企画記事
「ブルプロ」主人公を手軽にかわいく or かっこよく! 自慢の“ウチの子”を作るためのキャラクリ講座
そんなブルプロの魅力は数多いが,なかでも唯一無二なのは,手軽にアニメっぽい主人公を作れる“キャラクタークリエイト”(以下,キャラクリ)だろう。私もウチの子がかわいくて仕方ない。
本作のキャラクリは機能が充実しており,自分好みのキャラクターに寄せやすい。その反面,設定項目がわりと多く,どうすればかわいいキャラやかっこいいキャラが作れるのか分からない人や,そもそもキャラクリ自体が苦手だという人もいるかもしれない。
私自身はキャラクリで無限に時間を浪費できる人種だが,「ゲーム開始前に時間をかけたくない」という人もわりと多いだろうから。
そんなわけで,今回はスムーズに魅力的なキャラを作るための「キャラクリ講座」をお届けする。本稿を読めば,誰だって時間をかけずにかわいい&かっこいいを作れるっ……はずだっ!
「BLUE PROTOCOL」公式サイト
作るキャラをイメージしよう!
キャラクリの鉄則は「影響が大きい要素から決めていき,影響が少ない部分は後回しにする」この一連の流れを身に着けることだ。
そのうえで最初に決めておきたいのは「かわいい or かっこいいのどちらに振るか」だ。もちろんセクシーなども含めていい。人によっては「ボイスのセレクション」からスタートするのもアリだろう。
こうした大方針を決めずにいると,影響の大きい部分に手を入れたときに全体のバランスがおかしくなり,修正にも時間がかかる。「感覚的にこれがいい」を選び続けて正解にたどり着ける人もいるが,好きな物だけ盛ったパフェというのは意外と味がぼやけることも多い。
本稿では,見た目からして人気の高い「女性タイプ」をベースに,かわいい系とかっこいい系の2例を紹介していく。その工程がどのようになっているのかを確認し,創造や調整に役立ててほしい。
ということで,さっそくキャラクリ本番といこう。
※ゲーム内には「顔立ち1」「顔立ち2」といった表記はありませんが,解説の都合上,各項目のタイプやカラーに数字を振っています
■「顔立ち」を決める
まずは「体格のクリエイション」で“顔立ち”を選択しよう。ブルプロには3つのタイプがあり,顔立ちと体格が同期している。そのため,低身長キャラにしたい場合は消去法で1択になる。・顔立ち1:かわいい系(丸顔)。体格はM or L
・顔立ち2:かわいい系(丸顔)。体格はS
・顔立ち3:かっこいい系(面長)。体格はM or L
なお,顔立ちを最初に決めても付随する体格や身長,肉付きや胸囲は顔の作りに影響しないので,のちほどの調整で問題ない。
■「肌の色」を決める
アイコンの並び順は無視して,次は「肌・顔のクリエイション」に進もう。肌の色はキャラの雰囲気をガラッと変えるほか,髪色やメイクとのバランスにも影響を及ぼす。あとで変更するとテイストが崩れがちなので,好みの色がある場合はあらかじめ決めてしまうといい。とくにこだわりがなければ「カラー2の明るさ最大」が安パイだ。
「タイプ」に関しては顔の輪郭に影響する。タイプ1は標準,タイプ2は丸め,タイプ3は細めとなる。基本的に「丸顔はかわいい系」「面長顔はかっこいい系」に見えやすいので,方向性に合わせよう。
■「目・まつげ・眉毛」を決める
次は「目のクリエイション」だ。瞳のカラーなどは髪色を決めてからのほうが合わせやすいので,まずは目・まつげ・眉毛から選ぶ。目は,眼球の大きさだ。目1は標準,目2は大きめ,目3は細めとなる。大きいとかわいい印象,細いとかっこいい印象になる。
角度は左に傾けるほどタレ目に,右に傾けるほどツリ目になる。落ち着いた雰囲気やキリッとした雰囲気に影響する部分だ。
まつげは,シンプルなほどかわいらしく,長いほど美人らしくなる傾向があるので,キャラのイメージ次第。個人的には0〜1で調整するのが無難で,“白まつ毛”などの特徴を際立たせたいなら2〜3がアリだ。
眉毛は,眉1が細め,眉2が太め,眉3がごく細めとなる。私のように太眉キャラに心を奪われるようなら,2がオススメである。
なお,眉毛は形よりも「角度」が重要である。内側に傾けると困り眉,外側に傾けると精悍な印象になるので,面持ちもガラリと変わる。リアルでも眉毛カットが商売になるように雰囲気への影響はデカい。
ここで小技を紹介。まつ毛を盛って美人な印象を押し出したいときは,「メイクのクリエイション」にある「ペイント」からタイプ3のアイラインを選び,カラーを黒くして“まつげを分厚く”しよう。
小さな変化だが,色をズラすとグラデーションっぽいまつげも作れるので,一味違うフェイスを目指したい人にオススメだ。
■「帽子」をどうする?
