銀河の最果てのコロニーを舞台にしたObsidian Entertainmentの新作RPG「The Outer Worlds」が発表

　パブリッシャのPrivate DivisionとデベロッパのObsidian Entertainmentは，一人称視点の新作RPG「The Outer Worlds」（PC / PS4 / Xbox One）を2019年にリリースすることを発表し，そのアナウンストレイラーを公開した。


　トレイラーを見て「Fallout」シリーズを連想したゲーマーも多いだろうが，Obsidian EntertainmentはかつてInterplay Productionsで「Fallout」の初期2作品を生み出したことで知られるベテラン開発者達が立ち上げたチームで，「Fallout: New Vegas」や「Tyranny」などの開発も行っている。数週間前にMicrosoftに買収されたばかりだが，本作はそれ以前にパブリッシング契約が結ばれていたと思われ，PlayStation 4での発売も予定されている。


　ゲームの舞台となるのは，銀河の外縁にあるという人類文明最果てのコロニー「Halcyon」だ。もともとは，さまざまなバックグラウンドを持つ人々が自由気ままに暮らしていたが，大企業に乗っ取られて不動産が高騰してしまい，旧入植者達の多くは不毛の地に追いやられて貧しい暮らしを強いられている。

　そんなHalcyonに向かう入植船の中で冷凍睡眠状態から目覚めたプレイヤーは，コロニーの破壊を目論む巨大な陰謀に巻き込まれ，オープンワールドの世界でさまざまなクエストを受けながら，信頼できる仲間を見つけたり，敵と戦ったりしていくことになるようだ。どうやらゲームマップは2つの惑星から成り立っているようで，宇宙船を手に入れて移動することもできるという。


　本作はシングルプレイ専用のゲームで，Steamの公式ストアページの情報によると，インタフェースと字幕が日本語化される予定だ。Obsidian Entertainmentらしい，パンチの効いたセリフや世界設定が堪能できるはずで，2019年の注目のRPGとして多くのゲーマーに期待される作品になるだろう。

「The Outer Worlds」公式サイト