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「伝説対決」にNewメイジ。無敵&生存能力に優れた「マルヤ」によるソロレーン戦&集団戦での立ち回りを解説
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印刷2019/05/08 12:00

攻略

「伝説対決」にNewメイジ。無敵&生存能力に優れた「マルヤ」によるソロレーン戦&集団戦での立ち回りを解説

 Tencent Gamesがサービス中のスマートフォン向けMOBA「伝説対決 -Arena of Valor-」iOS / Android)に登場するヒーロー「マルヤ」を使い,ミドルレーンでの運用を想定した基本的な動き方を解説していこう。

敵に攻撃をヒットさせるごとにHPが回復するパッシブ効果や,一定時間無敵になるアビリティにより,生存能力が非常に優れている異色のメイジ
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 2019年4月11日に追加された新ヒーロー「マルヤ」は,遠距離攻撃が主体のメイジでありながら,粘り強くレーンに留まり続けられるポテンシャルを持った,珍しいタイプである。

 彼女はタンクとまで言うと語弊があるのだが,活用しやすいCC(クラウドコントロールの略:敵の行動を妨害する手段)を持ち,各種アビリティをMP消費なしで発動できることから扱いやすく,レーン戦での継戦能力も極めて高い。

 躍起になって迫ってくる敵には強烈なカウンターパンチをお見舞いし,相手がリコールしていくのを尻目に,自身は悠々とファームをし続ける……そういった戦法が得意中の得意である。

 対面の成長を阻害して“腐らせる”ことが可能な「マルヤ」は,相手にとってこの上ない驚異になるだろう。


レーンに居座り続けられる継戦能力の高さが強み
「マルヤ」のアビリティとレーン戦での立ち回り方を解説


 まずは「マルヤ」の性能を詳しく知っておこう。

 「マルヤ」はメイジ/タンクのクラスで,タンク的な側面はパッシブ効果に詰め込まれている。彼女のパッシブは,通常攻撃やアビリティを当てた敵の移動速度を低下させるほか,攻撃をヒットさせるごとに自身のHPも回復できる。

 HP回復のほうは,「マルヤ」のHPが少ないときほど効果が上昇する。そのため,レーン戦や集団戦での殴り合いでは,メイジらしからぬ粘り強さを発揮できる。

ミニオンや中立モンスターを攻撃してもHPが回復できる。たとえ大ダメージを食らっても,リコールを挟まずに立て直せるのが強みだ
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 アビリティ3「ゴーストウォーク」は,2秒間無敵になるとともに自身の移動速度を増加し,さらに発動時と終了時の2回にわたって周囲に魔法ダメージを与えられる。

 追撃や逃走にはもちろん,不用意に近づいてきた敵を返り討ちにすることもできるなど,「マルヤ」のレーン戦での強さに拍車をかけるアビリティだ。

「ゴーストウォーク」中も,通常攻撃やほかのアビリティが発動可能。敵を一方的に攻撃できる破格の瞬間だ
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 一方で,彼女の主力ダメージソースと言えるのは,アビリティ1「ダークパルス」だ。こちらは指定方向に衝撃波を飛ばし,敵に魔法ダメージを与えられる。

 加えて,アビリティ2「魂喰い」もダメージアップに欠かせない。こちらは「ダークパルス」と違い,対象指定アビリティとなるので乱戦の最中でも使いやすい。

「ダークパルス」の衝撃波は当たり判定が広く,複数の敵を巻き込むことも容易だ
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「魂喰い」は,「ダークパルス」よりも射程範囲が短い分,狙いを定める手間がないのが嬉しい
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 利点ばかりに見える「マルヤ」だが,純粋な攻撃アビリティは「ダークパルス」と「魂喰い」しか持っておらず,序盤のレーン戦においてはバースト(瞬間火力)に悩みがちである。「ダークパルス」でミニオンを巻き込みつつ,対面のヒーローも牽制しながら,不意に接近して「魂喰い」を放つなど,ダメージレースで負けない工夫を凝らそう。

 とはいえ,彼女の強みはレーン維持能力の高さである。ジャングラーなどと協力して対面をリコールまで追い込めば,もうこっちのものだ。敵のミニオンはロストさせ,自身はパッシブのHP回復を活かして,スレイヤーレーンやドラゴンレーンでロームする。これが強力な必勝パターンとなる。


レーン戦で得られたリードをさらに広げるため,
「マルヤ」の集団戦運用法&おすすめ装備を紹介


 「マルヤ」を使うことで,レーン戦でのデスやリコールを最小限に抑えられたのならば,その後の集団戦も少なからず不利を背負わずに挑めるだろう。

 ソロレーナー,とくにミドルレーナーが堅実にレーンに留まり続けていると,ジャングラーもカバーやギャンクに割く労力がグッと減り,それだけスレイヤーレーンやドラゴンレーンでのリードを作りやすくなるからだ。

 「マルヤ」自身も,装備が揃ってくる中盤以降はライフスティール能力にさらに磨きがかかるため,強気に攻めていける場面が増えてくる。集団戦では前線付近に位置取り,アビリティと通常攻撃でダメージを出し続けるといい。

 敵がこちらを狙ってくるようであれば,逆に「ゴーストウォーク」を軸にしたコンボを狙うチャンスだ。至近距離まで寄らせてから始動ダメージを当て,距離を取った後に「ダークパルス」と「魂喰い」を決めよう。相手のHPを削りつつ,自身はかなりの量のHPを回復できるため,コンボを決めた直後から戦列に復帰できる。

 また,あと一歩で敵をキルできそうといった局面でも「マルヤ」の強みが活きる。たとえ相手がタワー下に逃げ込んだとしても,「ゴーストウォーク」を発動すればタワーからの攻撃を気にせず,そのまま追い続けることが可能だ。バーストが出し辛い分,巡ってきたキルチャンスは確実にものにしていこう。

素の生存能力の高さを加味し,タレントは「処刑」を選んで脱キル能力を高めておくというのもひとつの手
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 「マルヤ」で集団戦を戦い抜くためにも,装備には気を配りたい。アビリティ使用時にMP消費がなく,手数で押すタイプの彼女は,「悪魔の微笑み」などクールダウン速度の減少効果を持つ装備との相性がいい。また,ライフスティール性能と生存能力を底上げする意味でも,「生命の杖」はぜひとも積んでおきたいところだ。

 対して,敵が「死呪の刀」や「死神の台帳」などのライフスティール阻害装備を積んでいる場合は注意しよう。こちらの肝心な長所を潰されてしまうので,普段よりもセーフティな立ち回りを心がけなければならなくなる。

前線に留まりやすい持ち味を活かして,終盤に「賢者の領域」を積むビルドも人気が高い
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 「マルヤ」による立ち回りの解説は以上となる。

 今回はミドルレーンでの運用法を紹介したが,「マルヤ」は近接攻撃主体のウォーリアやタンクに対しても滅法強いため,スレイヤーレーンでのピックも有効とされている。

 近距離でのダメージ交換に慣れていない初心者であれば,スレイヤーレーンの入門用ヒーローとして,またスレイヤーレーンで猛威を振るう「アルム」や「マロック」へのカウンターとしても,使えるようになっておくと嬉しいヒーローだ。

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