髪型の前に,ひとまず帽子をかぶせてみよう。帽子は画面左下の「衣装設定へ」を押し,衣装セット2を選択すれば着用できる。ブルプロには魅力的な帽子がいろいろとある。「頭装備は非表示派」も数多いだろうが,かぶる派 or かぶらない派は決め打ちするのではなく,「かぶったときの印象も踏まえておく派」になるのが最善だ。
この画面で帽子あり・帽子なしを存分に見比べておこう。
■「髪」を決める
帽子の着脱を確認したら「髪のクリエイション」へ。髪型のタイプは14種類だが,デザインは「反転」もできるので,チェックするならば14種×2デザインの計28種から選ぶ意気込みでいよう。ただし,髪型は最終チェック時に「こっちのほうがいい」となったら選び直しても支障は少ないので,ひとまずは好みでOKだ。
続いて髪色は,ご存じのようにキャラの印象を大きく左右する。最終形のイメージが固まりきっていない場合は,髪型と一緒に最後に決めるのも手だが,「明るめの色」「暗めの色」「はたまた色鮮やか」などの方向性だけはあらかじめて想像しておくといい。
そして,カラーは欄内項目の「ツートンカラー」をONにするのが圧倒的にオススメだ。こちらを適用し,メインカラーとサブカラーの明るさを1段階変えるだけでも質感に奥行きが出て,実に“現代風の印象”に早変わりする。「境界ぼかし」のほうはメインカラーとサブカラーの変化度合いを調整するものだ。帽子を外した状態で確認しよう。
■「メイク」をどうする?
次は「メイクのクリエイション」だ。ここではワンポイント(ほくろ・傷・そばかす),リップ,ペイントを追加できる。ワンポイントは個々人の好みなので割愛するとして,リップは唇の印象を変え,可憐さや色気に作用する。タイプ1は細め,タイプ2は標準,タイプ3は厚めとなる。ハイライトをONにするとツヤも出せる。
アニメキャラクターは唇の厚みを表現しないことも多いため,かわいめの人物を目指すならナシでも問題ない。もしも色づけするなら,肌の色とのバランスとライティングにだけ気を付けよう。
肌色に対してリップが濃すぎると,基本的に印象が強くなりすぎる。ブルプロのキャラクリ画面はあくまで“見え方の参考”だ。プレイ中は明暗表現がしっかりしているだけに,色味や光を強調しすぎることなく違和感のない色を心がけよう。もちろん,青い唇がどうしようもなく刺さる人などは本能の赴くままに。
ペイントは個性を付け足すパーツだが,タイプ1〜2の「チーク」についてはあるほうが垢抜けた印象になる。正直「必ず付けよう」と思うほどだが,ここも肌の色とのバランスやライティング次第だ。
前述のリップと同様に,基本は肌の色に近似した赤みのある色調を選んで,顔全体のバランスを考慮しつつ整えよう。
■「瞳」を決める
キャラの完成はもう近い。次は「目のクリエイション」に戻り,瞳を調整していく。まずは「瞳カラー」の項目で“カラー詳細設定をOFF状態”にしてから,顔全体の雰囲気を加味しつつ瞳の色を選ぼう。ここさえ決まれば,あとの項目が顔全体を揺るがすことはほぼなくなる。次に「目・瞳」の項目で瞳の形を決めていくが,ここはもう感覚次第。8種類の瞳孔を眺めて,一番いいと思ったものを選ぼう。
瞳の形も決まったら,瞳カラーに戻り,カラー詳細設定をONに戻して微調整しよう。瞳は設定項目が多いのでそのままでもアリだが,大ざっぱな調整法としてオススメなのは“同色でまとめる”だ。
4色も入れると奥行きのある瞳になるが,あえて色をまとめることでシンプルさを引き立たせ,アニメ風の面立ちに近づけられる。
とはいえ,目のハイライトなどは世の中のゲーム,アニメ,マンガ作品が長年にわたって膨大に試行錯誤し続けてきた最大級の沼である。人によっては目に入魂しすぎたがゆえに「目から逆算してすべて作り直し」ということもある。そうなったらこれまでの流れを申し訳なく思うが,職人魂に火を付けられたことは喜ばしく思っておく。
■「顔のパーツ」を決める
最後は「顔パーツのクリエイション」で鼻と口の選択だ。鼻は,高さなどに細かな違いがあるので,選ぶときは右下の表示切り替えを駆使して,必ず“キャラの横顔”を確認しながら進めよう。
口は,小さなほうがクールな印象,大きなほうが活発な印象になる。こちらも表示切り替えで,口の開閉時の表情を確認しておこう。
■ようやくキャラが完成!
