プレイレポート
「BLADE ARCUS Rebellion from Shining」,新キャラクター6人と新システムにフィーチャーしたプレイレポートをお届け
前作「ブレードアークス from シャイニングEX」から,ゲームバランスの全体的な調整が施されただけでなく,新規プレイアブルキャラクター6人と新システムが追加となり,さらに待望のオンライン対戦モードも搭載された。今回は,新規要素にフィーチャーしたプレイレポートをお届けする。
「BLADE ARCUS from Shining」シリーズとは……
「BLADE ARCUS from Shining」シリーズは,セガゲームスの人気RPG「シャイニング」シリーズに登場するキャラクターたちが一堂に会する対戦格闘ゲームだ。2014年にアーケードで稼働を開始した後,2015年に「ブレードアークス from シャイニングEX」がコンシューマ機に向けて登場。そして今回,3年以上の時を経て「BLADE ARCUS Rebellion from Shining」が発売を迎える。
パートナーキャラクターとタッグを組んで繰り広げる2on2バトル
本作の対戦形式は2キャラクターを選択する2on2となっているが,試合中に動かせるキャラクターはメインキャラクターのみ。控えのキャラクターはサポートとして呼び出すことができるほか,1ラウンドごとにメインとサポートの交代が可能だ。使用するボタンは4つとなっており,Aボタンは弱攻撃,Bボタンは中攻撃,Cボタンは強攻撃,Dボタンはサポートに割り当てられている。
※ABCDボタンはコントローラやアーケードスティックのボタンに自由に割り当てが可能
サポート呼び出しには,画面下部に表示されているサポートゲージを消費する。攻撃方法は,D(1ゲージ),B+D(2ゲージ),C+D(3ゲージ),スーパーフォースアクション(※)中にD(4ゲージ)の4つの異なるアクションが用意されている
※スーパーフォースアクション:画面下部に表示されているフォースゲージを1本消費する超必殺技。演出としてキャラクターのカットインが発生する
D(1ゲージ) |
B+D(2ゲージ) |
C+D(3ゲージ) |
スーパーフォースアクション中にD(4ゲージ) |
シャイニングシリーズの世界観をストーリーモードで楽しむ
ストーリーモードは,CPUとの対戦を進めつつ,キャラクターごとに用意された物語を楽しめる1人用モード。物語は本作オリジナルのものとなっているため,シャイニングシリーズの原作を知らない人でも楽しめるはずだ。
ミッションモードとトレーニングモードで戦い方を覚える
本作には1人用の練習モードとして,ミッションモードとトレーニングモードが搭載されている。ミッションモードでは,各キャラクターの連続技が難度別に5つずつ収録されているので,新しいキャラクターを練習したい際は,まずミッションモードの連続技を確認しておくとよさそうだ。
対戦相手の状態や各種ゲージ状況を自由に設定した上で,連続技やセットプレイを練習できるのがトレーニングモードだ。ミッションモードで連続技を覚えた後は,こちらを使ってより実戦的に練習したい。
ゲームに慣れたらオンライン対戦の世界へ
前作の「ブレードアークス from シャイニングEX」にはなかったネットワークモードが本作には搭載されている。勝敗に応じてポイントを獲得し,ランキングを競い合う「ランクマッチ」で上位ランクを狙うもよし,「プレイヤーマッチ」で友人と対戦するもよし。練習の成果をオンライン対戦で思う存分披露しよう。
カスタマイズで自分だけのボイスセットに
カスタマイズでは,各キャラクターの必殺技や勝利時のセリフなどの音声を,プリセットされたものから選択できる。かっこいいものから面白いセリフまで,さまざまな音声が収録されているので,気に入ったボイスセットで対戦を楽しもう。
「シャイニング・レゾナンス リフレイン」から6人が新規参戦
本作では,2018年に発売されたRPG「シャイニング・レゾナンス リフレイン」から,新たに6人がプレイアブルキャラクターとして参戦を果たしている。ここではそれぞれのキャラクターの特徴と戦術を紹介していく。
■ソニア(CV:瀬戸麻沙美)
