プレイレポート
【PR】個性豊かな英雄を集めて戦うブラウザゲーム「League of Angels III」は,奥深いバトルと豊富なコンテンツ量が魅力のMMORPGだ
モビディックは,PCブラウザゲーム「League of Angels III」の正式サービスを本日(2019年9月19日)開始する。本作は,女神やエルフ,獣人,龍,吸血鬼など多様な種族が存在するファンタジー世界を舞台に,神々の対立とそれに連なる種族の戦いを描いたMMORPGだ。
本作に用意されたコンテンツは豊富で,多種多様な種族に属する英雄たちとの物語,英雄たちをパワーアップさせる様々な育成コンテンツ,1vs.1やパーティ同士,ギルド同士のPvP,そしてレイドボス戦など,多くのMMORPGの長所を余すことなく取り入れている。今回,事前にテストプレイできたので,本稿でプレイレポートをお届けしよう。
「League of Angels III」公式サイト
※スクリーンショットはすべて開発中のもの
神々の対立を描いた本格派ブラウザMMORPG
最初に本作の世界観から見ていこう。
すべての生命を生み出す創造主“アヌナキ”は,新世界の礎を築くために10人の神々を創造した。しかし,反逆を決意した闇の神“シャドウ”が13人の“タイタン族”を生み出す。シャドウの反逆を悟った9人の神々は“女神族”を創造。そうして創造の女神“マリア”を中心とした女神族は“神器”の力でタイタン族を光の時空に閉じ込めることに成功したのだ。
それを見届けたアヌナキと9人の神々は,女神族のために神聖の星グレイスを創造して去っていく。しかし,アヌナキがグレイスから遠のくと,闇の神シャドウが魔力で闇の空に“破壊の眼”を出現させ,次いで邪悪な破壊竜“エルダードラゴン”を召喚。エルダードラゴンは,光の時空に閉じ込めたタイタン族を解放してしまう。
荒れ果てたグレイスと倒れていく女神族の姿に,グレイスの最後を悟ったマリアは,生き残った女神族と神器を時間と空間のはざまへと逃がす。そうしてグレイスから逃げ延びた女神族は,さまざまな種族が覇権を争う戦禍の渦巻く星“青蒼の星サファイア”に降臨する。女神族はサファイアの地で他種族と協力し,再び平和を取り戻す戦いを繰り広げることになる。
プレイヤーキャラクターは,グレイスから逃げ延びた女神族に選ばれた者として,本作の舞台であるサファイアに降臨する。そして,サファイアに散らばってしまった神器を回収するため,英雄たちを集めながら長い戦いに身を投じることになるのだ。
英雄を召喚して仲間に加えよう!
プレイヤーキャラクターと共に戦う英雄たちは「召喚」,いわゆる「ガチャ」で入手できる。英雄のレアリティは☆3(SR英雄)と☆4(SSR英雄),☆5(SSR+英雄)の3種類があり,☆が多いほど能力は高い。ガチャにはノーマルとエリートの2種類があり,ノーマルからは☆3,エリートからは☆4と☆5が手に入る。
ガチャからは英雄のほかに,英雄の名前が書かれた「欠片」や,SSRソウルなども得られる。欠片を一定数集めれば対象の英雄と交換できるほか,その英雄の強化にも使用できる。SSRソウルは,ショップで英雄の欠片と交換が可能だ。どちらも即戦力になる要素ではないが,コツコツと集めていけば,いずれはその英雄を手に入れたり強化したりと,戦力アップにつながるのだ。
スピーディに展開するオートバトル。戦略性が高く奥深いバトルでダンジョンを攻略しよう
ゲームの進行は,物語のメインとなるクエストを順にクリアしていけば,迷うことはない。とくに序盤は自動で次から次へとクエストが展開し,テンポ良く物語が進んでいく。その流れに沿っていけばレベルも上がり,サクサクと遊べるはずだ。
途中でレベルが低くてメインクエストが受けられなかったり,敵が強くて先に進めなかったりしたときは,プレイ可能なデイリーコンテンツを消化したり,サイドクエストやアクティビティをクリアしたりして英雄を育成すれば,自然と乗り越えることができる。
