ターン制ストラテジー「Empire of Sin」の最新トレイラーが公開。シカゴを牛耳るためプレイヤーの配下となる55人のギャングスターたちが登場

　Paradox Interactiveは，2020年12月1日に発売を予定しているストラテジーゲーム「Empire of Sin」（PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch）のゲームプレイを解説する最新トレイラーを公開した。

　伝説的なゲームデザイナー夫婦，ジョン・ロメロ（John Romero）氏とブレンダ・ロメロ（Brenda Romero）氏がアイルランドで率いる，Romero Gamesの新作「Empire of Sin」は，高潔な社会を目指した禁酒法により密造が地下化し，マフィアの台頭を招いた1920年代のアメリカを舞台に，その震源地の1つでもあったシカゴでマフィアの最大勢力を目指していくという設定だ。
　プレイヤーは，アル・カポーネなど史実の人物を含む14勢力の中から1つを選び，それぞれの特徴を生かしながら密輸，銀行，風俗業などさまざまなビジネスを拡大しつつ，勢力争いの抗争に明け暮れていくことになる。


　「XCOM」のようなターン制を採用しており，プレイヤーは手下のギャングスタ―たちの中から適任のキャラクターを選び，与えられたアクションポイントに合わせて移動したり，銃撃などのアクションをこなしたりする。
　用意されている55人のギャングスターから最大16人を配下に収めることが可能で，それぞれの個性や能力，サブクエストによって仲たがいしたり，関係を強めたりして，よりカスタマイズされたストーリーに発展していくという。

　もちろん，他の勢力とは戦うばかりでなく，上手く協力関係を築くためにボス同士が会合を開く「シットダウン」と呼ばれる外交モードがある。ビジネスの運営を含めて会社経営シミュレーションの要素もあるのが面白そうだ。
　それぞれのプラットフォーム向けにプレオーダーが開始しており，Steam向けにはインタフェースとテキストが日本語化されているとのこと。マフィアのドンとしての成り上がりを楽しんでみるのも良いだろう。

「Empire of Sin」公式サイト

Steamの「Empire of Sin」ストアページ