インタビュー
「プロセカ」春大会を応援した人たち――CS 2023 Springで百花繚乱さん,中島由貴さん,柴田将平さん,社築さんにインタビュー
今大会は計4部門での開催となり,ストリーマー部門は「DOLCE.」選手,U-12部門は「Koma.」選手,クイーン部門は「あめちゃん」選手,一般部門は「かん」選手の優勝となった。
春のプロセカ大会「プロジェクトセカイ Championship 2023 Spring powered by ヴァイスシュヴァルツ」をレポート
セガとColorful Paletteが2023年4月8日に開催した,公式大会「プロジェクトセカイ Championship 2023 Spring powered by ヴァイスシュヴァルツ」のレポートをお届けする。今年はバラエティ豊かな4部門で個人戦が繰り広げられた。
決勝戦当日の2023年4月8日,全国から上り詰めた選手たちはそれぞれの部門で音ゲー力を注ぎ込み,激戦を繰り広げていった。
その傍らでは,選手らの戦いをマジマジと見守る4人の出演者たちが,大会進行を支えながら終わりの瞬間まで見届けていた。
MC。あらゆるイベントなどで引っ張りダコ。司会経験はゆうに数千を超える番組・大会進行役の腕利き,百花繚乱さん。
アシスタントMC。プロセカのオリジナルユニット「Leo/need」の日野森志歩を演じる声優,中島由貴さん。
実況。昨年大会から引き続き,eスポーツキャスターとして多種多様な場をにぎわせている,柴田将平さん。
解説。毎度おなじみ試合解説のアキレス腱。「プロセカは酸素」がモットーな,にじさんじ所属のVTuber,社築さん。
2023年初の春大会はこの4人が進行をサポートし,選手たちの戦いに寄り添い,配信視聴者の興味を引き立てていた。
部門別で参加者層の幅もさらに広がった,新たな大会模様。彼らは現地で目の当たりにして,どのような感情を刺激されたのか。
今年も大会出演者インタビューの一発目。
短い時間ながら,それぞれの思いを聞いていこう。
「プロセカ」の大会を見守った人たち――CS 2022 Springを支えた松丸亮吾さん,佐藤日向さん,柴田将平さん,社築さんにインタビュー
プロセカの公式大会“プロジェクトセカイ Championship 2022 Spring powered by ヴァイスシュヴァルツ”には,選手らの熱い激闘を見守る人たちがいた。今回はMCに実況に解説にと,大会出演者4人の思いを聞いてみよう。
「プロセカ」秋大会を支えた人たち――CS 2022 Autumで太田博久さん,本泉莉奈さん,柴田将平さん,社築さんにインタビュー
プロセカの公式大会“プロジェクトセカイ Championship 2022 Autum powered by ヴァイスシュヴァルツ”で,春大会から引き続き,当日の進行を支えていたMCに実況に解説にと,大会出演者4人の感想を聞いてきた。
「プロジェクトセカイ Championship 2023 Spring powered by ヴァイスシュヴァルツ」YouTube
「プロジェクトセカイ Championship 2023 Spring powered by ヴァイスシュヴァルツ」特設サイト
4部門制による新たな楽しみ
4Gamer:
大会終了直後の深夜に恐縮ですが,お話を聞かせてください。
まずは各々,大会進行に起用された感想はどうでしょう。
百花繚乱さん:
今日は本当に楽しかったですし,「やっとプロセカCSに呼ばれた!」って感じです。これまでもずっと羨ましかったんですよ。
僕はプロセカのイベント自体にお呼ばれしたのはこれが数回目で,ボカロ関連しかり,セガさんのゲーム紹介番組でお声がけいただける機会もけっこうありましたが,プロセカのトッププレイヤーを決める,こんなにも熱狂できる大会を間近で見たいって気持ちは強かったです。
とくに,10歳と8歳の娘にも言われてたんです。「お父さん,なんでプロセカには呼ばれないの?」と。それがようやく選んでもらえて,今日から娘にマウント取れます! 本当にありがとうございます!
4Gamer:
娘さんたちも,今日の大会配信を見てましたかね。
百花繚乱さん:
たぶん見てましたね。僕の勇姿が,選手たちが活躍したぶんのほんのちょっとだけでも伝わっていれば本望です!
