インタビュー
[インタビュー]にじさんじのゲーム配信者である社築さんは「プロセカ」をどうプレイしているのか。新曲の印象などについても話を聞いた
12月8日には,予選を勝ち抜いた19名の選手に,前回優勝者“STK選手”を加えた20名が4つのグループに分かれて準決勝を実施。さらに,各グループの勝者による決勝も行われた。
試合に使用された楽曲だが,準決勝では事前に公開されていた12曲の課題曲から抽選で選ばれた2曲と,当日発表された新曲1曲。決勝では,「生命性シンドロウム」(APPEND)と「メモリア」(APPEND),当日発表の未公表新曲1曲が使用された。
※画面は開発中のものです |
どの曲も難易度は高いが,さらに3試合目は試合直前に発表されることもあり初見でのプレイに。曲自体は知っていたとしても,譜面は選手全員が初めて見るものなので,反射神経と対応力が試されることになった。
今回,大会に解説として出演していた社築さんに,決勝で使用された曲や「プロセカ」の練習方法などについて話を聞いてきた。
にじさんじに所属し,主にゲーム配信者として活動しているバーチャルライバーの社築さんは,「プロセカ」のプレイヤーランクが600に到達しているほど,かなりの腕前。プレイの参考になる情報もあるので,ぜひ一読してほしい。
●準決勝 使用曲
【課題曲(事前公開)】
- 東京テディベア(APPEND) 楽曲Lv.34
- Brand New Day(APPEND) 楽曲Lv.35
- folern(APPEND) 楽曲Lv.35
- 超最終鬼畜妹フランドール・S(APPEND) 楽曲Lv.35
- 嬢王(APPEND) 楽曲Lv.36
- Sage(APPEND) 楽曲Lv.36
- おぎゃりないざー(APPEND) 楽曲Lv.37
- ダイジョブですか?(APPEND) 楽曲Lv.37
- MarbleBlue.(APPEND) 楽曲Lv.37
- What's up? Pop!(MASTER) 楽曲Lv.37
- ヤミナベ!!!!(MASTER) 楽曲Lv.37
- 人生(MASTER) 楽曲Lv.37
【新曲(当日発表)】
- snooze(APPEND) 楽曲Lv.33
- 混沌ブギ(APPEND) 楽曲Lv.33
- のだ(APPEND) 楽曲Lv.33
- アンヘル(APPEND) 楽曲Lv.33
●決勝 使用曲
【使用曲(事前公開)】
- 生命性シンドロウム(APPEND) 楽曲Lv.36
- メモリア(APPEND) 楽曲Lv.37
【新曲(当日発表)】
- プロトディスコ(APPEND) 楽曲Lv.34
初披露の新曲による戦いも!「プロジェクトセカイ Championship 2024 Autumn Powered by ヴァイスシュヴァルツ」レポート
セガとColorful Paletteは2024年12月8日,公式大会「プロジェクトセカイ Championship 2024 Autumn powered by ヴァイスシュヴァルツ」の「準決勝」と「決勝」を開催した。今大会では,決勝だけでなく準決勝の各試合にも,未発表の新曲が使用されていた。
[インタビュー]選手たちの友情は国や年代の壁を超えて。「プロセカ」チャンピオンシップ2024の感想を,出演者たちに聞いた
2024年12月8日に開催された「プロセカ」の公式大会「プロジェクトセカイ Championship 2024 Autumn Powered by ヴァイスシュヴァルツ」。トップクラスのプレイヤーたちによる激しい戦いが目白押しだった本大会の感想について,MCと実況解説の出演者4名に伺った。
社築さんインタビュー
※12月8日の大会前直前に実施4Gamer:
本日はよろしくお願いします。
早速ですが,少し前にプレイヤーランクが600に到達したと聞きました。「プロセカ」をかなり遊んでいるようですが,プレイ頻度や1日の平均プレイ時間はどれくらいでしょうか。
社築(やしろきずく) 33歳男性IT企業の社員、プログラマーでそれなりに優秀。本人は謙虚な性格、いつも疲れた喋り方。優しく流されやすい性格。週休35時間でそれ以外は常に仕事をしている。空いた休み時間に試しに配信をして、何かしら面白いものなど発見できたらいいなと考えてる。 |
