「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」の発売が再び延期。2021年中のリリースに変更へ

　Paradox Interactiveは，日本ではDMM GAMESからリリースされることがアナウンスされているアクションRPG「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」（PC / PS4 / Xbox One）を2021年中へ発売延期することを明らかにした。

　テーブルトークRPG「ワールド・オブ・ダークネス」の公式ライセンスを受けた本作は，現代シアトルの闇を支配する吸血鬼社会を背景に，下級吸血鬼がさまざまなクランと関係し，過酷なミッションをこなして，上級吸血鬼を目指す姿を描く。所属するクランによって利用できる特殊能力に違いがあるため，ミッション遂行のためのアプローチも異なるものになるなど，2004年にリリースされた前作「Vampire：The Masquerade - Bloodlines」と同様に，多様性に富んだプレイアビリティの高い作品になると予想される。

　当初は2020年第1四半期のリリースが予定されていた「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」だが，新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大と重なったことで，一度は2020年内の延期を決定。しかし，このたび公式Twitter（リンク）で公開されたファン向けのメッセージではCOVID-19の影響については触れられておらず，「最高のゲーム体験をお届けするための決断」であるとしている。

　DMM GAMESによる日本語化のほか，PlayStation 5やXbox Series Xへの対応も公式にアナウンスされており，多くのファンが期待を寄せている「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」。今後の続報に注目しておきたいところである。

「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」公式サイト