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2月11日から実施されるカフェ「KOEI TECMO CAFE&DINING」の“戦国無双15周年スペシャルコラボレーション”試食会のレポートをお届け
このコラボ開催に先駆けて,第1弾で提供されるメニューのメディア向け試食会が行われ,コーエーテクモゲームスの「戦国無双」シリーズプロデューサーである鯉沼久史氏に,今回のコラボカフェや「戦国無双」シリーズのさまざまな話を聞くことができたので,本稿でレポートしよう。
本コラボが行われる「KOEI TECMO CAFE&DINING」は,コーエーテクモゲームスと全国に飲食店を展開している「アンドモワ」がコラボレーションしたカフェだ。店内は開放感のある通常席のほかに「シブサワ・コウ」「ω-Force」「Team NINJA」「ガスト」「ルビーパーティー」の各ブランドの個室も用意されており,コーエーテクモゲームス作品ファンならば一度は立ち寄りたいカフェになっている。
第1弾で提供されるメニューは,フード4種類,デザート5種類,ドリンク3種類で,それぞれが戦国無双シリーズのキャラクターにちなんだものとなっている。これについて,鯉沼氏は「戦国無双15周年のコラボということで,最新作だけでなく戦国無双1作目から4作目までに登場するキャラクターを混ぜながらメニューを考えた」という。また,たとえば三成と左近は過去作のコンビで,「最新作だけでなく過去15年前から遊んでいただいている人でも,ニヤリとできるようなコラボメニューになっていると思います」とのことだ。
「スペシャルコラボレーションメニュー」
第1弾 2019年2月11日〜3月6日●日本一の兵・真田幸村のねぎとろいくら丼 1000円(税抜)
ねぎとろといくらをのせて真田幸村の赤い甲冑をイメージした丼。とろけるような新鮮なねぎとろと,はじけるような食感のいくらのハーモニーがたまらない。
●三成と左近のオムライス&エビフライプレート 1380円(税抜)
とろとろたまごのオムライスに,島 左近の斬馬刀に見立てたエビフライと石田三成の乱髪兜を象ったヤングコーンと春雨サラダをセットにしたワンプレート。鯉沼氏のリクエストでメニュー化された。
●信玄と謙信のハーフ&ハーフカレー 1000円(税抜)
武田信玄と上杉謙信の戦いをビーフカレーとグリーンカレーで表現。フォッカチャにつけて,2種類のカレーを楽しめるのも嬉しいところ。辛さも丁度良く,辛いのが苦手な筆者も美味しく食べられた。
●家康と忠勝の忠義ハンバーグ 800円(税抜)
徳川家康が着けている兜にある葉の前立のチーズがのせられたハンバーグ,そして綺麗に並べられたうずらの卵は本多忠勝の数珠をイメージしている。ジューシーなハンバーグは,ライス(別途料金)を追加して,がっつりと食べたいところだ。
●長政とお市のフルーツポンチ 650円(税抜)
浅井長政の陣羽織色をした青いジュレのフルーツポンチは甘さ控えめなので食後のデザートにピッタリ。お市をイメージした桜の花びらが可愛い。
●戦場の華,阿国の桜パンナコッタ 750円(税抜)
戦場の華,阿国の桜をイメージしたパンナコッタ。桜風味のジュレとパンナコッタとの相性も抜群。
●百花繚乱!麗しきデザートプレート 950円(税抜)
小少将(いちごのロールケーキ),ガラシャ(ベリーケーキ),井伊直虎(りんごと桃のケーキ)を表現した百花繚乱デザートプレート。生クリームの甘さが控えめで,それぞれのフルーツソースが楽しめる。見た目も百花繚乱という言葉がピッタリだ。
●井伊家の絆茶 700円(税抜)
井伊家のおもてなしお茶セット。少し甘みのある絆茶が美味しい。緑茶が苦手な人も楽しめそうだ。茶菓子のピンクの大福アイスは,1つはすぐに食べて,もう1つはアイスが溶けてから食べるのが筆者オススメ。
●両兵衛の計略パフェ 1100円(税抜)