本作のバトルは,ダンジョン内やイベント時に発生する。バトルはターン制のオートバトルで,プレイヤーキャラクターのみスキルの使用を任意で選択できる。これが思った以上に戦略性のあるバトルなので,詳しく紹介したい。
まず,英雄は「攻撃型」「防御型」「回復型」,そして英雄を強化する「サポート型」の4タイプに分類される
プレイヤーキャラクターを含めた4タイプの英雄で,最大6人パーティが組める。パーティは「陣形」で編成できるが,この並び方が最大のポイントだ。本作のオートバトルは,前列の奥から手前に向かって順番に行動し,そのあと後列の奥から手前に向かって行動する。敵も同様の順で,プレイヤーキャラクターのパーティを先手として交互に攻撃し合うことになる。
つまり英雄を配置する場所によって,どのタイミングで全体攻撃を撃たせるか,回復魔法を使わせるかといった味方の行動をある程度コントロールできるのだ。ダンジョン内や戦闘中は陣形を変更できないので,どうすれば効果的な戦闘を行えるかを考え,事前に整えておく必要がある。
バトルの準備は陣形の編成が重要だが,バトルで勝利の鍵となるのが黄色いバーで表示される「エネルギー」だ。エネルギーはスキルを使用するために必要で,敵に通常攻撃を行うことで溜まっていく。
パーティメンバーである英雄もエネルギーが溜まるとスキル攻撃を使うのだが,プレイヤーキャラクターのみ行動順を無視してスキルを使用できる。エネルギーさえ溜まっていれば,例えば2つのスキルを連続して使用可能というわけだ。自身の通常攻撃でエネルギーが増えた直後にスキルを使ったり,味方の全体攻撃の直前にバフスキルを使ったりと,プレイヤー次第でさまざまな戦術が取れる。
オートバトルというと,育てたキャラクターの力押し的なイメージがあるが,本作では準備としての陣形編成と,スキルの使用タイミングを計算することで戦略的なバトルが楽しめる。編成する英雄によって,その戦略,戦術はさまざまなものになっていくはずだ。ぜひ,いろいろな英雄を指揮して,多彩なバトルを楽しんでもらいたい。
そんなバトルが楽しめるダンジョンは,拠点にあるステージポータルか画面の“ステージ”ボタンを押すと表示されるマップから入場できる。なお,入場時にはスタミナが消費される。
ダンジョンはノーマルとエリートという2種類の難度が存在し,出現する敵の強さや報酬が異なる。ダンジョン内では3つの敵パーティ(クエストで入場する場合は,敵パーティ数が2つの場合もある)と戦い,すべてに勝利すればダンジョンクリア。戦闘内容によって☆1〜☆3の評価が行われる。☆3の評価を得たダンジョンは「即戦」を選べるようになり,選択するとそのダンジョンを攻略したことになって,すぐに報酬が入手可能だ。なお,同一ステージのダンジョンにおける評価の合計数によって追加報酬も得られる。
すべてがキャラクターの強化に直結する豊富で多彩なコンテンツ
キャラクターの力を十分に発揮させるには,育成が不可欠だ。本作では多数の育成方法と,それをサポートする豊富なコンテンツが存在する。それぞれを項目に分けて,紹介していこう。
●「英雄」
キャラクターの育成の基本となるのがアイコンから選択できる「英雄」だ。英雄はバトルで経験値を得られるが,「英雄」画面ではアイテムを使って一気にレベルを上げたり,スキルを強化したりと,あらゆる方法で強化できる。さらにプレイヤーキャラクターは,神器を装備させることで戦闘タイプを変更したり,「宝具」や「衣装」で総戦力の底上げを図ることもできる。
●「マウント」「翼」
プレイヤーキャラクターが背負う羽根と,乗り物であるマウントの育成ができる。それぞれを装備,育成することで見た目が変わるのはもちろん,バトルに出撃する英雄にパラメータボーナスも付与される
●「星座」
本作ではプレイヤーキャラクターのレベルが1アップすると,“星”を1つ得ることができ,それを使って“星座”を開放できる。星座を開放することで英雄にボーナスが付与されるほか,以降のコンテンツが何レベルで開放されるかも画面に表示されるので,プレイの目標にもなるだろう。
●「召喚」「転生」
