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[GDC 2019]火星に進出した人類が遭遇する恐怖。Funcomが新作「Moons of Madness」の制作を発表
「Moons of Madness」公式サイト
「Moons of Madness」は,総合ハイテク産業The Orochi Groupの出資を受けて火星に向かった科学者の一団が,現地で謎の信号を受信。何らかの知的生命体から発せられたものではないかと調査が始まる,というストーリーだ。科学者達が建設を進める「インヴィクタス」は,火星入植のために用意された秘密研究施設で,主人公のシェーン・ニューハートはそこの電気技術者という設定だ。
彼は謎の信号のことや,科学者の極秘任務については知る立場になかったが,システムの誤作動が頻発したり,基地の外で出たグループが帰ってこなかったりなど不気味な出来事が続き,研究にもほころびが出始め,やがて,シェーン自身も奇妙な幻覚や幻聴に悩まされるようになる。
テーマは「コズミックホラー」で,これは,「クトゥルフの呼び声」などで知られる小説家,H.P.ラブクラフトが提唱した世界観を指す。「宇宙的恐怖」などと訳されるが,「無機質で人間とは完全に異質な存在を中心に据えた恐怖」という感じだ。
本作はH.P.ラブクラフトの作品をライセンスしたわけではないが,よく似た世界観を持つFuncomのMMORPG「Secret World Legends」と同じユニバースに属し,地球からはるか遠くに離れた火星で,プレイヤーは人間にはどうすることもできない超自然の存在に対峙し,何が真実なのかも分からない中,幻覚や幻聴に悩まされながら生存のために戦っていくという。
舞台となる宇宙基地は非常に精密に描かれており,プレイヤーが電気機器の修理をしたり,コンピュータや太陽光パネルを操ったり,ローバーを操作したりという場面も用意されている。やがて,火星の裏側まで旅していくことになるようだが,最新の「Unreal Engine」で描かれたグラフィックスもかなりのものになりそうで,ゲーム実況などでも人気のホラータイトルになりそうだ。
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