム」
オススメポイント
1.「ソニック」シリーズのApple Arcade完全オリジナル新作
2.3Dソニックシリーズのスピード感あふれるプラットフォームアクション
3.選べるキャラクターは6人。異なる能力を駆使してステージに挑む
「ソニックドリームチーム」公式サイト
「ソニックドリームチーム」ダウンロードページ
1991年に発売された「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」から33年,日本が世界に誇るゲームキャラクターとして現在も活躍するハリネズミ,ソニック・ザ・ヘッジホッグと仲間達の新しい物語を描いたオリジナルのアクションゲームが本作だ。
これまでスマートフォン向けにリリースされた「ソニック」シリーズは2Dの作品が多かったが,本作は現在のシリーズの主流となっている3Dのアクションアドベンチャーとして作られている。しかも他機種からの移植作品ではなく,このApple Arcadeでしかプレイできないオリジナル作品なのだ。
物語はいつもどおり(!?)ソニックの宿敵,Dr.エッグマンの悪だくみから始まる。夢を操り具現化することができる古代の遺物「レヴェリー」を発見したエッグマン。これを作動させるために,クリームとチーズを誘拐してレヴェリーを動かすための触媒とするが,その守護者アリエムが現れ,エッグマンを夢の世界へと閉じ込めてしまう。
クリーム達を助けるためにやってきたソニック達も,アリエムによって眠らされ,レヴェリーの夢の世界に連れ去られる。エッグマンの夢に浸食されてしまった夢の世界を元に戻すためのカギとなる「ドリームオーブ」を集めるべく,ソニック達はエッグマンの夢の世界へと挑んでいく。
オープニングは新規に作られたアニメーションムービー,ストーリーはコミックのような静止画を使った映像で語られていく。セリフは英語ながらフルボイスで,日本語字幕にも対応した豪華な内容だ。
ゲームは前述のとおり3Dアクションアドベンチャーで,3Dステージを高速で駆け抜けるスピード感のある爽快なゲームデザインが施されている。
エッグマンの夢の世界はかなりゆがんでいるが,グラインドのレールや大ジャンプができるスプリング,走ることができる壁など,おなじみのギミックが多数配置されていて,過去シリーズのプレイ経験があればすんなり入っていけるはず。
アクションやギミックを行うときには簡単なチュートリアルのメッセージが表示され,そもそも操作自体は難しくなく,リングを1個でも持っていれば即ミスにはならないおなじみのルールがあるので,初めて触れる人もすぐに楽しめるだろう。
ゲームはバーチャルパッドでも操作が可能だが,本格的なプラットフォームアクションなので,ここはぜひともゲームパッドでのプレイを推奨したい。
ステージは複数のアクトに分かれていて,さらに各アクトにはクリア条件の異なるミッションが存在している。ソニック達はこの中を走り回って,ミッションごとに決められた条件をクリアすると,ドリームオーブが手に入る。そして,規定数を入手すると新たなアクトがアンロックされる形だ。最後にはボスも登場し,個性的な攻撃でプレイヤーに襲いかかってくる。
プレイヤーキャラクターは6人。ソニック&エミー,テイルス&クリーム,ナックルズ&ルージュの組み合わせで固有のアクションが決まっている。エミーがハンマーを使わなかったりするなど,アクションにおける設定が過去作とは若干異なっている。
ソニック&エミーはスピードランタイプで,ジャンプ後の空中ダッシュや連なったリングを高速で移動するライトダッシュが行える。とくに後者は重要な要素で,空中にあるリングの列は彼らにしか移動できないルートである。
テイルス&クリームは飛行タイプのキャラクターだ。ジャンプボタンを押し続けることで一定時間飛行でき,ほかのキャラが行けない高所にたどり着ける。ただし飛行時はゲージを消費し,これがゼロになるとゆっくり落ちてしまうが,空中にあるフライトリングに触れるとゲージが回復し,飛行を続けられるという具合だ。
ナックルズ&ルージュができるのは滑空と壁登り。ジャンプ後にボタンを押すとゆっくり滑空しながら移動できる。またステージ内の赤い壁は彼らの壁登りでしか移動できない場所だ。
アクトごとのチャレンジは使えるキャラクターが決まっていて,彼らのスキルを使ったルートが提示される。同じアクトでもまったく違う攻略ルートが設定されているので,プレイするたびに新しい発見があるはず。
そのプレイフィールは近年の3Dソニックシリーズそのもので,クリームの語尾にカタカナを付ける「〜デス」「〜マス」口調を字幕に反映させるなど,細かな部分にもこだわりが見え,しっかりシリーズ最新作としての完成度を誇っている。
スマートフォンで遊ぶのもいいが,Apple TVやMacなどの大きな画面でプレイすると,さらなる迫力やスピード感を味わえることだろう。
Apple Arcadeだけで味わえるオリジナルのソニックシリーズ,まだ遊んでいない,あるいは本作のことを知らなかったソニックファンは,ぜひこの機会にApple Arcadeに加入して,プレイしていただきたい。
「ソニックドリームチーム」公式サイト
「ソニックドリームチーム」ダウンロードページ
Apple Arcade:月額900円(税込) / 年額6000円(税込)
Apple One:月額1200円(税込)
※「iCloudプラス(50GB)」「Apple TV+」「Apple Music」「Apple Arcade」を利用可能
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