「ブラックスター -theater Starless-」の1日とリンクした朗読劇イベント“BLACK FESTIVAL”をレポート
2022年3月26日と27日の2日間,東京・立川ステージガーデンにて,スマホアプリ「ブラックスター -Theater Starless-」(iOS / Android)の出演声優によるイベント「BLACK FESTIVAL」が開催された。本稿では,事前収録音声を含め全キャストが参戦した本イベントの3月26日公演の模様をお届けする。「ブラックスター -Theater Starless-」(以下,ブラスタ)は,大都会の片隅にあるショーレストラン“Theater Starless(シアター・スターレス)”を舞台に,TeamK,TeamW,TeamP,TeamB,TeamCという5チームに所属する男たちの絆や対立,葛藤をドラマティックに描いている作品だ。現在,メインストーリーはシーズン4が順次公開されている。これまでの物語が分からなくても,4Gamerではブラスタのストーリーや魅力をまとめた記事を掲載しているので,気になる人は参照してほしい。
「ブラックスター -Theater Starless-」リリース1周年記念! スターレス激動の歴史を振り返り&キャストたちの魅力を語る
ショーレストラン「Theater Starless」を舞台とした,男たちの絆や対立,葛藤を描くドラマティックな物語が展開するDonutsのスマホアプリ「ブラックスター -Theater Starless-」。2020年9月に迎えたリリース1周年を記念して,本作のこれまでの軌跡をたどるとともに,あらためてその魅力を解説する。
「ブラックスター -Theater Starless-」に何が起きているのか? チームごとの軌跡と魅力を語る
Donutsのスマホ向けアプリ「ブラックスター -Theater Starless-」は2020年9月にリリース1周年を迎え,キャストたちの絆や対立,葛藤を描くストーリーが怒濤の展開を見せている。本稿では2020年を締めくくる企画として,スターレスの各チームの歩みを振り返り,それぞれの魅力を語っていきたいと思う。
「ブラックスター -Theater Starless-」リリース2周年記念! あれから何が起きたのか。スターレスの2年目を振り返る
2021年9月10日,サービス開始から2周年を迎えるDONUTSのスマホ向けアプリ「ブラックスター -Theater Starless-」。これを記念し,本稿ではシーズン3の出来事を中心に紹介,解説していく。ストーリーの展開や登場人物の詳細などに触れている箇所があるので,未読の人は注意してほしい。
なお「ブラスタ」では,キャストを担当する声優とは別に,キャストの歌唱を担当するシンガーが起用されている。これまでシンガーによるライブイベントなどは何度か開催されてきたが,全キャスト(事前収録音声を含む)が参戦する朗読劇イベントは今回が初である。
「ブラックスター -Theater Starless-」“BLACK LIVE”@KT Zepp Yokohamaライブ全曲レポート。スターレスは確かに存在していた――
Donutsは2021年2月28日に,「ブラックスター -Theater Starless-」のイベント「BLACK LIVE」をZepp横浜にて開催した。本公演はタイトル初となるライブイベントで,キャストの歌唱を担当するシンガーとMCが出演し,集まった観客を大いに盛り上げた。本稿では,その熱いライブの模様をお届けする。
ArgonavisやTeamWも参戦! 「LisOeuf♪ Party 2020 -AUTUMN-」ライブ公式写真&レポートが公開に
2020年9月26日,パシフィコ横浜 国立大ホールにて「LisOeuf♪」がプロデュースする「LisOeuf♪ Party 2020 -AUTUMN-」が開催された。「ARGONAVIS from BanG Dream! 」のバンド・Argonavis,「ブラックスター -Theater Starless-」のTeamWから晶(Vocal:小林太郎)らが出演した本イベントの公式写真&レポートをお届けする。
■3月26日出演者(敬称略)
日野 聡 (ケイ役)
竹内良太 (ソテツ役)
秋谷啓斗 (大牙役)
井出卓也 (ヒース役)
阿部 敦 (藍役)
斎賀みつき (モクレン役)
小林ゆう (クー役)
株元英彰 (玻璃役)
福田賢二 (羽瀬山役)
太田将熙 (運営役)
※出演者以外の演者も事前収録音声として映像にて参加
両日のアーカイブを再販中!