ほぼ毎日プレイしています。時間は日によって違いますが,できるだけ1時間はやりたいなと思っています。でも,ここ最近は30分程度でしょうか。自分のなかで,これくらいやっておくと鈍らないというか,最低これぐらいやっておこうみたいなラインはあります。
あと時折,興が乗った日はちょっと熱くなるときもあって,これAP(オールパーフェクト)いけそうじゃんってなると,2時間だったり3時間だったり,もう無限にやってしまうんですよ。イベランを結構やるので,その時期は,1日に18時間くらいやるのでもう狂いそうになりますね(笑)。
4Gamer:
あまり長い時間プレイしてると,集中力が途切れてしまうということはないですか。
社さん:
イベランは作業に近いので,集中力はそれほど必要ないです。体力勝負なところがあるので,どちらかというと修行をしているという感じですね(笑)。
4Gamer:
イベントのお話が出ましたが,いままでのイベントで一番やり込んだものはどれですか。
社さん:
「あの日,奏でた音色を」(2023年12月20日〜12月29日)かな。たしか13位くらいでした。次が「イミシブル・ディスコード」(2023年3月21日〜3月28日)で,26位だったと思います。
4Gamer:
かなり高い順位までいってますね。イベントで高順位を目指す際,どんなところが大変ですか。
社さん:
「プロセカ」の通常イベントは,同じ楽曲を繰り返しプレイし続けるんですよね。このイベントのこれが大変だったということはなくて,どれも等しく大変だったという思いでしかないですね。
チアフルカーニバルイベントの場合は,常に曲がランダムで選ばれるので飽きることなくプレイはできるんです。しかし,苦手な曲や普段プレイしない曲なども選ばれることがあるわけで,それはそれで大変なんですよ。
4Gamer:
一番お気に入りの楽曲を,その理由と合わせて教えてください。
社さん:
好きな楽曲は多いので,ひとつに絞るのは難しいです。最近のお気に入りであれば,「エンパープル」(作詞・作曲:はるまきごはん)と「キラー」(作詞・作曲:夏代孝明)でしょうか。
「エンパープル」は曲もいいし,MASTERもAPPENDも両方とも譜面がめちゃくちゃ楽しいし,最高だなって思いながらプレイしています。
※画面は開発中のものです |
「キラー」も曲が大好きで,これこそモモジャンだよなっていう楽曲で,めっちゃ元気になるし,APPEND譜面の出来がヤバすぎです。本当に最高の譜面になっていて,初めて見たときは「『プロセカ』の譜面がさらに面白くなったな」みたいなことを思いましたね。
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4Gamer:
プレイの面で,印象深かった曲はありますか。
社さん:
プレイ初期は,「テオ」(作詞:Sakurai,作曲:Omoi)が結構お気に入りでした。この曲をクリアするために頑張ろうって思わせてくれた楽曲だからです。
また「フューチャー・イヴ」(作詞・作曲:sasakure.UK)も,僕の中ではかなり印象深い曲ですね。ゲーム内に収録されたときはMASTERがレベル32で,めちゃくちゃ高速の階段が降ってくるんです。
さらに,sasakure.UKさんの楽曲のあるあるで,変拍子だったり三連符だったりとか,ちょっと認識難の同時押しと大きいノーツが入り交じるみたいな。そういう譜面のやりごたえもあって曲も大好きだったので,フルコンできたときはガッツポーツするくらい,めちゃくちゃ嬉しかったですね。
※画面は開発中のものです |
4Gamer:
「プロセカ」は,譜面の難しさにもいろいろあると思いますが,そのなかでもとくにいやらしい難しさだったなと感じた楽曲はありますか。
社さん:
「人生」(作詞・作曲:gcmstyle(アンメルツP))のMASTERをプレイした時は,「どうなっちまうんだろうな,このゲーム」といった衝撃を受けました。
とにかく譜面がヤバすぎるんです。それまでも,かなり難しい譜面っていうのは多く出ていたんですが,「人生」は,ひとつのラインを超えたみたいな。
※画面は開発中のものです |