こうして頭部を作り込んだら,後回しにしていたディテールを詰めていこう。できればライティングの切り替えも再確認してほしい。衣装については選ばなかった服もゲームプレイで手に入る。そのため,あとのことは考えずにそのときの気分でOKである。
ただし,帽子に関しては初期アイテムを増やす意味でも「とりあえず付けておいて,使わないならスタート後に外す」をオススメする。
アンダーウェアはビキニタイプとスポーツタイプがあるので,そちらも好みで選ぼう(なお,デザインは一部機種で異なります)。
■ついに冒険へ……あれなんかキミ違くない?
さて,丹精込めて作った自キャラは当然ゲーム内でも100点満点の出来栄え………となる人もいれば,そうならない人もいるはず。とくにリップやチークの部分はキャラクリ画面とかなり違って見えることが多く,「なんかおかしい……?」と思うことがしばしば。
精密なクリエイトができる作品を遊んだことのある人は,こうした“キャラクリ画面とゲーム画面の差”も身に染みているだろう。
といっても安心してほしい。
仕上がりがどうにもピンとこなくても,ストーリーを少し進めよう。冒険者ランクが2以上になると受けられるチュートリアルクエスト「新しい私になりたい!」をこなすと,報酬として「エステチケット」が1枚もらえる。これは“キャラクリをやり直せるアイテム”だ。
なにかが気に入らない場合は,ゲームを再スタートしてゼロからやり直すより,これを使って修正してしまうのが手早い。
むしろ,ゲーム開始後は必ず1回,このチケットを惜しみなく使って「エステサロン」(=キャラクリ機能)に行くべきである。
エステサロンでは,初期のキャリクリでは選べなかった髪型・目・まつげ・瞳パターン・メイクなどが存在する。これらはアップデートで定期的に追加されてきた“新規追加パーツの差分”というわけだ。
最初のキャラクリだけで満足できなかった場合はもちろん,「エステ限定パーツもフルで使える再キャラクリ」はさらなる沼であり,より趣味嗜好に合った自キャラに近づける可能性がある。
つまり,こだわり始めると時間が足りなくなるのはここまでの初期キャラクリではなく,ゲーム開始以降の話なのである。
なお,エステサロンでは作成したキャラクターの外見データを保存することもできる。エステチケットがなくとも仮調整は試せるため,データをいじって保存しまくっているだけでもけっこう楽しい。
■とにかく楽しんで作るのが大事!
キャラクリが好きな人は,一度はブルプロに触れてみてほしい。このゲームではそれだけ想像以上の魅力的なキャラを生み出せるからだ。キャラクリが苦手で悩む人でも,自分のアバターがどんどん魅力的になっていく過程は気持ちいいはず。楽しみ方は人それぞれだが,ゲーム攻略の一部と捉えて挑むなど,ぜひ苦手意識を克服してほしい。
そして最高のキャラができたなら,ブルプロのゲーム内機能「フォトモード」を使い,スクリーンショット撮影にもトライしてみてほしい。自慢のウチの子を見せびらかすのは実に楽しいぞ!
さらに一言。ブルプロはこうした非戦闘コンテンツもおもしろいので,ぜひ遊んでみよう。アステルリーズの街で待ってるぞー!
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