「ウィザードリィ」を思い起こさせるダンジョンRPG「Operencia: The Stolen Sun」のローンチトレイラーが公開

　ハンガリーに拠点を置くメーカーのZen Studiosは，新作ダンジョンRPG「「Operencia: The Stolen Sun」（PC / Xbox One）の販売を開始し，同作のローンチトレイラーを公開した。


　開発チームが標榜する「クラシカルなゲームプレイを現代風にアレンジする」というコンセプト通り，本作はターン制や一人称視点によるタイルベースでの移動といったウィザードリィ風の要素と，UnrealEngine 4による美しいグラフィックスが特徴となっている。
　グリッド状のフロアを斜めに移動できないという古風なゲームシステムまで踏襲しており，プレイヤーはマップをくまなく探索しながらシークレットを見つけたりパズルを解いたりしていく。敵とエンカウントすると，プレイヤーが率いるヒーローたちのコマンドとターゲットを選択して攻撃を繰り出し，戦うことになる。


　ストーリーは，中央ヨーロッパに広がる伝承をベースに作られたもの。太陽の王「Napkiraly」（ナプキラリ）が謎の勢力によって誘拐されたことで，永遠の闇に陥ってしまった世界「オペレンシア」を舞台に，王の居場所を突き止めて平和を取り戻すことが目的となっている。パーティメンバーとして参加してくるヒーローたちとのウィットに富んだ会話も重要な要素になっており，現時点で日本語化されていないのは残念なところ。

　Epic Games Storeでの価格は3080円。Microsoft StoreではXbox OneとWindows 10でプレイできるXbox Play Anywhere対応版が販売されており，こちらの価格は3500円（価格はいずれも税込）となっている。Steamでの販売は2020年以降になるようだ。

「Operencia: The Stolen Sun」公式サイト