プレイレポート
「ETERNAL」CBTプレイレポート。新たな強化手段“アークロア”の登場で序盤のクエスト攻略がよりスムーズに
今回のCBTでも数多くの機能やコンテンツ,マップが追加され,正式サービス開始に向けて着実に仕上がりつつある「ETERNAL」に触れることができた。本稿では,ゲーム序盤の展開をあらためて追いつつ新規実装された要素を中心にプレイフィールをレポートする。なお,2月に実施された前回のCBTのレポートはこちらを参照のこと。
「ETERNAL」公式サイト
敵対する勢力から祖国を守るべく
勇敢な若者が武器を手に立ち上がる
ノックシア大陸の南部に位置するノルダニア神聖国。この人間族の宗教国家は多くの問題に直面しているが,なかでも,雑多な種族の連合体であるオルドとの対立関係は,いつ戦争に発展してもおかしくないほど切迫していた。プレイヤーが操るのは,そのような状況下で立ち上がったノルダニアの若者の1人。プレイヤーはまもなく始まるであろうオルド連合体との争いに備えて武器を取り,祖国を守る戦士としての第一歩を踏み出すのであった。
ゲームを始めてしばらくは,チュートリアルを兼ねたクエストに取り組んで冒険のイロハを身に付けていくが,この流れはこれまでのCBTと変わりはない。以降も,プレイの軸になるのはクエストの攻略であり,メインクエストを達成するとストーリーが進展し,それに合わせて自然と行動範囲が広がっていくのだ。
他プレイヤーは仲間にも好敵手にもなる
MMORPGである本作は,フィールド上に自分以外の冒険者が多数存在し,おのおのリアルタイムで冒険をしている。ほかのプレイヤーとは自由にパーティ(最大5名)を組めるので,モンスター討伐やアイテム収集などで共闘したい場合は気軽に申請を送るといい。また,マルチプレイのバトルコンテンツ(マッチング)やギルド(軍団),プレイヤーキル(PK)など,本作にはMMORPG定番の要素があらかた揃っている。積極的に他プレイヤーとの交流を図り,同志として互いに腕を磨き合おう。
「戦術」と「特性」をバトルに活かすべし!
バトルは,画面右下のアクションボタンを駆使して戦うほかに,「戦術」機能を利用してオートに任せることもできる。「戦術」は,キャラクターが特定の状況に置かれたときに,条件に合った行動を取るよう設定するマクロのようなもので,クエストやレベリングを目的としたバトルは「戦術」に任せて問題ない(当然,戦力で相手を上回っていることが条件)。「戦術」はゲーム開始直後にチュートリアルを受けられ,その時点から使用できる。
すべてのジョブは,能力値のバランスや習得スキル,得意武器などが異なる3種類の「特性」を持ち,レベル10で機能が開放されると,各属性を自由に切り替えられるようになる。これはつまり,ジョブはそのままで戦闘スタイルやロール(役割)をガラリと変更できるということ。場面に応じて特性を使い分けられるキャラクターはとくにパーティプレイで重宝されるので,どの特性でも戦えるよう準備をしておこう。
なお,「戦術」と「特性」についてはこちらの記事も参考にしてほしい。
新機能「アークロア」で能力アップ
序盤は,経験値獲得によるレベルアップ,スキル強化,装備品の付け替えがキャラクター強化の軸になることは前回の記事で解説したとおり。そこにもう1つ,新たな強化手段がプラスされたのだが,それが今回のCBTで新規実装された「アークロア」システムだ。
アークロアとは,キャラクターの能力値を高めてくれる宝石のようなもの。すべてのアークロアは,所持した時点で発揮される“保有効果”と,専用デッキにセットすると発揮される“装着効果”を持ち,とにかく数と種類を集めればそれだけ能力をアップさせられる。
レベル10到達でアークロアのチュートリアルクエストが発生するが,システム自体は早い段階で開放されており,レベル1でもアークロアの恩恵は受けられる。効果内容が魅力的なアークロアでキャラクターにプラスαの強化を施すためにも,まずはその仕組みを理解しよう。
数々の新要素もお披露目された今回のCBTだが,プレイを始めて驚かされたのは,フィールドでの操作感が向上している点だった。絶景のなかをキャラクターがするすると移動する様子はまさに感動モノで,「これは本当にすごいゲームになりそうだ」との期待がここに来てさらに跳ね上がった。いよいよサービス開始までのカウントダウンが始まった予感。忘れずに事前登録を済ませ,その日を待とう。
「ETERNAL」公式サイト
(C)ASOBIMO,Inc. All rights reserved. (C)YOSHITAKA AMANO
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