黒田官兵衛と竹中半兵衛のイメージした和風パフェ。抹茶のアイスだけでなく,アイスの下には抹茶のスポンジもあって抹茶好きにはたまらない一品。モナカは半兵衛の武器である羅針盤をモチーフにしたもの。
●第六天魔王コーヒー 650円(税抜)
織田信長の冷酷さを苦みで味わえるアイスコーヒー。すっきりとした苦みで飲みやすい。生クリームでさらに苦みはまろやかに。金粉で魔王の威厳を表現しているとか。
●信之のいちごヨーグルトドリンク 700円(税抜)
真田信之の髪飾りをイメージしたミントの葉が飾られた,いちごのヨーグルトドリンク。甘酸っぱいいちごヨーグルトは,飲むデザート。
●松永久秀 平蜘蛛爆弾ドリンク 730円(税抜)
スミレシロップとソーダのドリンクにぶどうを入れた松永久秀の平蜘蛛爆弾ドリンク。蜘蛛の巣がプリントされたモナカとグラスのフチに付いているのはピンクのシュガー。ネーミングは凄いが,すっきりとした味わいでした。
コラボレーションメニューは,主に「KOEI TECMO CAFE&DINING」で考えられていて,料理の色合いなどは鯉沼氏サイドとキャッチボールしながら決めたという。ただし,三成と左近のオムライス&エビフライプレートについては,鯉沼氏自身が三成と左近というキャラクターに非常に思い入れがあるため,リクエストして入れてもらったとのこと。もちろん,オススメの一品とのことだ。
筆者も一通りのメニューを試食したが,とても美味しくいただけた。個人的に気に入ったのが,デザートの井伊家の絆茶。大福の1個は取材が終った後に食べたので,すでに大福の中のアイスが完全に溶けていたが,噛んだ瞬間に何とも言えない大福の柔らかさと,そして口の中に流れ出すアイスの不思議な食感がマッチして,1人で感動してしまった。実に変則的な食べ方ではあるが,機会があれば試してほしいところだ。
また,開催期間中は,1メニュー注文につき,12種類のオリジナルポストカードの中から1枚がランダムにプレゼントされる。ほかには来場特典として,コラボメニューを注文した人に,3種類の中からランダムでランチョンマットが1枚プレゼントされる。「ポストカードとランチョンマットのデザインは,歴代の戦国無双の豪華版であるトレジャーボックスの画集からピックアップしており,15年という年周を感じさせるものになっている」(鯉沼氏)という。
また,詳細は不明だが,第2弾からはスタンプ特典が追加されるようだ。
試食会最後には,鯉沼氏への囲み取材が行われたので,その模様を掲載して,本稿の締めとしたい。
――「戦国無双」シリーズ15周年を迎えたことについてコメントをお願いします。
鯉沼久史氏(以下,鯉沼氏):
今年2月11日で丸15周年を迎え,節目の周年ということもあって,「KOEI TECMO CAFE&DINING」のほうでコラボメニューを用意させていただきました。これまで,ナンバリングのほかに派生タイトルも含めていろいろなタイトルを出していますが,多くのユーザーさんからシリーズのこの後の展開なども期待されている中で,15周年というタイミングでこのような場を設けさせていただきました。
今年から次のステージに入ると思いますので,またユーザーさんの期待に応えられるべく,頑張りたいと思っています。
――戦国無双シリーズを作ってきて,印象深い作品はありますか?。
鯉沼氏:
ナンバリングを重ねるごとに,戦国時代をどう演出するかというところで苦労していますが,一番,印象深いのは,やはり1作目です。当時,「真・三國無双」シリーズが非常に好調で,「信長の野望」と「三國志」が対になっている中で,戦国時代の無双ゲームもあったほうがいいだろうということで作り始めました。三國無双シリーズは続いていましたが,戦国無双は,まずは作ってみようというチャレンジングなタイトルでした。