「召喚」は前述のとおり,英雄を召喚できるガチャだ。また,「転生」を使って,育成した英雄や装備品から資源を獲得し,強さをリセットできる。
●「世界樹」
全25ステージで構成されている「世界樹」。1ステージは12の階数に分かれていて,それぞれの階でバトルを行う。実は本作の重要コンテンツの1つ。というのも,英雄に装備させる武具は世界樹でしか入手できないからだ。入場制限はなく何度でも入れるが,上の階に進むには相応の強さが必要なので,マメに育成してチャレンジしよう。
●「試練」
英雄たちを強化できる様々なアイテムが手に入るコンテンツだ。挑戦回数はそれぞれ1回クリアまでで,戦闘に勝利するとアイテムが入手できる。上位難度は一定のレベルに到達すると順次開放されていく。
●「秘境」
強力なモンスターと戦うことができる。こちらも試練と同じように,クリアすると育成に必要なアイテムが手に入る。試練と違うのは,挑戦回数が2回クリアまでであることと,勝利すれば次の難度の敵と戦うことになるところだ。ただ,敵の総戦力の値を見る限り,簡単に勝てる相手ではないので,しっかり育成してからチャレンジするのがよさそうだ。
●「ボスの間」
ワールドボスやギルドボスといった強敵に,ほかのプレイヤーと協力して挑むレイド的なコンテンツだ。試しに一人でチャレンジしてみたが,鎧袖一触という言葉がピッタリなほど,あっさりと蹴散らされてしまった。やられてもペナルティはなく,何度でも挑戦できる。
●「鉱山」
鉱山エリアにある鉱山を占領することで,一定時間後に育成用のアイテムが得られるというもの。未占領の鉱山を占領するときはNPCとのバトルで勝ち取らなければいけない。ほかのプレイヤーが占領している鉱山に挑むと,そのプレイヤーのパーティと戦闘になる。
●「アリーナ」
プレイヤーの強さを競うPvPコンテンツ。自身のランクよりも上位のプレイヤーを選び,勝利することでランクをアップさせることができる。ランクが上がると,ボーナスとしてアイテムが手に入る。
このほかに特定の曜日に強力なボスと戦える「嘆きの壁」や,ギルド同士の戦いとなる「ギルド戦争」といったMMORPGらしいコンテンツも存在するが,残念ながら,テストサーバーということもあって,今回は確認できなかった。とにかく遊び込めるコンテンツが多いので,ぜひチャレンジしてどんどん英雄を強化していってもらいたい。
止め時が見つからないコンテンツの多さ。MMORPGをじっくりとやり込みたい人にオススメしたい一作だ
本作は,とにかくサクサクとレベルが上がり,そのたびに新たなコンテンツが開放され,それらを消化しているとまた新コンテンツが現れるので,止め時が見つからない。もちろんダンジョンの攻略でスタミナが無くなれば一息つける,といった感じだが,その間にもキャラクターの装備を見直したり,スキルを強化したりと,ずるずると遊んでしまう育成の楽しさがあるのだ。
バトルはシンプルなうえ,自分以外を操作できないオートバトルであるため,好みは分かれるかもしれない。しかし,自分で操作できない部分が多いからこそ,それをどうにかするための戦略や戦術を試行錯誤するのが楽しかった。美しいグラフィックスで描かれた英雄同士の組み合わせ,そしてプレイヤーが装備する神器によって戦略も大きく変わるため,やり込む余地は,いくらでもあるはずだ。
なお,本日より“リリース記念”として,毎日ログインするだけで豪華アイテムやSSR以上の英雄が手に入る「スペシャルログインボーナス」キャンペーンが実施される。
キャンペーンは最大で30日間実施され,合計2日めに攻撃型SSR英雄の「グレイシア」か「ソフィア」のうち1人,合計7日めに回復型英雄の「シエラ」,合計30日めに防御型SSR+英雄である「泰山」か「フリーマンI世」のうち1人を必ず入手可能だ。なかでもシエラはパーティ全体を回復するスキルを持っており,攻略には欠かせない英雄なので必ず入手したいところだ。
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