映画「ジョン・ウィック」シリーズのライセンス作品となる新作タイトル，「John Wick Hex」がリリース

　Good Shepherd Entertainmentが，イギリスのBithell Gamesが開発した「John Wick Hex」をリリースし，プレイの模様を伝えるトレイラーを公開した。本作は，人気アクション映画「ジョン・ウィック」のライセンスを取得した作品で，見下ろし型視点で映画のような，いわゆる「ガンフーアクション」を楽しむことができる。

「John Wick Hex」公式サイト

Epic Gamesストア「John Wick Hex」販売ページ

　移動や攻撃だけでなく，リロードや救急処置などの細かいコマンドが用意されており，「X-COM」のようなストラテジー要素にリアルタイムのアクション要素が加えられていることが特徴だ。


　公開されているトレイラーを見ればゲームの内容は分かると思うが，複数の敵に対してどのように動いて同時攻撃を避けるか，どうやって相手の視覚から消えるかといった状況判断が常に求められる，ペースの速いゲームになっている。また，ミッションを完了するごとに主人公の背中越しの視点から，自分のプレイの模様をもう一度堪能できるという粋な演出も面白い。

　ストーリーは映画シリーズの前日談を描くもので，殺し屋達が利用するコンチネンタル・ホテルの支配人ウィンストンと，マネージャーのシャロンを救い出すため，裏社会を牛耳る敵と戦っていくという展開になっているようだ。主人公ジョン・ウィックのキャラクターデザインは映画シリーズの主演であるキアヌ・リーブスさんそのものだが，ボイスはゲーム業界で人気のトロイ・ベーカーさんが演じているとのこと。


　Bithell Gamesは，2012年にリリースした「Thomas Was Alone」で高い評価を受けたマイク・ビセル（Mike Bithell）氏の個人スタジオで，2015年以降，数人のメンバーを加えながら活動している。「John Wick Hex」の対応機種はPCとMacで，日本語には対応していないものの，Epic Gamesストアのエクスクルーシブタイトルとして，2080円という手頃な価格で販売されおり，ゲームのバリューは非常に高そうだ。