プレイレポート
[E3 2019]「ドラゴンボール Z KAKAROT」のプレイレポートをお届け。広大な荒野を探索しつつ,ラディッツに挑戦してみた
本作は,「ドラゴンボール Z」の世界を舞台に「孫悟空(カカロット)」の生き様を体験できるアクションRPGだ。今回のデモは,フィールドを自由に探索しつつ,好きなタイミングでメインクエストとなるラディッツとの戦いに挑戦できるといった内容になっていた。操作キャラクターは悟空に固定されており,パートナーのピッコロと共に行動する形だ。
デモのマップとなる荒野は広大だが,悟空は舞空術や筋斗雲を使って高速移動できるので,移動が苦になることはない。荒野には,ラディッツと戦うメインクエストのほか,NPCの悩みごとを解決していくサブクエストも用意されていたが,デモの制限時間が20分しかなかったため,今回はスルーすることに。
なお,サブクエストはクリアすると経験値やアイテムがもらえるので,本作がRPGであることを考えると,製品版ではできるだけ引き受けたほうが良さそうだ。
しばらく荒野を探索していると,スカウターの検知音のようなSEが鳴り,ロボット兵が出現し,そのままの流れで戦闘がスタートした。いわゆるエンカウントというやつだ。
戦闘では,常に敵をロックオンしている状態なので,わざわざ狙わずとも打撃や気弾が敵を追尾してくれる。とくに打撃攻撃は,ボタンを連打しているだけで瞬間移動を混ぜたコンボを繰り出してくれるので爽快で面白い。
また,時間経過で増加する「気ゲージ」が十分にあれば,必殺技コマンド([L1]+各種ボタン)から「かめはめ波」などを繰り出すことができ,打撃コンボのフィニッシュに撃つと,とてもドラゴンボールらしい絵になった。なお,気ゲージはシステムの「気チャージ」でも溜めることができる。
戦闘が終わると,評価ランクに応じた経験値が手に入る。必要十分な経験値を獲得するとレベルが上がり,各ステータスが上昇するといった具合だ。デモでは,打撃力,気の攻撃力,打撃防御力,気の防御力といったステータスが確認できたが,レベルアップ以外でこれらを上げる方法は今のところ不明である。もし,プレイヤーがある程度自由に好きなステータスを伸ばせるのであれば,個性を付けていくのも面白そうだ。
ある程度操作に慣れたところで,いよいよラディッツ戦へ。ボスという位置付けだけあって体力がかなり多く,なかなかの苦戦を強いられた。とくに厄介だったのが必殺技で,しっかりとガードないし回避をしないと大ダメージを受けることになる。
ただ,ラディッツが必殺技を繰り出すときは決まってカットインが入るので,対応するのはそこまで難しくはない。気ゲージが十分にあれば,攻撃を瞬間移動で回避して反撃するといったことも可能だ。ちなみに,悟空が瞬間移動からのかめはめ波を初めて使ったのはセル戦なのだが,本作では技の組み合わせでそれっぽい動きが再現できる。こういった原作で実際にあった動きを再現できるのは個人的にツボで,「瞬間移動かめはめ波」はお気に入りのアクションの1つとなっていた。
回復アイテムもふんだんに使ってラディッツを倒したところで,今回のデモは終了となった。「悟空体験アクションRPG」というコンセプトをもとに作られている本作は,従来のドラゴンボールのゲームでは描き切れなかった原作アニメの細かいシーンや語られなかったシーンも再現されているという。ドラゴンボールファンは発売日を楽しみに待とう。
「ドラゴンボール Z KAKAROT」公式サイト
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(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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