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「Radeon VII」到着。7nm世代初のコンシューマ向けGPU搭載カード
レビュワー向けの評価キットには,カードとは別に,CES 2019における展示品と同じに見える「展示用台座」が入っていたので,それ込みで簡単に紹介してみたい。
いわゆるハイエンドグラフィックスカードの大きさを維持できているRadeon VII
「Radeon RX Vega 64」との比較だと,集積するトランジスタ数は約6%増えながらもダイサイズは約68%にまで小型化している点と,演算ユニット「Next-Generation Compute Unit」数によるGPU規模の単純な比較では下回りながら,32bit浮動小数点演算性能では若干上回り,またメモリ周りのスペックでは圧倒している点が見どころと言えるだろう。
一方,外部出力インタフェースはDisplayPort 1.4
LEDの光はアクリルの四隅まで回るので,見た目は悪くない。AMDはこの手の付属品について説明しないのが常で,今回も言及していないが,ひょっとすると店頭展示のようなことを考えている可能性はある。
現在テスト中。RTX 2080より速いのかはあと数日で明らかに
CES 2019の基調講演でAMDの社長兼CEOであるLisa Su(リサ・スー)博士は「4K解像度,かつゲーム側のグラフィックス設定を最大にしたとき」という条件で競合の「GeForce RTX 2080」より高い性能を発揮できるとし,北米市場におけるメーカー想定売価もGeForce RTX 2080と699ドルと揃えてきているわけだが,さて,その実力はどれほどなのか。
4Gamerではすでにテストを開始しているので,正式発表に合わせて結果をお届けできるはずだ。お楽しみに。
第3世代Ryzenの16コアモデルは出るの? Radeonはレイトレに対応するの? AMDのキーパーソンに聞く
CES 2019の基調講演でAMDは実に多くの内容を発表したが,会期の最終日になって,4GamerではAMD各製品ジャンル担当者とのグループインタビューに参加できた。そこでは「16コア版第3世代Ryzenの可能性」や「Radeonにおけるレイトレーシング対応の可能性」などについて聞くことができたので,その内容をお届けしたい。
西川善司の3DGE:CPUは安泰で期待大と確信が持てたAMDのCES 2019基調講演。GPUは?
AMDがCES 2019で基調講演に立ち,7nmプロセス世代で大攻勢をかける姿勢を明確にした。とくに期待大なのはCPUパッケージと動作デモが明らかになった第3世代Ryzenだが,では,GPUはどうなるだろう? 連載「西川善司の3Dゲームエクスタシー」,今回はCES 2019でAMDが語った内容から2019年の同社を占ってみたい。
AMD,新世代GPU「Radeon VII」を発表。7nmプロセス技術を用いて製造される第2世代Vegaは2月7日に699ドルで発売
北米時間2019年1月9日,AMDは,次世代Vegaマクロアーキテクチャを採用し,世界で初めて7nmプロセス技術を用いて製造される新世代GPU「Radeon VII」(ラデオン7)を発表した。搭載グラフィックスカードは北米時間2月7日発売予定で,北米市場におけるメーカー想定売価は699ドル(税別)になるという。
AMDのRadeon VII製品情報ページ
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