●オンラインチケット
視聴チケット(各日):5000円
●販売期間(予定)
4月13日(水)18:00〜4月20日(水)21:00
●アーカイブ視聴期間(予定)
4月13日(水)18:00〜4月20日(水)23:59
●URL
【3月26日公演】BLACK FESTIVAL【アーカイブ配信】
https://mixch.tv/liveview/736/detail
【3月27日公演】BLACK FESTIVAL【アーカイブ配信】
https://mixch.tv/liveview/737/detail
スターレスの1日とリンクした3月26日公演
本イベントは,オープニングとエンディングを含む全6話(および事前収録音声のドラマ4話)の朗読劇の合間に,声優陣によるトークコーナーが入る構成になっていたが,本稿では各話のあらすじを先に紹介しよう。
なお朗読劇の内容は,イベント当日である“2022年3月26日のスターレスの1日”というものだ。作中のスターレスを舞台としていることもあり,きらきらとした高級なショーレストランのような会場の装飾が,まるで実際にスターレスに来店したような気持ちにさせた。
●オープニング「3月26日」
朝10時(という設定)のスターレスの様子が描かれる。“今日(3月26日)”は,「ブラックスター -Theater Starless」のゲーム内と同じ,TeamCの(「暁の願い」の)公演日である 。
●第1話「裏口訪問」
休憩中の大牙の前に,病気療養のためスターレスを出禁になっていたヒースが現れる。間の悪いことにスターレスのオーナーである羽瀬山に見つかり,「つまみだせ」と騒ぎに。しかしヒースは,運営に必要な書類を提出するように言われたのだと話す。そこへ元凶である運営に加え,モクレン,ケイまでやってきて……。
●第2話「ワンナイト・ウェアウルフ」
運営から書類を受け取ったヒースはそのまま帰ろうとするが,ソテツの提案でみんなでゲームを遊んでから帰ることに。そしてヒースを進行役として,ソテツ,藍,クー,玻璃,大牙,運営,羽瀬山でワンナイトの人狼ゲームが始まる。
●第3話「噛み合わない歯車」
最初の態度とは裏腹に,ヒースを舞台に戻そうと体調を探る羽瀬山。その企みを察し止めようとする藍,さらにはケイ,モクレン,クーが騒ぎを聞きつけ阻止する。羽瀬山はレッスンや演出だけでもと説明するが,病気が完治するまでは認めないとケイにバッサリと切られてしまう。
●第4話「幸福なる欲望」
公演終了後,玻璃とクーは不服そうな大牙と,それ説得しようとする運営に出くわす。運営によると,大牙は業務外のレッスンにバイト代が出ないことを不当だと訴えているようだ。そこへ現れたケイに事情を話すと,玻璃に「大牙の代わりに運営を手伝ってやる気はあるか」と聞き,玻璃はすんなり了承。ケイは,誰かにとって無価値でも価値があると判断できる人もいるのだと大牙を諭す。
●エンディング「君の笑顔のために」
最後のファンを見送り,スターレスは閉店の時間に。ケイ,ソテツ,大牙,ヒース,藍,モクレン,クー,玻璃,羽瀬山,運営のところに現れたアナタへ,彼らから温かい言葉が贈られる。
こうしてスターレスの3月26日は幕を閉じた。とくに印象的だったのは,第2話でスターレスのメンバーが人狼ゲームをする流れだ。人狼ゲーム自体もそうなのだが,ここではゲーム中の彼らの“心の声”が聞こえるようになっており,普段の言動とその心の声にいつもと少し違う彼らの魅力が出ていたように感じた。
トークコーナーでは,心の声の演出や朗読劇の内容について,口々に「面白かった」「ギャップがあった」などと感想を述べるキャスト陣。ケイ役の日野さんは,人狼ゲームをしていた羽瀬山たちを叱るシーンで,いつものケイなら制すように「羽瀬山」と呼ぶところを,朗読イベントならではのライブ感で「は〜せ〜や〜ま〜」と朗読劇の雰囲気に合うように変えてみたそうだ。また,横暴なのにケイにビビりがちな羽瀬山を,だんだん好きになってきたと語ってくれた。
舞台に対するキャストたちの考え方が分かる内容になっていた第3話は,トップを務めるTeamKのケイとTeamCのモクレンの厳しさが際立つ内容だった。演じる日野さんと斎賀さんは,「2人とも好きなことを言うけど愛情あっての牙だよね」と話していた。
2つの異なる考え方が描かれた第4話のあとのトークコーナーでは,第4話の内容にちなんで「自身は大牙タイプか玻璃タイプか」という質問が。やはり両方あるようで,「未経験のものは積極的に惜しまず突き進む」「キャリアが積み重なっていくとその人がやる意義と価値が生まれてくるので,対価が必要になる場合もある」など,さまざまな意見が飛び交うトークコーナーになった。
そしてエンディング「君の笑顔のために」前のキャスト陣のあいさつでは,ファンへの感謝の気持ちと,イベントの振り返り,そして日野さんから「全キャストそろってまた朗読劇イベントをやりたい」という思いも語られ,会場から温かい拍手がおくられた。
生の朗読劇ならではの臨場感と,スターレスに勤務するキャストの魅力を堪能できた本イベント。ゲーム内の「ブラスタ」では険悪な雰囲気が流れたりもするが,こういった朗読劇でいつもと異なる彼らの一面が見られるのも面白かった。次のイベントの開催も期待して待ちたい。
なお現在,本イベントのアーカイブが再販されている。配信チケットの購入は4月20日21:00まで,視聴期間は4月20日23:59までとなっているので,リアルタイムに視聴できなかった人や,もう一度BLACK FESTIVALの世界に浸りたくなった人は,こちらを利用してほしい。
両日のアーカイブを再販中!
●オンラインチケット
視聴チケット(各日):5000円
●販売期間(予定)
4月13日(水)18:00〜4月20日(水)21:00
●アーカイブ視聴期間(予定)
4月13日(水)18:00〜4月20日(水)23:59
●URL
【3月26日公演】BLACK FESTIVAL【アーカイブ配信】
https://mixch.tv/liveview/736/detail
【3月27日公演】BLACK FESTIVAL【アーカイブ配信】
https://mixch.tv/liveview/737/detail
「ブラックスター -Theater Starless-」公式サイト
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