それと会場に来てみて思いましたが,歴戦の選手の皆さんたちはもちろん,楽曲を作っているボカロPの方々などとこうして一緒の空気で過ごせる場というのも久々で,とても楽しかったです。
中島由貴さん(以下,中島さん):
私も以前,プロセカの大会にお呼ばれしたことがあったのですが,今回はアシスタントMCをしつつ,(ストリーマー部門の)大会にも出させてもらうことができて,本当に楽しかったです。
ただ,大会のレベルが上がりまくったなあって(笑)。どの部門も皆さん本当にお上手で,なんだかもう腕前が違いすぎました。
だからこそ見ていて面白かったのもありますね。
4Gamer:
全体的なレベルは着実に上がっているんでしょうねえ。
中島さん:
はい。ですから私も,もっともっと遊んでうまくなりたいなって思いました。それにプロセカにキャストとして携わる者として,今後はもっと作品を盛り上げられるようになりたいと気が引き締まりました。
今回呼んでくださった運営の方々,本当にありがとうございます!
柴田将平さん(以下,柴田さん):
僕も過去大会から実況を担当させていただいていますが,今回あらためて,プロセカというゲームと,それを遊ぶプレイヤーの皆さんに対して,真摯に向き合っていてよかったなと実感しています。
僕自身のプレイヤーとしての実力は,難度EXPERTを全楽曲クリアできないくらいなのですが,そんな立場でも選手たちや視聴者さんたちの盛り上げ役を担わせていただけて,とてもうれしい限りです。
4Gamer:
今回は選手側も多種多様でしたね。
柴田さん:
そうでしたね。eスポーツにおける選手たちというのは「ゲームだけやっています」ではなく,僕らと同じ,日常生活でなにかほかのこともがんばっている人たちです。U-12部門の選手たちのなかには,中学受験を終えたばかりの子だっていたかもしれません。
そういう,いろんなことをがんばっていて,今日この場で選手としての成果を見せてくれる。そこにどんな人生や交流があるのかをちゃんと伝えていくのが僕のやりたいことで,実況としての使命ですので,今回も選んでもらえたことを光栄に思っています。
社築さん(以下,社さん):
僕もこうして初代大会から長らくお呼びいただけていることが,とてもうれしいです。ただ,今回の大会課題曲はめちゃくちゃ高難度だったので,解説するにも自分自身がうまくならないといけない,見当外れのコメントをしてはいけないと思い,それをモチベに仕上げてきました。
それでも毎回,自分の解説に満足したことはないので,今後とも自分の味は殺さず,もっといい喋りを目指していきたいです。
4Gamer:
一般部門の課題曲はとくにハンパなかったですよね。
社さん:
ええ。なかでも決勝戦の2曲目「ヤミナベ!!!!」(作詞・作曲:cosMo@暴走P)のときは,解説で叫びすぎて申し訳なかったです……(笑)。
百花繚乱さん:
あれ,選曲で「ヤミナベ!!!!」引いちゃったの誰でしたっけ?
中島さん:
ん〜? 誰でしたっけ〜? ちょっとわかんないな〜。
※大会中,課題曲をランダム選曲するのは中島さんの担当
百花繚乱さん:
「決勝ヤバくない?」みたいな感じにしちゃって(笑)。
中島さん:
実際,「ほんとごめんなさい!」って気持ちでいっぱいでしたよ!
でも,それゆえドラマが生まれたところはあるはずですし? それまでも「初音ミクの消失」(作詞・作曲:cosMo@暴走P)とか「初音ミクの激唱」(作詞:GAiA 作曲:cosMo@暴走P)とか,とんでもない高難度楽曲ばかりでしたし?
私のせいじゃありません! 選曲したスタッフが悪い(笑)!
4Gamer:
課題曲自体が闇鍋みたいなものでしたし(笑)。
ちなみに社さんは,ストリーマー部門の選手としてはどうでしたか。
社さん:
正直,対戦相手が上手な方々ばかりだったので,もし準決勝で負けていたとしても全然おかしくなかったです。
ただ,僕はけっこう緊張するほうで,以前のプロセカイベントでエキシビションのチーム戦をやったとき,今回も一緒に出場していたエリー(・コニファー)とドーラの足を引っ張るプレイをしてしまって,いまだに引きずっていたのですが……今日,払拭できた気がします。
なので,個人的には満足いく結果でした。
4Gamer:
中島さんも選手としての感想はいかがでしょう。
中島さん:
いやー,お声がけいただいたとき,最初はチーム戦だと思っていたんです。そしたらあとで個人戦であることを知りまして。
ほかの方々より実力が劣ることも分かっていましたが,今回はキャスト代表として出場させてもらえたので,「キャストだってこんだけできんだぞ!」の意気込みをちょっとでも発揮できたらとがんばりました。
ミスはありましたが,個人的には自分を褒めてあげたいです!
