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「Apex Legends」新シーズン“リザレクション”最新情報。レジェンド“レヴナント”や“チャージライフル”のリワークに注目。ランクリーグも調整
実装に先立ち,メディア向けに行われた開発者セッションへ参加する機会を得た。本稿では,本作の開発メンバーから解説が行われたセッションの内容を紹介しよう。
前シーズン“アーセナル”の振り返り
セッションの冒頭では,本作のデザインディレクターであるEvan Nikolich氏が前シーズン“アーセナル”を振り返った。「非常に多くの学びがあった」と前置きしつつ,レジェンド「バリスティック」の追加や,ワールズエッジの改変,射撃演習場の大規模アップデートなど,新しさの中に親しみを持てるアップデートを行えたとのこと。そのうえで,大幅に一新されたランクリーグ(ランクマッチ)など,「まだまだアップデートすべき事柄はあるものの,安定性・競技性を兼ね備えた環境の第一歩だと考えている」と述べた。
“アーセナル”開幕前の開発者セッションでも,「この変更は第一歩であり,プレイヤーからのフィードバックやデータを注視しつつ,必要に応じて変更を施していく」と語っていたので,前シーズンは大きな変更を加えたシステムのテスト期間・観察期間だったとも言えるだろう。
レジェンド「レヴナント」のリワーク
さて,公式トレイラーの“キルコード”でも匂わせていたが,シーズン4“アシミレーション”で追加されたレジェンド,「レヴナント」が大きくリワークされる。
ゲームデザイナーのEvan Funnell氏によると,今回のリワーク理由は「新レジェンドとして追加されて以降,彼の戦闘スタイルは基本的に変わらなかったものの,プレイ環境の変化により,その活躍が難しいものとなっていたため」とのこと。レヴナントが持つ,闇・邪悪といったダークな側面を強調しつつ,抱えていた問題の解決を行い,よりゲームに関わることができるように調整が施された。
・パッシブアビリティ:ASSASSINS INSTINCT / アサシンの本能
しゃがみ移動・壁登りの能力が他のレジェンドより高いという特性は引き継ぎつつ,「壁登り中,横方向への移動が可能に」「ライフが低下している敵をハイライト」「自身が攻撃を行いライフを低下させた敵をチームに対してもハイライト」という能力が追加された。トラッキング数に上限はないとのことだ。
・戦術アビリティ:SHADOW POUNCE / シャドウパウンス
前方へと大きな跳躍を行う移動系のアビリティ。チャージによって距離が増大するようで,最大チャージでは約50mほど跳躍できるという。強襲,離脱,高所への移動,再配置といった幅広い用途に使用できる。オクタンのジャンプパッドと組み合わせて使用することも可能だ。
・アルティメットアビリティ:FORGED SHADOW / フォージシャドウ
影を身にまとい,一時的なシールドを作り出す。効果時間中は上半身のヒットボックスがやや増加するものの,シールドによって75ダメージを吸収することができる。破壊されてもシールドは徐々に回復するほか,敵をノックダウンすることでも回復する。この場合,戦術アビリティのクールタイムも同時に短縮される。動画で確認する限り,「フォージシャドウのシールド+ボディーシールド+レヴナント自身の体力」という状態になるようで,正面切っての撃ち合いでは大きな頼りになりそうだ。
本シーズン期間中,レヴナントは一時的にすべてのプレイヤーへアンロックされるが,シーズン中に一連の条件を満たすことで,恒久的なアンロックが可能となる。その他,リワークが施されるレヴナントほどではないものの,他のレジェンドも調整が行われる。
なお,こうした既存のレジェンドのリワークは,「(リワークに対して)保守的にも意欲的にもならず,必要な状況に応じて検討を行っていきたい」とのこと。
各種武器の調整
チャージライフル(リワーク)
・ヒットスキャンが廃止され,プロジェクタイル(弾速が存在する)ベースの武器へと変更
・チャージビーム発射前の照射ビームが廃止
・チャージには射撃ボタン(トリガー)を押し続ける必要がある
・「スキルは試されるが,依然として長距離で最も効果的なスナイパーライフルと考えている」
プラウラー
・ケアパッケージ武器に変更
・フルオートで発射可能(セレクトファイアレシーバーが搭載されるかは言及なし)
ヘムロック
・ケアパッケージ武器から通常ルートに変更
・ダメージ・リコイル共にバフされている(ケアパッケージ以前の仕様と比較してと思われる)
R-99
・垂直リコイルが増加
・マガジンのキャパシティが減少
ディスラプター弾復活
・ボディーシールドに対するダメージが増加するアタッチメント。装着可能な武器にピースキーパーが追加
なお,本シーズンではネメシスバーストARの変更は予定していないものの,状況を注視している武器であるとのこと。
ランクリーグ(ランクマッチ)に調整
コミュニティでも話題(問題)として挙げられることの多かった,ランクリーグ(ランクマッチ)に調整が加わる。
・ラダーポイントは全般的に下方修正
・排除ボーナス全般を増加
・マッチメイキングの精度の向上
・「ダイアモンド以上のランクへ到達するのは難しくなっていると考えている」とのこと
ラッティングを念頭に置いた調整
隠密行動による戦術的な優位性を確保することは尊重しつつ,戦闘を回避するプレイ,いわゆる“ラッティング”は望ましくないため,マップの改修を行っているとのこと。リングダメージ・タイミングの変更も併せて行うことで,より「攻撃的なプレイ」が生まれるという。
ミックステープにブロークンムーンが登場
ミックステープにブロークンムーンが登場する。チームデスマッチ・ガンゲーム・コントロールでプレイが可能。
最後に,参加メディアによる開発チームへのQ&Aの模様をお届けし,本稿の締めくくりとしよう。
──本作の世界観により触れられるような,継続的なキャンペーンモードの予定はありますか。
Ashley Reed氏(ナラティブリード):
シーズン5では導入しましたね(笑)。あの時,残念ながら,PvEは本作の性質にあまりフィットしないことが分かりました。ですが,今後,絶対に復活しないということではありません。
──過去のバトルパスで入手できたBGMを,再び入手できるようになりませんか。
Evan Nikolich氏(デザインディレクター):
その質問は初めて聞かれましたね。現時点で予定はありませんが,検討することは可能です。
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(C)2019 Electronic Arts Inc.
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