プレイレポート
[E3 2019]イカれたやつらが大暴れする4人対4人のチーム対戦アクション,「Bleeding Edge」プレイレポート
「Bleeding Edge」公式サイト
本作は,「Hellblade: Senua's Sacrifice」を手がけたNinja Theoryが開発中の対戦アクションだ。近接攻撃(メレー)を中心として,4人対4人のチーム戦が楽しめる。
チーム戦ということで,チームでまとまって動くことが重要になるが,この拠点の仕組みなら,「今はAの拠点が開放されているから,ここを攻めよう」「次はCの拠点しか空いていないから,移動しよう」といった判断がしやすく,バラバラに動いて戦いにならないという事態は起きにくい印象だ。
プレイヤーキャラクター(ファイター)達は,[X]ボタンによる近接攻撃(一部,遠距離攻撃を行うキャラクターもいる)と,3つの特殊攻撃,そしてゲージが溜まると発動できる必殺技的な攻撃を持っている。ファイターによって異なるが,特殊攻撃には敵の行動を阻害する効果や,味方を支援する効果を持つものが確認できた。なお,特殊攻撃にはクールダウンタイムが定められており,その管理やロールごとのプレイ感は「オーバーウォッチ」に近い。
また,各ファイターには乗り物を使った高速移動モードが用意されており,リスポーン後や拠点間の移動などはスムーズに行える。
本作の特徴と言えるのが,個性的すぎるファイター達のデザインだ。公開されたトレイラーを見てもらえれば分かるとおり,一癖も二癖もありそうな怪しいヤツらしかいない。
例えば筆者が試遊で使った「Buttercup」は,セグウェイのような一輪車に乗り,両手に刃の付いたタイヤを持って襲い掛かるという強烈なお姉ちゃんだ。見た目どおりのヘビーファイターなのだが,とくに笑えるのが高速移動モード。両手のタイヤを地面につけて,自らがバイクと化して敵に突っ込んでいく。当然,敵は人間バイクを見たら逃げようとするが,Buttercupはワイヤーで強引に相手を引き寄せたり,オイルで移動速度を低下させる特殊攻撃を持っているため,殴り合いに付き合うしかない。
イヤすぎる。
こうしたイカれたファイター達が,拠点を巡って大暴れする様子は,見ていて非情に気持ちがいい。公式サイトでは10人のファイターが公開されているが,ここまで尖ったやつしかいないチーム対戦ゲームというのも珍しいのではないだろうか。発売時期は発表されていないが,対応機種はPC(Windows 10)とXbox Oneが予定されている。
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