百花繚乱さん:
中島さん,試合が終わってMC席に戻ってくるとき,すっごい笑顔でしたよね? 満面の笑みで「やりきったぞ!」って顔して帰ってくるんで,楽しかったんだろうなあってのが一発で伝わってきました。
中島さん:
(笑)。
4Gamer:
大会参加の楽しさも表現されていたと。そして今大会ではストリーマー部門をはじめ,U-12部門,クイーン部門が新設されましたが,見どころはどうでしたか。感想がうまく散ると幸いなんですが。
百花繚乱さん:
え,じゃあ,皆さんどの部門いく? どの部門にする?
4Gamer:
消去法で考えると,社さんがストリーマー部門,中島さんがクイーン部門は固いでしょうか。イメージ的な話ですが。
柴田さん:
そしたら百花さんはU-12でどうですか? 僕が一般部門で。
百花繚乱さん:
いいですよ。じゃあ僕からいきますね。
まずU-12部門って,12歳以下の子たちが出場しているわけじゃないですか? 僕はさっきも言ったんですけれど,娘が10歳と8歳なので,マジで年齢層や姿形がかぶるんですよね。
だからU-12の選手ががんばっている姿を見て,本当はもっとカッコいいコメントを入れたりもしたかったんですけど,ガチで泣きそうになってしまう場面がいっぱいあって。「やばいこれ,涙,我慢しなきゃ……!」って必死になって耐えてましたよ。
4Gamer:
それはまた(笑)。
百花繚乱さん:
しかもですよ? 僕が裏の控え室にいると聞こえてくるんですよ。隣の部屋にいる選手たちのお母さん,お父さんさんたちが,ちょっとしたミスの瞬間とかに「がんばれっ……!」って応援する声が。
分かるっ! その気持ち超分かるっ! もうみんな優勝にしてあげてくれっ! ってなっちゃう。でも,今日の経験が人を強くするのなら,本当にいい大会だなあって思えます。今はすぐに家に帰って,娘たちと一緒にプロセカやりたい気持ちでいっぱいです。
4Gamer:
ちなみに,娘さんたちがプロセカCSを目指したら応援されます?
百花繚乱さん:
しますね。いやもう僕は強く強く当たりますよ。「あんな場面で緊張しちゃダメだ!」「もっと大きな舞台に立つんだ!」みたいなことを偉そうに言って,がんばる姿を見て,裏でボロ泣きしますね。
今日のU-12部門は,参加者の皆さんにとってすばらしい青春の体験になったはずですし,若年層のファンにも平等に可能性を作ってくれたところがプロセカのすばらしさなんだと,今あらためて思います。
中島さん:
クイーン部門については,まず皆さん「こんな難しい曲やるんだ!?」って驚きましたし,どんな曲もなんなくクリアしていくのがとにかくすばらしかったです。自分も負けてらんないな! って感じです。
それに選手の皆さん,みんな仲がよくて,すでに友だちの輪ができているんですよ。全部門中,会場も一番にぎやかでしたね。
試合中も「あっヤバい!」とか「なんでなんでぇ!?」とか素の表情を見せてくれて,感情むき出しで挑む姿がとっても好印象でした。
4Gamer:
優勝したクイーンに先ほど話を聞いたところ,今日はこのあと,クイーン部門の参加者たちでご飯を食べにいくとかで。
中島さん:
ハァ〜! すてき〜! 仲がいいうえに,ほんと青春ですねっ!
