プレイレポート
[CJ2019]“チーム競技射撃ゲーム”を謳うスマホタイトル「Disorder」試遊レポート。個性的なキャラクターでチームを組む本格派シューター
なお,出展されていたのはテスト段階のもので,今後の開発状況により内容が変更される可能性もあることを承知のうえで読み進めてほしい。
本作はTPSだが,AimモードにするとFPSになるという,同社のバトルロイヤルゲーム「荒野行動-Knives Out-」(iOS / Android / PC / PS4)と同じスタイルだ。特性の違う10人のキャラクターが用意されており,プレイヤーはその中から1人を選んで試合に挑む。
キャラクターにはパッシブスキルが1つ,武器とスキルが2つずつあり,それによってキャラクターの個性が決まっている。
例えば「盗火者」は,アサルトライフルとサブマシンガン,偵察系のスキルを持つ前衛向きのキャラクターだ。一方,「疫医」はアサルトライフルとマークスマンライフル,地雷といった妨害系のスキルを持つ,中〜後衛のキャラクターとなっている。
近距離特化,遠距離特化などの際立ったキャラクターもおり,チーム内でバランスをとることも重要になってきそうだ。
今回プレイしたルールは5対5のチーム戦で,中央にある陣地を奪い合い,既定の時間確保した方が勝利するというもの。1試合はだいたい5分程度だ。マップは高低差のある立体的な作りで,移動系のスキルを持ったキャラクターが側面をついたり,敵の来そうなポジションに地雷(スキル)を設置したりと,スキルを駆使して戦う。
普段,筆者はPCでシューター系のゲームをよくプレイしているが,本作はチームベースのシューターとしてしっかりと作られている印象を受けた。流行のバトルロイヤルゲームくらいしかシューターをプレイしていない人には,こうしたチームベースのシューターが新鮮に映るのではないだろうか。
“チーム競技射撃ゲーム”を謳うだけあってチームを重視する要素が随所に見られ,バトルロイヤル系と比べて短時間で遊べるところも魅力だろう。
Disorderは現在,東南アジアおよびオーストラリア・ニュージーランドでクローズドテストが行われている段階だ。順調に進めば,そろそろ次のステップに進めそうという話だったので,続報に期待したい。