また,「ヤミナベ!!!!」(作詞・作曲:cosMo@暴走P)も相当ヤバイなと思いました。「ヤミナベ!!!!」は速度変化のギミックがあるんですけど,その速度変化ギミックがえげつなくて,しかもそれを抜きにしても速すぎて押せないみたいな。この2曲は,自分の中でもかなり衝撃を受けましたね。
4Gamer:
「プロセカ」には,2023年9月30日から新難易度のAPPENDが追加されています。これまでの譜面とはやや仕様が異なりますが,その違いや特徴をどう捉えていますか。
社さん:
いままでは,基本的に両手の人差し指だったり親指2本で済むような譜面内容でしたが,APPENDは人差し指と中指,4本や場合によっては6本の指を使わないとうまく捌けない譜面です。
以前も「人生」,「ヤミナベ!!!!」,「What's up? Pop!」(作詞・作曲:Capchii)のMASTERには,4本または6本の指じゃないと無理みたいな感じの配置がありました。
しかし,あくまでも高難易度だから指の本数が必要だったみたいな感じで,譜面の作り自体が多くの指を使わせるようにしているAPPENDとは違うんです。
4Gamer:
難易度ではなく,新しい遊び方を提供しているといった感じでしょうか。
社さん:
そうかもしれません。僕がAPPENDを始めたときに,せっかくこのカテゴリが追加されたのであれば,これから指4本でプレイしたことない人が練習になるような譜面が増えていくといいなと思いました。そして,配信でもぼそっと言ったんです。
その後,MASTERよりも簡単なAPPENDの譜面が登場したんですよ。MASTERはレベル28だけど,APPENDはレベル26みたいな。
そんな譜面が出てきて,「プロセカ」というゲームは,まだ複数の指を使うことに慣れていないプレイヤーを育成しようとしているんだという気概を感じて嬉しかったですね。
だからAPPENDが単純に難しいというわけではなく,ゲーム性を変えるというか,遊びのジャンルを変えてきているなという印象はありますね。
4Gamer:
高難易度楽曲では,縦連打や方向指定フリック,トレースノーツやトレースノーツのフリックが連続するような形など,さまざまなノーツやギミックが登場します。一番難易度が高いと感じるノーツやギミックというのは,どれですか。
社さん:
難易度が高いというか,ずっと苦手だなと思っているのが方向指定フリックです。やっぱり,GREATがでちゃうんですよ。
僕はちゃんとやっているつもりなんだけど,「方向が違うよ」といった判定でGREATを出されてしまうと,ムカッとしてしまう(笑)。それでAPが取れないことが多々あるので,一番苦手なのは方向指定フリックですね。
4Gamer:
今回のチャンピオンシップでは,新たに5曲の高難易度曲が公開されます。選手たちは初見でもプレイになりますが,社さんが新曲や初見の譜面に挑戦する際,心がけていることはありますか。
社さん:
初見の譜面は,高難易度だと画面の少し上の方を見るようにしています。未知の配置が降ってきたり,密度も高かったりするとついていけないので,普段より目線を上げて,どんなギミックがきてもいいように心の準備をしておくんですよ。
高難易度の譜面は,動画などを撮影して研究することとかもあります。よく見てもどうしたらいいか分からない,認識が難しいものは,プレイだけではどうしようもないときがありますから。
大きいノーツと小さいノーツが入り混じっていたり,スライドのなかにノーツが埋め込まれていたりとかすると,手が追いつかなかったり動かなかったりすることもあるんですよ。頭では分かっているけど体が分かっていないみたいな。
楽曲によっては,指を交差させる配置とかもあります。そういったものが「プロセカ」ならではの難しさの要因を担っているんですが,攻略の面白さにもつながっているのかなと思いますね。
4Gamer:
MASTERやAPPENDを練習するときに,オススメの楽曲はありますか。
社さん:
どのレベル帯を練習したいのかが大事で,さらにジャンルによっても変わってくると思います。例えば,ハネリズムを練習したいならこれ,トリルを練習したいならこれと,練習したい内容によって異なるので,難易度だけで絞ることは難しいかなと。
ですので,僕からは「全部の曲を好き嫌いなく触ったほうがうまくなるよ」と言っておきます(笑)。
4Gamer:
