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[TGS 2020]「Vigil: The Longest Night」の先行プレイ配信をレポート。「ソルト アンド サンクチュアリ」の影響を受けた高難度2Dアクション
本作は,Ska Studiosの高難度2Dアクションゲーム「ソルト アンド サンクチュアリ」の影響を受けた作品で,ダークファンタジーの世界観やシビアな戦闘が特徴的なゲームとなっている。
本記事では,実機プレイ配信から見えてきた本作のアクションやシステム,ゲーム難度などを紹介する。本作はPC版とSwitch版が10月15日に配信予定(PS4版とXbox One版は年内を予定)となっており,間もなくの発売となるため,購入検討に役立ててほしい。
では,早速先行プレイ配信の内容を見ていこう。本作の舞台は,女神の力により,明けない夜が続く世界。プレイヤーは“ヴィジル”と呼ばれる夜警団に所属する女性“レイラ”を操作し,街を脅かすモンスターたちと対峙することとなる。
スタート時の装備はオーソドックスな剣。攻撃ボタンを連打することで連撃が放てるが,敵の攻撃力は高く,防御行動をせずに押し切るのは難しい。回避やガードでチャンスを作り,攻撃を叩き込む動きが基本となりそうだ。
敵の撃破時には,経験値とゴールドが入手でき,経験値が一定値貯まるとレイラはレベルアップし,スキルポイントを1獲得する。スキルツリーには4種類の武器スキルとコモンスキルが用意されているので,自由に割り振ってプレイヤーの好みに合わせてレイラを成長させていこう。
また,敵の撃破時などに得られるゴールドは,最初のステージをクリアした後に訪れるレイラの故郷“マイエ”にある道具屋で使用できた。道具屋では回復アイテムのポーションやモンスターに投げつける爆弾,投げナイフなどが購入できる。いずれも冒険に役立つアイテムなので,こまめに補充しておくことが大切となりそうだ。
最初のステージはチュートリアルを兼ねているようで,各所に篝火が配置されており,基本的なアクションを順に教えてくれる。操作やシステムを学びながら進んでいくとすぐに最初のボスとなる“テラーイーター”が出現するが,ここまでのスパンは非常に短く,まさにチュートリアルといった趣だ。
テラーイーターは,巨大な体躯に,鋭い牙を持つモンスター。突進に踏みつけ,噛みつきといった攻撃でレイラを苦しめるが,最初のボスだけに行動は読みやすく,慣れれば撃破は難しくない印象だ。
また,このテラーイーター戦で判明したことだが,攻撃や回避行動で減少する青色のゲージはすべて消費するとオレンジ色のゲージに変わり,レイラになんらかのデバフが付与される。さらにオレンジ色のゲージはアクションをすることで溜まっていき,最大まで溜まると一定時間行動不能に陥ってしまう。激しい戦闘となるボス戦では,体力だけでなくスタミナの管理も重要となりそうだ。
テラーイーターを撃破後はすぐにマイエに到着し,少し進んだところで配信終了となった。1時間という短い配信だったうえにゲーム難度が高く,何度もゲームオーバーを繰り返したため,あまり物語は進行しなかったが,基本的なアクションや成長要素,ゲームシステムなどを多く確認することはできた。PC版とSwitch版が間もなく配信となる本作。歯ごたえのある2Dアクションをプレイしたいという人は,購入を検討してはいかがだろうか。
※画像は配信映像をキャプチャしたもの
4Gamerの「東京ゲームショウ2020 オンライン」特設サイト
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