あっ,それと私,大会が終わったあとクイーン部門に出た女の子たちにすごい囲まれまして。すっごいチヤホヤされて,テンション上がりました! 普段のお仕事ではそんなことされないので,すっごい幸せでしたよ。ちょっと調子に乗っちゃいました。
百花繚乱さん:
プリンセスのポジションじゃん。
4Gamer:
男性参加者には難しいアクションですね……(笑)。
続いて,柴田さんから見た一般部門はいかがでしたか。
柴田さん:
一般部門は今回も,全プレイヤーにとっての最高峰の大会だなと感じられました。先ほど曲名が挙がった「ヤミナベ!!!!」にせよ,僕個人は今大会で絶対にやるべきプレイ楽曲だと考えていましたし。
百花繚乱さん:
そうなの!?
中島さん:
え〜(笑)。
柴田さん:
大会中もコメントしましたが,最難関楽曲にチャレンジしていくことが“(プロセカの大会が)新時代を迎える”と思っていたことの本意です。なかでも「ヤミナベ!!!!」はそのシンボルとなり得る代表曲でしたので,実際に競う選手たちの姿を見られてよかったです。
それにプロセカには今後,もっと難しい楽曲が出てくるはずですし。例えば社さんは身に染みて分かっていそうですが,ここ半年って高難度曲が「ガッ!」と実装されたじゃないですか?
社さん:
ここ半年はすごかったですね。最近,思い切りいいですよね。
柴田さん:
ですよね。「ヤミナベ!!!!」も攻略動画などはあがっていても,ライブ配信で,しかも大会中にどれだけでできるのか? そこは視聴者が楽しみにしやすいポイントで,分かりやすい指標になりますから。
4Gamer:
観客側としても「一番難しいのやってみて」と思っちゃいますね。
柴田さん:
そしてやっぱり,大会が歴史を重ねるごとに,あのとき悔しい思いをした選手が優勝したり,前回優勝者があえなく勝ちを逃したり,そういった大会でしか生まれないドラマが積み重ねられていくので,プロセカCSは今後も続けていくことに価値があると思っています。
大会でおなじみのHPS選手が,2回の準優勝を経て,次こそは優勝できるのか? そういった個々人の背景も生まれてきているからこそ,試合により感動できるので,以降の大会にも期待しています。
4Gamer:
今回は決勝戦にロスから来た14歳があがってきたりと,海外勢の躍進が前回以上に目に見える大会でしたね。
柴田さん:
前回も,音楽ゲーム大国である韓国のプレイヤーさんが出場してきたりして,グローバルの輪がどんどん広がってきましたよね。
社さんとも話していましたが,やっぱり「初音ミクのパワーってすごいなあ」ってところに尽きます。競技としても国内・国外での差はもはやないですし,新たな挑戦者たちにも注目していきたいです。
社さん:
ストリーマー部門に関しては小話ですが,僕がプロセカの2周年記念インタビューを受けたとき,今後の大会などでやりたいことを聞かれたので「ストリーマー部門のようなものが見たいです」と口にしたんです。
そしたら今回実現してしまったみたいで,とても驚きました。
百花繚乱さん:
なら,社さんのおかげで生まれたのかもしれないですね(笑)。
社さん:
とんでもない(笑)。ただの言い得でしたし。
こういう“大会にストリーマーが参戦”みたいな動きは,人気FPSだとよくあることで,ガチの大会とは別種の盛り上がりを生んでいます。だからプロセカでもそういうことができたらという気持ちがちょっとありました。まだプロセカファンの反響を見られていないのですが,選手たちはツイートなどでめっちゃ喜んでいる姿を見せてくれていて。
なんだろう。僕が手応えがあったと口にするのもおかしな話ですが,あのとき「やりたい」って言って,本当によかったです。
4Gamer:
試合のほうも,配信者たちのお祭りエキシビションなどではなく,ガッチガチに努力してきた人たちの決戦なのが見て取れました。
社さん:
そうなんですよ。皆さん「ちょっとプロセカやりまーす」じゃなくて,「――やるか」みたいな。ガチでしたよね。
うちの事務所からはエリーとドーラも参加しましたが,あの2人が裏で本気でがんばっていたことは知っています。ビートまりおさんなども最近プロセカをはじめたばかりなのに,ものすごい成長を見せていて,いったいどれだけやり込んだのか。とても刺激になりました。
一般の選手の方々が大会でガチるのは当然ですが,僕らタレント側の“本気のプレイ”は普通,なかなか見せられませんしね。
4Gamer:
大人としての日々の生活もありますしねえ。