まだ見ぬ新曲への対応も考えると,好き嫌いはせずに,いろいろな曲を練習したほうがいいということですね。ついつい,好きな曲ばかり遊んでしまいますけど。
社さん:
好きな曲ってモチベのバフになりますよね。この曲をプレイするために「プロセカ」を起動したくなるっていう曲があって,その曲をプレイして満足して,じゃあほかの曲もやろうみたいなことにもつながっていくこともありますから。好きな曲を見つけて,それをプレイすることも大事だと思います。
4Gamer:
自分自身で,すごく練習したなという曲はありますか。
社さん:
過去の大会で,「脳内革命ガール」(作詞・作曲:MARETU)をsasakure.UKさんと対決することになったんです。そのときは,嫌と言うほど練習をしました。
あの曲は,すごいハネリズムで高速トリルもある曲なんですけど,プレイしていてすごく楽しいんです。あと,「初音ミクの消失」(作詞・作曲:cosMo@暴走P)も結構プレイしていますね。
※画面は開発中のものです |
4Gamer:
それも,何かの練習ですか。
社さん:
単純に好きってこともありますが,最初期のラスボス曲だったんですよ。最近の楽曲にある,超絶ありえないような速度変化や縦連打とかっていう譜面ではなく,正統派で難しい曲というところもいいです。
楽しくてつい遊んでしまう。しかも,ちゃんと練習にもなるし体力もつくしで,「初音ミクの消失」はやるようにしていますね。
4Gamer:
「プロセカ」の4周年を記念して,高難易度の書き下ろし楽曲「生命性シンドロウム」(作詞・作曲:かめりあ)が登場しました。決勝でも使用される,この楽曲の印象を聞かせてください。
社さん:
かめりあさんは,高難易度の楽曲をいろいろな音ゲーで作っていらっしゃる方ですが,「『プロセカ』の曲ならこうなるよな」という感じでした。かめりあさんらしいサウンドで,めっちゃいい曲だなと思いましたね。
4Gamer:
社さんは,「生命性シンドロウム」のMASTERを初見でクリアしていましたが,APPENDでは縦連打に苦労していた印象を受けました。この曲をクリアするうえでのポイントはどんなところでしょう。
社さん:
配信を見てくれたんですね(笑)。譜面の途中に,左手で画面を擦って,右手はタイミングよくトントントントン。今度は逆に,右手で画面擦って左手でトントントントンみたいなそういう配置があったんですけど,最初はそれが見えなかったんです。
しかし,譜面の見た目が少しヤバくて混乱しましたけど,冷静に譜面を研究してみると,そこまで無理なことは言われていない。それに気付いたら,ゲージを保つことができました。
ただ,それ以外の部分はもう純粋に暴力的な譜面で,これはもうどうしようもないです。自分もですが,攻略するには“音ゲー筋”をつけてくださいとしか言いようがないですね(笑)。
4Gamer:
プレイを繰り返して,自身で攻略を見つけるしかないと。
社さん:
でも,6連の部分などは,いまから人差し指と中指と薬指を使ってくださいみたいな指示があって,誘導が丁寧なんです。
あと後半には,先ほど話した左手で擦って右手で叩くみたいな部分に似た配置があるんですが,そっちではトレースノーツのフリックがめっちゃ大きいんです。パッと見では意味が分からないんですが,最初に登場したほうは少し見やすい配置になっているので,そこと同じ押し方をすればいいんだよっていうのが分かるようになっているんですよ。
4Gamer:
譜面の中に,攻略のヒントがあるんですね。
社さん:
そうなんです。たとえば,指を6つ使うところは,薄いトレースノーツが6色降ってきて,さらに,その6色分のところにノーツが降ってくる形です。
「MarbleBlue.」(作曲:みそみぃる)のように,ノーツが小さくてトレースノーツの間に降ってくる楽曲と比べると,めっちゃ親切な作りになっていると感じます。
4Gamer:
譜面制作者の意図を汲むことが大事でもあると。
社さん:
3周年でトレースノーツが追加されてから,「プロセカ」は遊び心のある譜面が増えたと思います。押さなくてもいい薄い線みたいなのができたことによって,花火を描いたりとか音符マークを描いたりとか,GAME OVERって文字を描いたりとか,そういう自由なことをやりまくってるんですよ。
