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【PR】絵本のような美しい世界と優しい音楽に浸れる新作ADV「Rain City」を紹介。妹の行方を探すため,雨の降り止まぬ街の秘密に迫る
絵本のような雰囲気のビジュアル,優しい音楽,そして画面の中で降り続ける雨。不思議な世界観を持つゲーム,それが今回紹介する「Rain City」(Nintendo Switch / PlayStation 4)だ。
BIG PINEAPPLEとCotton Gameが開発を手がけ,ORENDAから発売される「Rain City」は,連絡が途絶えてしまったジャーナリストの妹・リアを探すため,主人公がレインシティに着いたところから始まる。
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<体験版配信中>
「Rain City」公式サイト
絵本のようなビジュアルと動物達が織りなす,不思議な物語
ゲームの冒頭から続く雨の音に,いきなり「Rain City」の持つ独特の世界に惹き込まれる。なんだか物悲しいけれど,目が離せない。それは,懐かしい映画を観ているような感覚にも似ている。
レインシティに着いた主人公が最初に向かった先は,リアが住んでいるアパートだ。しかし,大家の反応は素っ気なく,ほとんど情報が得られないうえに未払いの家賃を請求される。
アパートの住人に話を聞こうと思ったら,隣人は居留守を使い,上の階に住むウサギにいたってはウサギの仲間しか相手にしてくれない始末。とりあえず,リアの部屋で手がかりを探してみることに……。
「Rain City」では説明的なテキストが最小限に抑えられており,プレイヤーはこの街のことも,住人のことも何も知らないままにスタートするが,リアの足取りを追っていくうちに少しずついろいろなことが分かってくる。そして風変わりな住人に対しても,いつの間にか愛着が沸く。
リアが親しくしていたおじいさんの話によると,彼女は工場を取材したがっていたようだ。そこで,主人公はおじいさんのヘリコプターに乗せてもらい,工場へ向かうことにした。
しかし,すんなりと工場にへ入れるはずもなく,街の広場に雨水が溜まっていて先に進めなくなっている。どうやら排水パイプが故障しているようだ。
妹の行方を追う主人公には,さまざまなアクシデントや困難が待っている。やがて訪れるスリリングな展開や意外な事実に,グイグイ引き込まれるはずだ。雨の降り止まない街に横たわる結末は,ぜひ自分の目で確かめてほしい。
なお,基本的には自動保存となるため,タイトル画面の「続きから」を選べば,すぐに前回の続きから再開できるのが嬉しい。また,任意でセーブデータを最大8つまで保存することもできる。
物語の随所に散りばめられた謎解き
「Rain City」ではストーリーを進めるために,さまざまな謎解きに挑むことになる。例えば,大家の頼みを聞いてアルパカから家賃を回収するにも,呼び鈴を鳴らせばドアを開けてお金を出してくれるわけではない。居留守を使う相手に会うために頭をひねり,さらに“とある頼み”を聞いてあげなくてはならない。そんな謎解きが次々に待っているのだから,なかなか忙しい。
部屋や建物の中にある,いろいろなものが謎解きの鍵となる。動かしたり,手に取ったりできるものに近づくと「虫メガネ」や「手」「歯車」のアイコンが表示されるので,じっくりと調べよう。まずは行けるところに全部行ってみて,手がかりになりそうなものや使えそうなものがないか,片っ端から探してみるのだ。
「Rain City」に登場する謎解きのバリエーションは豊富だ。なかにはシューティングゲームやリズムゲームだったり,突然アクションゲームになったりすることも。そうしたアクセントとメリハリが絶妙で,ついつい夢中でゲームを進めたくなる。
筆者はアドベンチャーゲームやパズルゲームが好きではあるものの,難しい謎解きはいまいち苦手だ。それでも「Rain City」は挫折することなく,エンディングまでたどり着けた。
レインシティに散りばめられている謎解きは,難解な知識や高度なテクニックが求められるものではなく,じっくりと考えてみたり,地道にマップを探索したり,ときには見方を変えてみたりして解いていくタイプになっている。「あそこで見つけたアレが使えるかも?」と考えるのが楽しく,ピタゴラスイッチの仕掛けのような解法にたどり着けると,思わず感心するはずだ。
とはいえ,ところどころに手強い難問が待ち構えていることも事実だ。そのたびに「あーでもない,こーでもない」と頭をひねりまくり,家族に相談したりしながら,見事にクリアしたときの達成感は格別だった。
「Rain City」にはテクノロジーを結集させた派手なグラフィックスや激しいアクションシーンは登場しない。温かみのあるグラフィックスと音楽,そして雨音の調和が心にじんわりと染みわたり,やがてこの世界に没頭してしまう,そんな作品だ。雨の日が多いこの時期,「こんなゲームをじっくりと楽しむのもいいな」と感じられる1本なので,興味を持った人はぜひ体験してほしい。
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(C)2019 BIG PINEAPPLE / Cotton Game.
Published by ORENDA Inc.