社さん:
だからこそ,忙しいスケジュールの合間を縫って練習して,本気で戦っている。そういう姿が熱く見えるんですよね。
柴田さん:
松丸亮吾くんとか,いつ練習してるんだって話ですよね。
中島さん:
松丸さん,出番前にすごく緊張していらして,控え室で「手が震える……」って,メイクさんにカイロもらってずっと温めていました。
それを「めっちゃ懸けてるな……!」って思いながら見てたり。
百花繚乱さん:
負けたとき,悔しそうでしたもんねえ。
柴田さん:
僕も,松丸くんとはほかのお仕事でカードゲームを一緒にやったりするんですけど,彼は普段の仕事があるなかでも,かなりの時間を費やして,しっかりと本気で仕上げてくるんですよね。
それだけに,どういう時間の使い方をしているんだろうと(笑)。
社さん:
sasakure.UKさんなども作曲活動の合間に,プロセカのゲーム画像をよくツイートしたりしていますし。
4Gamer:
逆説的に言うと,プロセカの(現状の招待制の)ストリーマー部門に出たいんだったら,パーソナル人気じゃなくて“本気でプロセカをやる”っていう姿勢が問われるのかもしれませんね。
社さん:
日常をがんばりつつ,プロセカも愛してるみたいな。
4Gamer:
まんま社さんですね。
百花繚乱さん:
今回その実例を作ってますからね。
4Gamer:
それでは最後に,次の大会はおそらく秋ごろ。プロセカも今年9月にはサービス3周年を迎えているころでしょう。
そこで,3周年までに個人的にでも,プロセカ的にでも,今日の選手たちのようになにか達成しておきたい目標はありますか。
百花繚乱さん:
プロセカ的になら,僕はマジで音楽ゲームが苦手なんですが,「娘に勝つ」。これが目標ですね。うちの子たちはやり込んでいて,マウント取ってくるので,半年後までには勝ちたいです。いや勝ちます。
中島さん:
おー。私も大きく出るなら,できるだけフルコンボを取りたい人なので,「EASYからEXPERTまで全楽曲フルコン」を目指したいです。
これまでもがんばって積み重ねてきたので,あとちょっとという感じなのですが,3周年までに達成したいです。がんばります!
柴田さん:
僕はあくまで黒子ですが,大会進行が滞りなく進むよう,スタッフの方々とぶつかるときもあります。それはもうひとえに,選手の思いを伝えたいからで,「だから待て」「話を聞くから」とケンカするのですが。
そういう至らなさを踏まえると,僕はeスポーツキャスターとしてのレベルアップと……大人になる,ってところでしょうか。
百花繚乱さん:
深いなあ。生涯のテーマじゃないですか(笑)。
柴田さん:
そうかもしれません(笑)。具体的に,半年後になにか変わっているかどうかは,黒子である僕からは皆さんに伝えられないかもしれませんが,今後もそうして選手たちをより輝かせられる実況を目指します。
社さん:
柴田さんは以前から台本の読み合わせのときとかに,「大会をよりよいものにしたい」とよく発言されているので,僕なんかはそのプロ意識に触れて感動しますよね。本当にすばらしいかたなんです。
柴田さん:
いやいや,今日も社さんの見事な解説におんぶに抱っこでしたから。
社さん:
いやいや,僕なんかまだまだとんでもないです。
柴田さん:
いやいや,社さんがいないと僕なんか全然で。
中島さん:
急にイチャイチャしちゃって(笑)。
4Gamer:
そんな意識に触発された社さんの目標はどうでしょう。
社さん:
明確な目標としては,プロセカの楽曲は“難度32”が一つのボーダーラインになるので,まずはそこをすべてこなせるようになりたいです。解説をする以上,プレイヤーとしてのレベルが話の解像度に関わってきますし,そのうえで僕も,選手をより引き立てる解説をしたい。
僕自身,社築をどうこうアピールしたいのではなく,プロセカの大会に携わらせてもらっている身として,選手のすごさを伝えるために,自分の腕前と説得力を磨いていく。それが今の一番の目標です。
4Gamer:
なるほど。ちなみに次の大会があったら優勝したいですか?
社さん:
いやあ,したいです(笑)!
4Gamer:
ですよね(笑)。そちらも期待しておくとして,皆さん本日は遅くまでお付き合いいただき恐縮です。3周年になったころのさらなる進化も応援しております。どうもありがとうございました。
一同:
ありがとうございましたー。
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