「アストリアの稲妻王女」と呼ばれる魔法騎士。盾と剣をバイオリンのように奏でることで,自らのゲージを溜めることができる“フォースチャージ”を使えるのが特徴。また,各種スーパーフォースアクションもゲージの残量に応じて強化できるので,効率よくゲージを溜めて,一気に大ダメージを奪おう。
■キリカ(CV:早見沙織)
龍翼弓コトノカグラを扱う遠距離キャラクター。弓を放つ“跳射”からの多彩な派生技や移動技の“燕落とし”で相手を翻弄できる。近距離での戦いは少し苦手なため,接近された場合は,無敵時間のある“舞翔”による切り返しを狙うといいだろう。
■ゼスト(CV:保志総一朗)
常に強者との戦いを欲する狂戦士のゼスト。軌道の低いジャンプやリーチの長い攻撃に加え,コマンド投げの“捕らえ蹴る”を扱う。最大の特徴は,スーパーフォースアクション“解き放て!”後の超人化。通常技と特殊技を小ジャンプでキャンセル可能になり,奇襲,固め,崩し,火力といったすべての性能が向上する。
■ユーマ(CV:島﨑信長)
竜の力を具現化した龍鳴剣ヴァンデルホーンを武器に戦う火力キャラクター。ジャンプBによるめくり攻撃やガードされても反撃を受けづらい突進技の“ラウンドスラッシュ”,ガードをこじ開ける“ボーンブレイカー”などで荒々しい試合運びを展開しよう。
■リンナ(CV:茅野愛衣)
魔法を主軸に戦う精霊使い。各種魔法を使うか,“レベルチャージ”を行うことでEXPゲージを溜め,レベルを上げながら戦うスタイルとなっている。1ラウンドごとにレベルはリセットされてしまうものの,ラウンド後半になるにつれて強くなるため,じっくりと試合を進めたいプレイヤーにおすすめの新キャラクターだ。
■エクセラ(CV:水樹奈々)
「神曲の竜騎士姫」の異名を持つドラゴンマスター。空中戦を得意としており,ジャンプ中に空中で停止しながら移動できるなど,ほかのキャラクターにできない軌道で攻撃を仕掛けられる。また,“ドラグーンダイブ”で空中から一気に急降下して接近することも可能となっており,さまざまな距離で戦える使いやすいキャラクターだ。
戦略を奥深くするスキルシステムとマテリアル
本作で新たに導入されたのがキャラクターごとに設定が可能な「スキルシステム」だ。。CPUとの対戦を楽しめるアリーナモードやオンライン対戦などで獲得できるコントラクトポイントを,コントラクトモードで石版にはめ込むことで,スキルやマテリアルが開放される。
スキルはコントラクトモードで開放後,キャラクターセレクト時にセットすることで指定の効果を発揮する。スキルの効果は攻撃力アップのようなシンプルなものから,サポートゲージを4本から最大6本に増やすものなどさまざま。メインキャラクターとパートナーキャラクターに1つずつセットできるので,自分の戦術に合ったスキルセットを見つけたい。
■主な共通スキルの効果
鬼神の剛:攻撃力が8%増える
アグロ:1ラウンド目にフォースゲージが120%溜まる
力の解放:フォースゲージが+1される(最大4)
悠久の竜奏騎士:サポートゲージが+2される(最大6)
ハイヒール:エモーションすると体力が4000回復する(1試合に1回のみ)
マテリアルは,試合開始時に使うことで強力な効果を発揮する消費アイテムとなっている。1度使うとなくなってしまうため,残数に注意して使っていきたい。
■主なマテリアルの効果
グラハムブレッド:体力が5%増える(全ラウンド)
エクササイダー:APゲージの回復量が5%増える(全ラウンド)
銀のペンダント:サポートゲージが20%溜まる(ファイナルラウンド)
オンライン対戦が実装され,長く遊べる1本に
「BLADE ARCUS from Shining」シリーズ初のオンライン対戦が搭載され,対戦格闘ゲームとして,長く遊べる1本となった。前作のプレイヤーはもちろん,シリーズをプレイしたことない人でもミッションモードやアートギャラリーモードといった1人用モードが充実しているため,しっかりと楽しめるはずだ。Tony氏の美麗キャラクターたちがヌルヌルと動き,対戦する本作をぜひ一度体験してみてほしい。
「BLADE ARCUS Rebellion from Shining」公式サイト
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