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リアルなグラフィックスによるサバイバルホラー「Chernobylite」のゲームプレイトレイラーが公開
本作は,1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故によって恋人を失った,元原発職員の物理学者を主人公にしたサバイバルホラーだ。プレイヤーは心の傷を癒すため,30年以上の時を経て立ち入り禁止区域へ潜入することになる。
廃墟の町には「ストーカー」と呼ばれる武装した人々が生活しており,それぞれの思惑の中で,プレイヤーと協力したり,攻撃を仕掛けてきたりする。さらには,ミュータント化した獰猛な生物に襲われたり,さまざまな怪奇現象に見舞われることもある。そうした環境の中で,プレイヤーは食料や医療品,武器などを探して生き延びなければならない。
今回のトレイラーでは,そうしたプレイ内容を30分たっぷりと確認できる。
本作のクラウドファンディングはKickstarterで行われているが,10万ドルという控えめな投資希望になっており,その多くはコンシューマ機への移植に向けた人材雇用と,より精密なマップを作製するための撮影班の費用に利用されるとのこと。本作では,カメラやドローンで撮影した何万枚にもおよぶ実写画像を,GPSデータなどと組み合わせてスキャンし,3Dオブジェクトのテクスチャとして組み立てていく「フォトグラメトリー」と呼ばれる技法が利用されており,現地入りしての撮影は困難を極めるという。
Kiskctarterでの投資オプションを見ると,キャンペーンが終わる5月中旬に特製デモが用意されている。さらに今秋にはαテストを実施するスケジュールで進行しているようだ。Steamのストアページを見るに,日本語化は予定されていないようだが,リアルなグラフィックスに期待できそうなタイトルなだけに,続報を楽しみにしておきたい。
「Chernobylite」公式サイト
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