その機能を使って,いまからここにこんな感じでノーツを降らせるぜ,みたいなことをやってくれたりとか,前半と同じメロディーでも後半の方が難しくなるときに,前半の配置を覚えていれば少し見づらくはなっているけど叩けるよみたいな。そういうところの誘導が上手いんですよ。
4Gamer:
もうひとつの決勝曲,「第2回超高難易度楽曲コンテスト プロセカULTIMATE」採用作品である「メモリア」(作詞・作曲:Aira)についても,曲や譜面の印象を聞かせてください。
※画面は開発中のものです |
社さん:
「メモリア」もすごく素敵な曲で,譜面もめっちゃ良かったですね。APPENDもいいんですけどMASTERが好きで,トレースノーツを処理したときにノーツがパーンって弾けるような演出を見たときに,ちょっと感動しました。こんなこともできるんだみたいな。
あと,APPENDのラストで音符マーク(♪)がバンって出てきたりとかして,きれいだなって思ったし,譜面自体も美しくて。理不尽な縦連打みたいなのが少なくていいなと思いました。
4Gamer:
初見でも,すんなりとクリアしていたようにも見えました。
社さん:
回復はいっぱい積んでましたけど(笑)。自分は筋肉がちょっと足りないので,ある程度の速さになると高速物量譜面には指が追いつかなくなるんです。
「メモリア」は階段が多くて,単純な物量というよりはテクニック寄りな,鍵盤を押すかのように丁寧にひとつひとつ階段を捌いて同時押しを捌いてみたいな作りになっているので。いままでの暴力的な高難易度楽曲とは違って,自分にはプレイしやすかったですね。
APやフルコンボとなると話は変わってきますが,いろいろなテクニックを要求する譜面としてはよくできているなど思いました。
4Gamer:
その「メモリア」ですが,クリアするためのポイントはどんなところでしょう。
社さん:
僕目線ですが,クリアするだけであればやはり階段,ノーツのサイズも小さめな階段を丁寧に取りこぼさないようにすることが大事だと思います。
その階段には,結構同時押しが混ざってくるので,それを押しこぼさないように,とにかく丁寧に取るってことですね。しっかり見て認識しようとする気持ちも大事です。それほど理不尽な速さのノーツはないと思うので,ひとつひとつを丁寧にやっていくといいのかなと。
4Gamer:
絶え間なく楽曲が増えていく「プロセカ」ですが,こんな譜面で遊んでみたいといった希望や願望などはありますか。
社さん:
プレイヤーからは賛否両論あるかもしれないですが,僕はソフランが好きなので,もっとソフランで遊んでもいいんじゃないかなと思っています(笑)。
低速からどんどん速度が上がっていく譜面とか,そういう速度変化があるような譜面もあったらおもしろいのかなと思いますね。
現状でも増えてきていますけど,そういう曲は軒並み高難易度過ぎで。もう少し緩い難易度でも楽しめるような曲があるといいですね。レベル30が緩いかどうかは別にして,30前後のレベルでソフランを多用している曲がほしいなって思っています。
あ,いやでも,僕のこのインタビューのせいでレベル31とかにもし入ったりしたら僕叩かれる流れになるかも知れないのであまり下手なことは言えないですね(笑)。
4Gamer:
最後になりますが,2025年を迎えるにあたり,来年「プロセカ」で達成したい夢や目標などがあったらお聞かせください。
社さん:
自分のなかでレベル32まではできるんですけど,レベル33が結構壁になっているところがあります。フルコンボできていない曲もあるので,レベル33のフルコンボを増やしたいということと,「初音ミクの消失」で,いまMISSが4でBADが3くらいなんですが,それを極限まで減らして,可能な限りフルコンボに近づけたいというのがプレイヤーとしての目標ですね。
あと,「マイセカイ」でおもしろい部屋を作りたいです。一歌専用部屋みたいな。ミクしか置いてない部屋作ってみたり,ちょっとおふざけな部屋とかも作ってみたいかな。「マイセカイ」はめっちゃ楽しみなので,来年は「マイセカイ」をめっちゃ楽しもうかなと思っています。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
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