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コロプラ,セールスランキングの操作を目的とした不適切な取引に関する調査報告書を公表。関与した従業員2名は8月13日付けで懲戒処分,取締役1名が辞任
あらためて,同取引について説明すると,これは,コロプラの役職者を含む従業員2名が,セールスランキングの操作を目的として,自社費用850万円をもってスマートフォンアプリ「最果てのバベル」(iOS / Android)に課金することを取引先に依頼し,6月13日に取引先が課金を実施した疑いがあるというものだった。
今回の調査は,本事象についての事実および経緯の確認ならびに,過年度を含めた類似取引の有無の確認,そして原因究明および再発防止策の提言を目的に実施された。
本日,コロプラ公式サイトに掲載された「特別調査委員会の調査報告書公表等に関するお知らせ」というIR資料によると,本事象について取締役1名が事前に認識していた可能性が高い旨があるという。
なお,過去において,本事象と類似した取引については認められなかったとのことだ。
調査報告書の公表に合わせて,関係者の処分内容も明らかにされた。まず,本件に関与した従業員2名は8月13日付けで懲戒処分。さらに今回の事態を受けて,取締役CCOの森先一哲氏から,8月13日付けで取締役を辞任したいとの申し出があり,受理したとのことだ。
このほか,コロプラの代表取締役社長兼CEO兼COOの馬場功淳氏と,同取締役CSOマーケティング本部管掌の長谷部 潤氏の月額報酬10%を3か月間にわたり減額することが発表されている。
特別調査委員会の調査報告書公表等に関するお知らせ(※PDFが開きます)
(C) 2018-2019 COLOPL,Inc.
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