バンダイナムコエンターテインメントは本日(2019年2月19日),3月20日に発売予定の
「スーパーロボット大戦T」(
PS4 /
Nintendo Switch)で登場する4つのシステムについて情報を公開した。
その1つが本作で新登場となるシステム
「サポーターコマンド」だ。これは,原作でロボットに乗らず,戦闘にも参加しないキャラクターが,本作でサポーターとして戦闘に参加し,味方の部隊に様々な効果を与えるというもの。コマンドは,
S-SPという味方部隊で共有するポイントを消費するが,ポイントが残っていれば自軍フェイズ時にいつでも使用可能だ(同名コマンドは1ターンに1度)。
なお,S-SPはマップ開始時に最大値の半分で始まり,自軍フェイズ開始時に5上昇するとのこと。どのタイミングで使用するか――例えば,ポイントを溜めてから一気に使用するなど,色々な戦略が考えられそうだ。
このほか,これまでのシリーズで登場したシステムが改良された
「TACマネージメント」「サブオーダー」「スキルラーニング」などの情報が公開されたので,下のリリース文で合わせて確認しよう。
システム紹介「サポーターコマンド」
「サポーターコマンド」は「スーパーロボット大戦T」の新システムであり、原作でロボットに乗らず、戦闘に参加しないキャラクター(サポーター)が戦闘マップ中で味方部隊に様々な効果をもたらします。
(1)
各ユニットの個別コマンドに「サポーター」という項目が表示され、選択できるようになっています。
どのユニットからも「サポーターコマンド」は使用可能で、使用しても行動終了にはなりません(行動終了後も使用できます)。
(2)
「ハッキング」は、エド(カウボーイビバップのキャラ)の「サポーターコマンド」であり、1ターンの間、全味方ユニットの照準値を+20します。
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「サポーター」を選択した後、表示されるリストです。これは味方部隊で共有しています。ここから使用したい「サポーターコマンド」を選択します。
「サポーターコマンド」を使用すると「S‐SP(サポーターSP)」というポイントを消費します。
これは味方部隊で共有しています。「S‐SP」はマップ開始時、最大値の半分でスタートし、自軍フェイズ開始時に5上昇します。
なお、同名のコマンドは1ターンに1度しか使用出来ません。
また、「サポーターコマンド」はシナリオの進行と共に登録されていきます。
(3)
「海よりも深く」は、レイン(機動武闘伝Gガンダムのキャラ)の「サポーターコマンド」で、使用したパイロットのSP(精神コマンドの使用に必要なポイント)を40回復します。
(4)
「ぷーぷぷー」はモコナ(魔法騎士レイアースのキャラ)の「サポーターコマンド」で、使用したパイロットのExC(エクストラカウント=ユニットが様々な効果を得るエクストラアクションの使用に必要なパラメータ)が1つ上昇します。
(5)
「資金回収」はゴウト、ココナ、バニラの「サポーターコマンド」で、1ターンの間、全ての敵ユニットの撃墜時獲得資金を1.2倍します。
(6)
「資金回収」を使用した後に表示されるエフェクトです。
システム紹介「TACマネージメント」
インターミッションのメニュー「サイドプラン」の中にある「TACマネージメント」では、TacP(タックポイント=敵機の撃墜などで獲得できるポイント)を支払うことで味方部隊全体が様々な効果を得ます。
「TACマネージメント」には0〜6段階の「GRADE」があり、初期段階の「GRADE:0」では効果がなく、「GRADE:1」から効果が発揮されます。
各「GRADE」にはそれぞれ三つの効果があり、その中から一つを選択します。
なお、効果決定後の変更は出来ません。
(1)
TacPがたまった後、「GRADE:1」で用意されている「TacPアドバンス」、「ダブルアドバンス」、「コストアドバンス」のいずれか一つを選択します。
(2)
「TACマネージメント」画面では、ナビゲーターとしてラミィやメリルなど「スーパーロボット大戦T」のオリジナルキャラクターが登場します。
【GRADE:1の効果紹介】
TacPアドバンス………サブオーダー「トレーニング」の参加人数が一人増える。
ダブルアドバンス…………サブオーダー「シミュレーター」と「パトロール」の参加人数が、それぞれ一人増える。
コストアドバンス…………サブオーダー「資金調達」の参加人数が一人増える。
注)サブオーダーについては次ページをご参照下さい。
【GRADE:2の効果紹介】
SPアライズ………………毎ターン味方フェイズ開始時に回復する味方パイロットのSP(精神コマンドの使用に必要なポイント)の量が5から8に上昇。
リペアアライズ………………毎ターン味方フェイズ開始時、ユニットのHPとENが最大値の10%回復。HP、EN回復系の特殊能力を持つ場合、プラスされる。
フォースアライズ…………毎ターン味方フェイズ開始時、全味方パイロットの気力が+2される。
システム紹介「サブオーダー」
インターミッションのメニュー「サイドプラン」の中にある「サブオーダー」では、パイロットにオーダーを実行させることにより、戦闘マップをプレイすることなく簡単に経験値や資金、撃墜数、TacPを獲得できるシステムです。
前作では直前の戦闘マップに出撃したパイロットは「サブオーダー」に参加不可能でしたが、今作からはその制限がなくなっています(つまり、どのパイロットも「サブオーダー」に参加できます)。なお、1オーダーにつき最大8名まで参加可能です。
【トレーニング】
参加人数×20のTacPを得ます。
【パトロール】
参加した各パイロットが撃墜数2を得ます。
【シミュレーター】
参加した各パイロットが経験値500を得ます。
【資金調達】
参加人数×5000の資金を入手します。
今作ではプレイ中に特定の条件を満たすと、より大きな効果を得られる「Special Order(スペシャルオーダー)」が出現する場合があります。これにはパイロット1名のみ参加可能です。
【Special Order(スペシャルオーダー) の一例】
集中特訓…………参加したパイロットが経験値2500を得ます。
撃墜王育成………参加したパイロットが撃墜数10を得ます。
格闘修練…………参加したパイロットのパラメータ「格闘」が10上昇します。
射撃修練…………参加したパイロットのパラメータ「射撃」が10上昇します。
システム紹介「スキルラーニング」
「スキルラーニング」はインターミッションのメニューの一つであり、TacPを消費してスキルプログラム(パイロットの特殊スキルを生産したり、パラメーター上昇を行う)を生産し、パイロットを強化することが出来ます。
「スキル修得」では生産したスキルプログラムによって、一人のパイロットにつき最大30個まで特殊スキルを修得させられます。
前作では、特殊スキルを得るために予め決められたスキルルート(特殊スキルの開発順番を示すルート)を順次解放していく必要がありましたが、今作ではTacPがあれば一部を除いて好きなスキルプログラムから生産することが可能です。
スキルプログラムの生産 |
特殊スキルの修得(1) |
特殊スキルの修得(2) |