それと三國無双と同じ無双タイプのアクションゲームなので,どう差別化するかというところも大変でした。城を作ったり,城の中に落とし穴みたいなギミックを作ったり,アクションも剣と槍と弓だけではなく創作武器を作ったり,三國無双と差別化しながら独自路線をどう見いだすかというところを15年ほど前に苦労した覚えがあり,印象深いです。
――15年という長く続いてきた中で,最初は爽快なアクション部分が注目されていましたが,最近ではキャラクター部分も魅力に感じているユーザーさんも多いと思います。シリーズを続けてきた中で,要望や意見などで昔と今とで変化のようなものは感じられますか?。
鯉沼氏:
最初のPlayStation 2では,ハードのスペックとの戦いがあり,かなりテクニカルにプログラミングして一騎当千の爽快感を出すことができました。そういったアクションゲームとしての気持ち良さが多くの人に受け入れられたのかなと思っています。しかし,シリーズを重ねるにつれて,徐々にキャラクターに愛着がもたれるようになり,キャラクターゲーム寄りになってきた印象は受けます。
大河ドラマもそうですが,同じ戦国時代を描くにしてもいろいろなシナリオがあり,いろいろな視点で描かれていて,我々もいろんな視点,目線で描こうということで,爽快なアクションゲームの部分は大事にしながら,キャラクター性やシナリオ性も大事に作ってきたところが受け入れていただけたのかと思っています。
――この15年の間に新キャラクターや新システムの追加など進化してると思いますが,その中で,一歩踏み出すのに勇気が必要だった進化のポイントなどはありましたか?。
鯉沼氏:
1作目だけは,城にいろいろなギミックを入れて,城の攻略にただ登るだけでなく,さまざまなアスレチック的な部分を入れましたが,PlayStation 4では無理なく敵キャラクターをたくさん出せて,爽快感が飛躍的にアップしたため,急加速して突進して敵をまとめて攻撃する“神速アクション”を新しく入れました。使いすぎるとゲームとして面白くなくなるバランスでもありますが,チャレンジングに入れてみました。
――シリーズを重ねるごとにマンネリとの戦いというのもあったと思いますが,その中で思い出に残っていることはありますか?。また,先ほど新たなフェーズに入るとのことでしたが,現時点でチラリと話せることがありましたらお願いします。
鯉沼氏:
そうですね。毎回本能寺はやっていたりしますが,先ほどの大河の話と重なりますが,有名な話とかみんなが知ってるところは,視点を少し変えながらもやらなきゃいけないというところもあります。
ここまで戦国無双シリーズを続けてきて,いろいろなことはやったなと思っているので,今までのキャラクターなどを含めて,ここで一度,再考する必要があるだろうと思っています。戦国無双4が出て5年がたとうとしていて,次回作について,ようやくある程度,企画として練り上がってきたところですが,まだ正式に発表できる段階ではないです。今までのナンバリングの進め方というよりは,ガラリと変える方向でチャレンジしていきたいなと思っています。
――最後に,戦国無双シリーズファンや読者に向けて,今後の展望なども含めたメッセージをお願いします。
鯉沼氏:
今回,「KOEI TECMO CAFE&DINING」のほうで,こういう戦国無双15周年をみんなでお祝いしようねという,コラボカフェをやらせていただいているので,ぜひみなさん来ていただきたいと思っています。
次のナンバリングタイトルを期待されながらも出せなくて,本当に申し訳なく思っていますが,これで戦国無双シリーズが終わるわけではありません。次回作を発表できるまではもうしばらく時間をいただくことになってしまいますが,しっかり,次を考えながら進めていますので,ぜひ今後もご期待いただければと思います。
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- 編集部:簗島
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