「Chernobylite」がコンシューマ機向けも含め2021年に正式リリースへ。チェルノブイリ原子力発電所事故をテーマにしたサバイバルアクション

　The Farm 51は，All in! Gamesとのパブリッシング契約をアナウンスし，すでにPC向けのアーリーアクセス版がリリースされているサバイバルアクション「Chernobylite」を，2021年中にコンシューマ機を含む各プラットフォームで正式ローンチすることを明らかにし，そのゲームプレイを紹介する新たなトレイラーを公開した。

Steamの「Chernobylite」配信ページ

　「Chernobylite」は，1986年に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故で恋人を失った主人公のイゴールが，汚染によって立ち入りが禁止されている“ゾーン”の中に，2人のストーカー（案内人）を連れて潜入していくというストーリーだ。利用できる資源も限られている中で，プレイヤーは恋人の幻影を含む奇怪な超自然現象に悩まされながらも，過去の記憶を追って探索を続けていくことになる。



　2017年の「GET EVEN」（PC / PS4 / Xbox One）で大きな話題を呼んだフォトグラメトリー技術をさらに進化させ，チェルノブイリ周辺を3Dスキャニングで取り込んだフォトリアルなグラフィックスが大きな特徴となる本作。これまでもグラフィックスやゲームプレイに改良が重ねられており，アーリーアクセス版が公開されているSteamストアページ（リンク）でのファン評価も非常に高い。


　現時点では，「Chernobylite」が対応するコンシューマ機についてはアナウンスされていない。また，PC版は日本語に対応していないため敷居が高いゲームではあるが，All in! Gamesのゲームは日本語化されることも増えているので，今後の続報を楽しみにしておきたいところだ。

「Chernobylite」公式サイト