プレイレポート
一足早く東京オリンピックを体験できる!?「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック アーケードゲーム」ロケテストレポート
北京にロンドンといった夏季オリンピックはもちろん,冬季オリンピックのバンクーバーやソチといったオリンピックイヤーに合わせてリリースされてきた「マリオ&ソニック AT オリンピック」シリーズ。開幕まで1年を切った東京2020オリンピックも例外ではなく,マリオやピーチ姫,ソニックやテイルスといったゲーム界を代表するキャラクターたちが登場する「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック アーケードゲーム」の稼働が予定されている。
今回のロケテストで遊べるのは「100m」「三段跳」「円盤投」「スポーツクライミング」となっている。1クレジットで2種目を選択可能で,ゲーム終了時には2種目を通じて獲得したメダルの数や成績によって勝敗が決る。
当然,操作方法は種目によってさまざまだが,タイミングよくボタンを押す,力の限りボタンを連打する,フットパネル上で足踏みやジャンプをする,といったアクションによってキャラクターを動かしていく。
■100m
左右の青/赤ボタンを押して,スタートの合図に合わせて放そう。その後,フットパネルの上で足踏みをするとキャラクターのスピードがぐんぐん上昇。ゴールが近づくとジャンプのポイントが現れるので,ここでタイミングよく跳ぶとラストスパートに入る(ソニックやテイルズなどは見た目も変化する)。ゲーム画面のキャラクターとプレイヤーのアクションがシンクロしているため,遊びやすい種目だろう。スタート直後から本気で足踏みをしていれば,早い段階でトップスピードに達して,ゲーム後に感じる疲れも心地よい具合に。むしろ注意すべきはジャンプだ。しっかり垂直に跳んで両足をフットパネルから離さないと,認識されないことがある。
■三段跳
100m以上に脚力(?)が試される種目。足踏みをして助走を始めたら,「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」のポイントにタイミングを合わせて3回跳ぶのだ。さらに,3回目のジャンプ後も着地までの間に足踏みを続けることで飛距離を伸ばせる。大型筐体ならではの全身を使ったプレイが存分に楽しめるが,筆者のように慢性的な運動不足勢にとっては運動量が少々高め。明日以降にやってくる筋肉痛が心配になるくらいだ。
■円盤投
画面中央に表示されるゲージに合わせてボタンを離したり,連打したりしてパワーを溜めたら,今度はタイミング勝負。「Best」を狙って円盤を投擲しよう。その後はボタンを連打する「おたけび」で飛距離を伸ばすことができる。タイミングとボタン連打が交互に要求される種目だ。カジュアルに遊べる印象だが,最後のおたけびのときにどうすれば3つのボタンを連打できるのかを考えると悩ましいところかもしれない(手が足りない)。
■スポーツクライミング
画面に表示されたホールド(コース上の突起物)と同色のボタンを押すことで壁を登り,制限時間内にコースの踏破を目指す種目だ。ホールドをつかむときのボタン入力には時間制限があるものの,あまり慌てなくても大丈夫。ボタンを押し間違えて時間をロスするよりも,堅実にボタンを押して登っていくほうが好タイムを出せるだろう。ホールドとホールドの距離が大きく空いているポイントでは,ボタンではなくプレイヤーが垂直にジャンプ(フットパネルから足を離す)しよう。こちらも正確性を重視して,大きめのアクションをとったほうがよさそうだ。
冒頭でもお伝えしたとおり,今回のロケテストは7月28日まで,セガ 秋葉原 3号館とセガ 新宿歌舞伎町にて行われている。一足早く東京オリンピックを体験したい(?)人は,(天気に注意しつつ)足を運んでみよう。
「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック アーケードゲーム」公式サイト
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マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック アーケードゲーム
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